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専門知識がなくてもホームページは作れる

 いまやスマホやパソコンの普及率は70%を超え、多くの方が情報を収集するためにインターネットを利用しています。飲食店の情報を探す場合も例外ではなく、たくさんのグルメサイトやSNSでお店の情報を得る時代となりました。

 だからこそ、店舗経営において欠かせないのが「インターネットでの情報発信」です。その媒体として、ホームページ(WEBサイト)やTwitter、Facebook、Instagram、LINEといったSNSなどがありますが、日常でも使用していて比較的手軽にアカウントを作成できるSNSと違い、ホームページの制作はハードルが高いと感じている方が多いです。確かにひと昔前は、ホームページの制作は専門知識がないと難しく、更新する作業にも手間がかかりましたが、今では便利なホームページビルダーが開発され、インターネットに疎い方でも簡単な操作でホームページの作成が可能になりました。具体的にどんな作業をすればホームページを作れるのか解説していきます。

<簡単にホームページを作成できる無料ツール4選>

① グーペ ② Ameba Ownd(アメーバオウンド)
③ Jimdo(ジンドゥ)
④ WIX(ウィックス)

① グーペ https://goope.jp/service/function GMO証券などでおなじみのGMOインターネットグループが提供している、無料ホームページ作成ツール。あらかじめ飲食店向け、サロン向け、医療・福祉向けなど、業態に応じたテンプレートが作られているため、写真とテキストを用意するだけで簡単にホームページを作成できます。直感的に操作できるだけじゃなく、デザインも良く、機能も充実しています。どんな機能があるかというと、お店の定休日やイベントなどを入力できる「カレンダー」や、お店への予約を受け付ける「予約フォーム」、「求人情報」まで掲載できます。グーペで作ったホームページは、スマートフォンやタブレットでも最適化された状態で表示することができ、URLが変わらないままアクセス可能なのも嬉しいポイントです。店舗のホームページに備えるべき機能はほぼ網羅されていて、初心者でも簡単に作ることが可能です。

② Ameba Ownd https://www.amebaownd.com/
Ameba Owndは、AmebaやAbemaTVを運営しているサイバーエージェントが提供。シンプルでオシャレなデザインテンプレートを豊富に用意していて、カラーや文字のフォントも変えることができます。様々なSNSアカウントと連携することが可能で、例えばInstagramに投稿した画像をホームページ上にも簡単に転用できる便利な機能があります。ブログ機能を備えているので、文章を書くのが得意であればコラムなどの読み物コンテンツを投稿するのもよいでしょう。全体的に無駄のない、スタイリッシュなホームページを目指せるサイトなので、若者を顧客ターゲットに据えた店舗におすすめです。

③ Jimdo https://jp.jimdo.com/
Jimdoは、ドイツ発のホームページ作成サービスです。日本ではKDDIウェブコミュニケーションズが運営しており、サポートも充実しています。すでに世界1500万サイト、日本でも100万以上のサイトがJimdoを使って作成されており、操作性には定評があります。Jimdoもほかサービスと同じくたくさんのデザインテンプレートを用意しており、ビジネス向け、ショップ向けなど、それぞれに特化したテンプレートもラインナップしています。Jimdoは写真の見せ方が上手なテンプレートが多いため、カフェやレストランなど、写真映えする業態と相性が良いと思います。さらに、スマホアプリもあるため、外出先からスマホで更新する利便性も備えています。

④ WIX https://ja.wix.com/
WIXは、イスラエル発のホームページ作成ツールです。Jimdoに並んで世界的に支持されているメジャーなホームページ作成ツールで、日本語にも完全対応しています。WIXはデザイン性・機能性ともに大変優れており、飲食店やサロンなどの店舗はもちろん、企業のコーポレートサイトにも使用されています。WIXのウリは、オンライン予約システムも無料で導入できるところです。EC機能やオンライン決済機能なども備えているので、様々な業態で活用されている理由がよくわかります。また、ホームページに使える高画質の写真や動画素材を2,000点以上用意しているため、イメージづくりにも効果的です。

<ホームページに掲載したい内容とは?>
ホームページ作成ツールで、無料で簡単にホームページを作成できることは理解できたと思います。では、実際に作成をする上で、ホームページにどんな情報を掲載すればよいか整理していきましょう。

●必ず掲載するもの
店名、お店のロゴマーク、メイン写真、あいさつ文(どんなお店かを簡単に紹介する)、メニュー(メニュー名、写真、価格)、店舗情報(住所、電話番号、営業時間、休業日、地図)、お知らせ、お問い合わせ先

●更新していくもの
・お知らせ……夏季休暇や年末年始休暇など、お知らせしたい内容があれば都度更新
・メニュー……季節のメニューや限定メニューなどがあったら追加します。価格改定やメニューの変更があればすぐに対応しましょう
・メイン写真……長期間同じ写真では飽きられてしまう可能性があります。季節ごとにオススメのメニューなどの写真に変えていくと目新しさも生まれます

 ホームページは、“作ったら終わり”というものではありません。SNSほどの更新性は必要ありませんが、ホームページにアクセスする人は正しい情報を求めているので、情報が間違ったまま掲載されていたり、古いまま放置されているのは大問題です。定期的にメンテナンスをしながら、常に最新の情報を掲載するようにしてください。

WEBとSNSは併用する

 ホームページでお店の情報を網羅したら、SNSは運用しなくてもよいのではないかと思われがちですが、ホームページとSNSの両方を使ってこそインターネットを販促活用していると言えます。ホームページは情報の正確性、信頼性を求められるのに対し、SNSは即時性、拡散性が求められます。お店の基本情報はホームページで踏襲しつつ、リアルタイムな情報はSNSに投稿して多くの人の目に触れるようにしましょう。

<SNSの種類と特性>
 個人から企業まで、多くの方が利用しているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。いま世界に代表されるSNSといえば、Facebook、Twitter、Instagram、LINEの4つですが、それぞれ特徴が異なります。販促に活かすにはどのように使えばよいのでしょうか。

●Facebook
 Facebookは、SNSの先駆けとして2011年頃から日本で普及しました。Facebookは実名登録制のSNSであるため、利用者同士の繋がりがリアルであることが特徴です。ファミリー層やビジネスマンが多く利用しており、ファミリー、ママ向けの店舗や高級志向の店舗と相性のよいSNSでしょう。Facebookは文字数制限がなく、コラムなどの長い文章の投稿にも向いています。さらに、現在地を知らせる「チェックイン機能」をお客様に使っていただくことで、お店の情報を広く拡散することができます。

こちらもチェック!
canaeru記事『Facebookは店舗ホームページの代わりになる!4つの上手な活用術』

●Twitter
 爆発的な拡散力を持ち、情報が瞬時に広がるTwitter。芸能人や政治家のほか、多くの企業がTwitterアカウントを持ち、自社製品やブランドをアピールする傍ら、気軽にユーザーと交流をしています。Twitterは140文字という文字数制限がある短文メディアで、その場で感じたことや起きた出来事を気軽に投稿する特性があります。
その反面、何気なく投稿した内容が炎上してしまう危険性もあるので、発言には注意したいところです。店舗の販促では、Twitterの拡散力を活かしたキャンペーンや思いつきで発信するゲリラ型キャンペーンといったプロモーションに活用できます。最近では、アルバイト先のレストランの客足が悪いことを危惧した学生が、お店に来店するよう求めたところ3万回以上リツイートされ、連日満員になるといった事例が話題となりました。

●Instagram
 いま最も勢いのあるSNSといえば、Instagram(インスタグラム)。Instagramは写真に特化したSNSで、若い女性を中心に人気を集めています。Instagramはその特性から、写真ありきの投稿が重要になります。見栄えのよいスイーツや、シヅル感溢れる料理、着てみたいファッションコーディネイトなど、ユーザーの心を惹き付ける写真が反響を左右します。若者向けのカフェやレストランなど、店内の装飾や料理の盛り付けにこだわったお店は、Instagramを使ってユーザーの共感を呼んでみてください。

●LINE
 いま日本で最も使われているSNSは、緑色のアイコンでおなじみのLINEです。国内ユーザー数は6,800万人を超え、そのうち毎日LINEを利用している人は70.8%にものぼります。LINEは主にメッセージツールとして利用されていますが、販促でLINEを活用する場合「LINE@」という機能を利用するとよいでしょう。LINE@は無料でアカウントを作ることができ、店舗のLINE@アカウントを「友だち」登録してくれた人にメッセージや写真を一斉配信することができます。キャンペーン情報や新メニューの情報、クーポンの配布などに活用することができます。しかし、「友だち」の登録者数が1,000人を超えてしまうと有料プランへ切り替える必要があります。LINEは幅広い年齢層に浸透しているので、業種・業態を問わず、ぜひ利用してほしいSNSといえるでしょう。

SNSでは地域コミュニティでの告知も活用しよう

 先述した4つのSNSは不特定多数の人に向けたサービスですが、地域に特化したSNSも存在しています。例えば、ご近所SNS「マチマチ」(https://machimachi.com/)は、ご近所さんと町の子育て情報やオススメのお店などの情報を交換できる、ご近所限定の掲示板です。登録は無料で、地域を丁目まで絞って設定できます。販促ツールとして活用する場合は、お店のアカウントとわかるように設定をして、定期的に投稿してみましょう。まだまだ影響力の弱いSNSではありますが、初期段階で参入することで注目を集めやすくなります。

まとめ 「SNSやWEBサイトの活用術」
  • ・簡単にホームページを作成できる無料ツールを活用しよう
  • ・ホームページは“作って終わり”ではなく、正しい情報を維持することを心掛ける
  • ・ホームページでは基本情報を、SNSでリアルタイムな情報を発信しよう
  • ・Facebook、Twitter、Instagram、LINE、相性のよいSNSを選んで運用してみよう
  • ・成長が期待される、地域に特化したSNSにも注目

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