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起業アイデアの出し方15選!具体例や成功につながるポイントも解説

起業アイデアの出し方15選!具体例や成功につながるポイントも解説

起業をするためには、「どんなジャンルでどんな事業に取り組むか」という起業アイデアが重要です。事業が成功するかどうかは、起業アイデアの内容に左右されると言っても過言ではありません。

しかし、起業アイデアがなかなか思い浮かばず、悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。そんな方のために、この記事では、起業アイデアを生むために取るべき行動や具体例などについて紹介します。

起業したいと考えているものの、具体的なアイデアが思い浮かばず悩んでいる方は、ぜひご一読ください。

0円起業のアイデア例

店舗ビジネスはある程度まとまった金額の初期投資が必要ですが、昨今では開業資金0円で起業する「0円起業」を行う人が増えていると言います。0円で起業できるビジネスを3つご紹介します。

また、本当に0円で起業できるのか?という疑問について深掘りした記事を以下に掲載しています。あわせてチェックしてみてください。

関連記事 独立開業は0円で可能?低資金で成功するポイントや成功例もご紹介

Webクリエイター

エンジニアやWebデザイナーといったWebクリエイターは、すでにスキルがある人であれば初期費用を抑えてスピーディーに起業できるところが魅力の職種です。作業用のパソコンがあれば始められるため、最低限のコストで起業ができます。

また、納品データの受け渡しや打ち合わせをオンライン上で行えば、近くのカフェやコワーキングスペース、自宅など、自分の好きな場所で働くことも可能です。自由度の高さを重視する方であれば、ストレスをあまり感じることなく働けるでしょう。

動画配信者

近年、動画サイトの普及により、動画を投稿して収益を得る「動画配信者」が増えています。

動画配信者は、動画の再生数に応じて、またはライブ配信中に視聴者からお金を受け取れる「投げ銭」システムで収益を得るのが一般的です。利益は人によって大きく異なりますが、人気の動画配信者になれば数千万単位のお金を稼ぐこともできる夢のある職種です。

編集・撮影ができるパソコンやスマホがあればすぐに始めることができるため、挑戦する敷居は高くありません。また、動画配信者として上手くいかなかったとしても、身に付いた編集スキルを活かして動画編集者に転身することも可能です。

ただし、本格的な動画を作成するためには機材を揃えたり、編集ソフトなどを使いこなしたりする必要があるため、収入を得られるようになるまでが大変だという点は覚えておきましょう。

コンサルタント

コンサルタントとは、個人や法人に問題解決のアドバイスを提供するサービスで、会社員時代にコンサルティングの実績を積んでいた方に人気の起業です。コンサルタントになるためには特別な資格は不要で、スキルがあれば身体ひとつで起業が可能です。

また、「転職コンサルタント」「婚活コンサルタント」などジャンルも幅広く、最近ではオンラインで相談する機会も増えており、勤務場所を問いません。ただし、起業して顧客を獲得するための販促費用(ホームページや名刺を作成するなど)は必要です。

オンライン講師

何かしらのスキルや専門的な知識がある方は、オンライン講師がおすすめです。ネット環境が整っていれば、ビデオ会議サービスなどを使って自宅にいながら講義を行えます

また、オンライン講師であれば一般的な講師業とは違って教室やレンタルスペースなどを用意する必要がないため、その分初期費用を抑えられるところもメリットです。安定して通信できる環境とパソコンが1台あれば、すぐに始められます。

生徒の居住地に関係なく講義を行えるため、教室で行う場合と比べると集客もしやすいでしょう。ただし、SNSやWebサイトの活用など、ネットでの集客は必須です。

ネットショップ

コロナ禍で急激に市場が伸びたネットショップは、女性におすすめのビジネスです。実店舗を持たず、初期費用を抑えながらローリスクで起業できるメリットがあります。また最近では、簡単にネットショップを始められるECモールが多く登場しており、ショップを管理する負担も少なく済みます。

さらに、一人で起業できることもネットショップの魅力のひとつ。顧客と対面で会話する必要がないため、対人コミュニケーションが苦手という方におすすめです。

洋服や電化製品といった一般的なジャンルではなく、ニッチなニーズが潜在している可能性もあり、精通しているジャンルでネットショップを開業してみてもよいかもしれません。

代行業

代行業も自宅開業できるビジネスとして人気の業種です。たとえば、掃除代行(ハウスクリーニング)は訪問先へ行って仕事をするため、店舗を持つ必要がありません。掃除道具を保管する場所は必要ですが、自宅あるいはレンタルスペースを活用することで解決します。

ほかにも、営業代行や運転代行、家事代行、ベビーシッター、さらには会社設立を代行するサービスなどが存在しています。自分の技術や経験を活かせるケースが多く、スキルひとつで始めやすい仕事と言えるでしょう。

日常生活から起業アイデアを生み出すためのコツ5選

起業のアイデアは、実は「日常生活」の中にヒントが潜んでいます。世の中にある大半の商品やサービスは一定層にしか響かない奇抜なものではなく、多くの人にとっての生活の困りごとや悩みを解決するためのものです。そのため、日常生活の中からアイデアを探す方法が起業の近道と言えます。

普段の何気ない生活の中でも不便と感じるもの、こんな機能があればいいのにと思うことがないか常にアンテナを張っておくとよいでしょう。そういった気づきが生まれやすい、日常生活の行動を5つ紹介します。

●インターネットを活用する

起業アイデアが出てこない方は、インターネットを活用して自分の中にある情報量を増やしてみてください。

ネットサーフィンをしたりSNSを閲覧したりすることで、起業に関する知識や市場の情報を得られます。それがヒントとなり、起業のアイデアが生まれやすくなるでしょう。

とくにSNSでのトレンドや口コミなどは、消費者のニーズを知ることができる重要なトピックです。より具体的なニーズを把握して起業アイデアに活かすためにも、細かくチェックしておきましょう。

<起業アイデアの例>
・SNSでの口コミからユーザーのニーズを把握し、それをヒントに商品を開発する
・ネットのトレンドを調査し、そのトレンドをヒントに起業する

●本を読む

本を読んで自分が持っていない知識をインプットすると、視野が広がってアイデアを生み出しやすくなります。

本にはさまざまなジャンルがありますが、中でもビジネス書は起業アイデアのヒントになりやすい情報が記載されている傾向があるためおすすめです。

<起業アイデアの例>
・新しく得た情報を元に商品開発する
・経営者が執筆した本を読んで起業のヒントを得る

●家族や友人と会話する

自分と違う考え方やキャリアを持つ家族・友人と会話すると、起業アイデアのヒントが得られることがあります。

自分とは違った考え方を持つ人と会話をすれば、これまで気付かなかったニーズを知るきっかけにもなるでしょう。ふとした会話から起業アイデアが生まれる可能性もあるので、家族や友人とは積極的に交流することをおすすめします。

<起業アイデアの例>
・友人が勤めている職場で必要なサービスを聞き出し、新しいサービスを考える
・自身と異なるキャリアを持つ家族に起業アイデアを聞いてみる

●人の不満や困りごとを聞く

起業アイデアのヒントを得たいときは、人の不満や困りごとに耳を傾けてみてください。不満や困りごとを聞くと、消費者が求めるニーズを把握できるため、その内容を元にすれば需要のあるサービスを開発しやすくなるでしょう。

<起業アイデアの例>
・「夜に眠れない」という困りごとに対して、快眠グッズを開発する
・家具の機能に不満があるなら、その不満を解消できる家具を開発する

●日常生活で「面倒」と感じるポイントを探す

起業アイデアを生み出したいときには、普段の生活を送る上で「面倒だな」と感じるポイントを探してみましょう。

多くのサービスや商品は、人が「面倒」だと感じる要素を排除するためにグレードアップしてきました。自分が面倒だと感じる点が見つかれば、その要素を排除した新しい価値を生み出すことができます。

たとえば、下記のふたつは「面倒」という要素を排除して進化した代表的な家電です。面倒と思うポイントはメモなどに控え、下記の例のように起業に活かせないか考えてみましょう。

<「面倒」という要素を排除した例>
・洗い物が面倒→食洗機
・掃除が面倒→自動掃除ロボット

起業アイデアを成功に繋げるためのポイント

経営は景気に左右される場合があるため、状況によっては起業アイデアが上手に形にできない可能性もあります。しかし、せっかく起業アイデアを思いついたのであれば、できる限り成功させたいと考えるでしょう。

ここからは、起業アイデアを成功に繋げるためのポイントについて紹介します。これから起業をする方は、ぜひ参考にしてください。

市場調査を入念に行う

新しいサービスや商品を開発・展開する際は、事前に入念な市場調査を行いましょう。

自分では需要があると感じていても、ほかの消費者も同じように思っているとは限りません。需要の有無を見誤ると、せっかくの起業アイデアが失敗する可能性もあります。

成功する可能性を高めるためにも、展開するサービスや商品の需要はあるか、あるとすればどんな層に需要があるのかなど、市場調査は徹底してください。

適切な価格設定を心がける

起業してから間もない時期は、集客のために提供するサービスや商品の価格を安く設定しがちです。

しかし、価格を安くしすぎると「忙しいのに利益が全然伸びない」という状況に陥ってしまう可能性があります。忙しいのに利益が伸びない状況では、利益を伸ばすために試行錯誤する時間を確保できず、経営がストレスになってしまいかねません。

また、最初に設定した価格が安すぎると、集客面への不安から一般的な価格に戻しにくくなると考えられます。サービスや商品の値段は安すぎず高すぎず、適切な価格設定を心がけましょう。

起業アイデアを形にした後は現状維持をしない

起業後に事業が軌道に乗ってきた場合、経営の安定感を求めて事業を現状維持に留めてしまうケースがあります。

しかし、事業の現状維持はできるだけ避けましょう。現状維持をしている限り今より成長することはできず、これからの選択肢が「現状維持」か「衰退」のどちらかになってしまいます。

せっかく上手くいった起業アイデアを発展させないのは、もったいないと思います。自分の起業アイデアをよりよいものにするためにも、立ち止まらずに成長し続けるように意識しましょう。

起業アイデアを形にするためにも入念に準備を進めよう

自分だけで起業アイデアが思いつかないときには、新しい価値観に触れることが大切です。実践できる具体的な行動として、普段とは違う場所へ出掛けたり、今ある趣味や特技を極めたりすることが挙げられます。

斬新なアイデアを出すためにも、人との会話やネット・本で得た情報など、さまざまな価値観に触れるとよいでしょう。

また、起業アイデアを形にするためには、事前に入念な準備を整えておくことが重要です。準備に不安がある場合は、「canaeru(カナエル)」をはじめとした開業準備を支援してくれるサービスを活用し、万全な状態で起業に挑戦しましょう。

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参考記事:起業準備としてやっておくべきこととは?必要なものや具体的行動について解説!

この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント

○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。

○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
開業資金に関する相談、物件探し、事業計画書の作成やその他の店舗開業における課題の解決に取り組む。

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