近年、乳幼児から成人まで、特定の食物が原因でアレルギー症状を起こす人が増加しています。
そのため、飲食店のメニューにアレルゲンとなる材料を使用しているかどうか、注文前に確認されるお客様が多くいらっしゃいます。
誤って口に入れてしまうと重篤なケースに発展する場合もある食物アレルギー。
食品を提供する飲食店側は、どのような対応をすればいいのでしょうか。
飲食店が食物アレルギー対策をとる必要性
私たちの体には“免疫反応”といって、侵入してきた異物を攻撃して体を守る働きが備わっています。
本来ならばとってもありがたい免疫反応が、攻撃する必要性のないものに対して過剰に反応することで様々な症状を引き起こしてしまうのが、アレルギー反応です。
その中でも特定の食物が原因となるものを、食物アレルギーと呼んでいます。
アレルギーを持つ患者さんご自身やご家族は、口に入るものに関してかなり注意をされています。
にもかかわらず、飲食店でお客様があやまって口にしてしまいアレルギー症状を引き起こしてしまった…
