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2017/08/14

「女性が起業・独立・開業を考えた時、何が必要で、どうあるべきか?」一般社団法人夫婦円満協会 代表理事 起業家 古山直美×WOMe編集長×canaeru編集 リアル対談<前編>【女性の開業】

独立・起業・開業したい女性に向けて「大切なこと」を今の生の声でお届けする対談企画!
20代後半で離婚、学歴なし、キャリア無し、一文無しのがけっぷちで夜の世界へ・・・その経験を活かし、現在、夫婦円満協会を立ち上げ代表理事を務め、起業家でもある古山直美さん。波乱万丈な人生から独立・開業した彼女と、人気の女性情報メディア「WOMe」編集長・村上香、独立・起業・開業したビジネスパーソンを年間100人以上も取材してきたcanaeru編集部・浜野浩子がリアル対談の前編!


起業で大切なコトは男性の力を“正しく”借りること

浜野
こんにちは。古山さんはじめまして。WOMeさんでの連載を大変楽しく拝見しております。今日はよろしくお願いいたします。村上編集長もよろしくお願いします。

古山
わあ! 嬉しいです。ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いいたします。

村上
よろしくお願いします。

浜野
さっそくですが、古山さんは専業主婦から離婚、夜の世界に入られて、その後、卒業し自身で起業され、なかなか激動の人生だと思うのですが。

古山
そうですね(笑)私も10代の頃、まさかこんな風になるとは思いませんでした(笑)

浜野
すごい度胸と思い切りだと思います。canaeruの読者はこれから起業・開業をされる、という方々で、まさにその度胸と思いきりが必要だと思うのですが、古山さん自身、起業・開業するにあたって最も大切なことはなんだと思われますか?

古山
そうですね…。ズバリ、"依存する"でしょうか。

村上
依存する? どういうことでしょう?

古山
男の人の力を上手に借りる、ということです。ひとりで気負って頑張りすぎないこと。男性に頼らなきゃいけない側面というのは必ずあるんです。例えば、私は夜のお仕事を辞めた後、ラブセラピストRという肩書で活動を始めました。するとですね、よからぬ想像した男性から無言電話がかかってくるようになったんです。

浜野
なるほど…それはエステサロンやネイルサロンなどを経営している女性たちにも多いことですね。女性がひとりで仕事をしているということが分かっているからターゲットにされやすい。

古山
そうなんです。で、私はどうしたかというと、健全な活動をしているということを世の中にきちんと認識していただくために、セミナーや講演会などで出会った、真面目な男性たちとの写真や出会った場所や内容について、SNSで発信していくことにしたんです。真面目に活動している、ということを印象付けるためにです。これは立派に男性の力を借りる、きちんと正しく"依存する"ということです。

浜野
きちんと正しく依存する…確かに、濃厚な営業は女性の方が上手いといいますね。きちんと上手に女性の力を使って、仕事をとってくる。

古山
そう、それってすごく大切なコトです。

村上
ただ、そういうカタチで仕事をすると、同性からも男性からも「女の力で仕事とりやがって」みたいな、"やっかみ"をされることも多いですよね。

古山
そうなんです。でも周囲の目を気にして自分の目標やりたいことが達成できないのであれば本末転倒ですよね。また、そういうカタチで自分が仕事をするのを許せない女性もいますね。特に起業する、という方は「自分ひとりの力でなんとかやってやるんだ!」という意識も強かったりするのではないでしょうか? 私も以前はそうでした。でも違うと思うんです。この世の中には男性と女性がいる。それはお互い戦うためにいるわけではない、手に手を取り合って、共存してよりよく生きるためにお互いが存在しているんです。

村上
本当にそうですね…ついつい男性に負けまいと肩ひじ張って、歯を食いしばって踏ん張りがちですが…本来そういうことではない。

古山
はい。私は子どもの頃から父にことある毎に「男じゃないんだから」と言われて育ちました。そのためか、「男性には絶対に負けたくない!」と思うようになったんです。で、とにかく戦う。男性と戦う、彼氏とも戦う、夫とも戦う(笑)当然プライベートがまったくうまくいかなくて、結局離婚することになりました。そして、無一文で何の手に職もない私は夜の世界に入り、生きていくことになったんです。

浜野
そこで、飛び込めるって本当にすごい度胸だと思います。

古山
反省もあったんです。なんで今まで男性と戦う道ばかり選んできたんだろうって、そうじゃなくて、女性に生まれてきたからには女性としての能力をきちんと使って生きよう! って。そう思いました。

肩の力を抜いてリラックス。笑顔でいれば自然と人が集まってくる

村上
わかります。私は他の人の力を借りるのが本当に苦手で。それは男性だけじゃなく女性に対してもそうなんです。でも、こういう責任ある立場になって、後輩や部下がどんどんできてくると、彼らを育てることも私の役目になる。きちんと依存して力を発揮してもらわなきゃいけないんですよね。そうしないと育っていかない。

古山
そうです。それぞれ適材適所、という言葉もあります。お願いできることはお願いする。女性がやった方が上手くいくことは女性がやり、男性がやった方が上手くいくことは男性にお願いすればいいんです。そうやって肩の力を抜くといろんなことが楽になります。

浜野
ついつい起業・開業する時って、周りが見えなくなって力が入りすぎて、男性になめられちゃいけない! 同業者の女性になめられちゃいけない! 周りはみんな敵! 自分で頑張らなきゃ! って空回りしてしまうことも多いんですよね。

古山
わかります。でもそうやってカラダ中、力が入って頑張りすぎている女性って……傍から見ていて楽しそうじゃないですよね。楽しそうじゃない人には人が集まってこないんです。みんな楽しくなりたいですから。だからリラックス! お願いできるところはどんどん依存してお願いする。そうやっていると、自分自身が楽しめて、それが周りにも伝わってどんどん人が集まってきて、巻き込んでいける。そして頼れる人たちの輪もどんどん広がっていくんです。

村上
本当にそうですね。楽しむ、楽しそうであるって大事。

浜野
楽しそうじゃないと…周りの人はリスペクトできないかも。

古山
ええ。真面目な人ほど、「ちゃんとしなきゃ!」って頑張りすぎちゃって、ちょっとつまづくと「なんでできないの!?」と自分のことが許せない。でもそれじゃあ、楽しいことはいつまでもできない。ちゃんと自分を許して、リラックスして、周りを頼って笑顔でいなきゃ。

目標設定は数字プラス○○○

浜野
しかし、難しいなと思うのが"楽しい"ということがイコール"お金が稼げる"ということではないということですよね。特に独立起業するとなると……嫌なこともたくさん乗り越えなきゃいけないのも事実です。

古山
そうですね。ですから、"なんのためにそれをやるのか"という認識をもっているということがまずは一番大切だと思います。あとは前提として"お金を稼ぐことは楽しいこと"って思うこと。ついつい日本人って"お金を稼ぐ"イコール"楽しくないこと"って思いがち。あとは「お金を稼ぎたい」っていうと「はしたない」っていうイメージを持っていたり。でもそんなことはないですよね。

村上
そう。お金は大切(笑)

浜野
まさに(笑)大切です。

古山
私は自分ひとりで仕事をスタートしたときに、手帳に目標を書きました。そして「これができたらその時自分はどんな自分になっているか」というなりたい自分を書いたんです。さらに「その目標が達成できたらこれをやろう!」という自分ご褒美を設定したんです。女性って数字を見るのが苦手ですよね。「○○万円売り上げる!」という目標を設定したとします。でも…数字だけだと、ぜんぜんピンとこないし、やる気がでないんです。それが「○○万円売り上げたら、憧れのあのホテルのラウンジでティータイムを過ごそう」とか設定すると、がぜんイメージがわいて、やる気がでるんです。

浜野・村上
わかります!

古山
さらに組織化して、女性の従業員を雇うようになった時にもそれは役に立ちました。それこそ上からの命令で「○○万円達成しろ!」って言われても……やる気出ませんよね(笑)

浜野・村上
(苦笑)

古山
そんな時に「○○万円達成したらクルージングしよう!」っていうんです。するとみんな目の輝きが変わります。「直美さんがんばります! がんばってクルージングしましょう!」って言ってくれるんです。

浜野
それで、達成したときに、ちゃんとクルージングに行ったんですか?

古山
はい! 行きました!

浜野
素晴らしい! 実際、そういうエサだけぶら下げて、実行しない経営者…実は多いんですよ…。

村上
企業だと特に期が変わって予算が…とかなって、うやむやにされちゃうことも多いですしね。

古山
それじゃあ…人は裏切られたという想いから次からやる気を出してはくれないし、そもそも心が離れていってしまいますね。

浜野
起業家としては、ゆくゆくのことも考えて求心力を養わなきゃいけませんね。その為には、こういう意識の持ち方、実際の行動、すごく大切ですね。これから起業・開業・独立する方たちにはぜひ頭の片隅に置いておいて欲しいです。

話しは後半へ続きます。
さらなる高みを目指すにはどうしたらいいか、男性と女性がビジネスの場でウインウインの関係を築くにはどうしたらいいか、というお話です。

「WOMe」の古山直美さん対談記事をみる>>

WOMe×canaeru 特別企画! ラブセラピスト 古山直美さんとアラフォー女性のリアル本音トーク【前編】
WOMe×canaeru 特別企画! ラブセラピスト 古山直美さんとアラフォー女性のリアル本音トーク【後編】

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