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欲しいものがあるときや旅行にいきたいときなど、もう少し収入を増やしたいと思い副業をしようと考える方は多いでしょう。
副業に挑戦するときは、報酬や内容だけでなく「案件の安全性」も重視したいところです。不要なトラブルを避けるためにも、安全に取り組めるかどうかは事前にしっかり確認する必要があります。
この記事では、安全に取り組める副業の種類やトラブルに巻き込まれないコツについて紹介します。「副業に挑戦したいけれどトラブルが心配」という方は、ぜひご一読ください。
関連記事 サラリーマンにおすすめの副業10選!タイプ別の副業を一覧でご紹介
目次
- ほとんどの副業は安全に取り組める
- 安全に副業をするための選択肢はふたつ
- 自分がオーナーになる
- 安全なサイトから仕事を見つける
- おすすめの副業を種類別に紹介!【自分がオーナーになる場合】
- アフィリエイター
- ネットショップの運営
- カウンセラー
- 講師
- 飲食店オーナー
- 動画配信者
- おすすめの副業を種類別に紹介!【サイトから仕事を見つける場合】
- ポイントサイト・アンケートモニター
- フリマアプリでの販売
- Web関係の仕事
- エンジニア
- 動画編集者
- 副業を安全に行うコツ
- 本業の就業規則を確認する
- 怪しい副業には関わらない
- 副業の所得が20万円を超える場合は確定申告が必要
- 不要なトラブルを避けて安全な副業に取り組もう
- ご相談はこちら
ほとんどの副業は安全に取り組める
働き方の多様化が進む昨今、副業に挑戦する方が増えています。副業に取り組む理由は人それぞれですが、主な理由は「本業の収入が少なくて生活できない」または「収入を増やしたい」など金銭的なものです。
昔は収入を増やすなら本業で給料アップを目指す方法が一般的でしたが、今では「本業ではなく副業を始める」という選択肢を選ぶ方は少なくありません。
厚生労働省が示す資料によると、2020年度には全体の9.7%が何かしらの副業に取り組んでおり、副業をするのは一般的な時代になりました。
そんな副業にはさまざまな種類がありますが、ほとんどのものは安全に取り組むことが可能です。仕事をきちんと選べば、問題なく働けるといえるでしょう。
ただし、場合によっては副業でトラブルが起こるケースもあるため注意してください。たとえば、下記のふたつは実際に起きたトラブルの事例(※)です。
・ネットで見つけたアルバイトで「有料の手続きが必要」と言われ手数料を騙し取られた
・荷物の受取代行のアルバイトで身分証明書を悪用され、自分の名義でスマホを契約された
仕事を選ばずに副業を始めると、稀に上記のようなトラブルに遭遇する可能性があります。内容が怪しいと感じた場合は手を出さず、勧誘された際にはしっかり断るようにしましょう。
(※)独立行政法人国民生活センター:若者向け注意喚起シリーズ
安全に副業をするための選択肢はふたつ
安全に副業をする方法として、「自分がオーナーになる」または「安全なサイトから仕事を見つける」というふたつの選択肢があります。
ここからは、それぞれどういった働き方なのかについて詳細を紹介するので、安全に副業に取り組みたい方は参考にしてください。
自分がオーナーになる
副業といえば「誰かから仕事を依頼されて報酬を受け取る」というビジネスモデルがイメージされやすいですが、自ら事業を行うオーナーになる方法もあります。
自分がオーナーになる場合は仕事の依頼主がいないため、詐欺などのトラブルが発生するリスクを抑えやすいと言えるでしょう。
もちろん、自分で0から商売を始めるのは大変なことですが、その分やりがいを得られます。上手に経営すれば大きく稼げる可能性もある上に、依頼主の都合に左右されず働ける点も大きな魅力です。
また、インターネットを活用して事業を行えば、初期費用を抑えやすい傾向にあります。
安全なサイトから仕事を見つける
副業として比較的多い方法が、仕事を受注して報酬を得るというスタイルです。
副業率の増加に伴って案件を探せるサイトはどんどん増えており、ネットを使えばすぐに仕事を探せます。
トラブルを回避して副業を行うためにも、募集先がきちんとした企業であるかなどの見極めを行う点は覚えておきましょう。
なお、報酬形態については、「時給制」や「1件こなすと〇〇円」など、案件によって異なります。金銭トラブルを防止するためにも、具体的な報酬形態は事前によく確認しておいてください。
おすすめの副業を種類別に紹介!【自分がオーナーになる場合】
ここからは、おすすめの副業について、具体的な業種を「自分がオーナーになる場合」と「サイトから仕事を見つける場合」に分けて紹介します。
まずは、自分がオーナーになる場合におすすめの副業から見ていきましょう。
アフィリエイター
アフィリエイターは、「アフィリエイト」の仕組みを活用して収益を得る仕事です。
アフィリエイトとは、インターネットを活用した成果報酬型の広告を指します。自身のブログなどで広告主が扱う商品やサービスを紹介し、設置したアフィリエイト広告からユーザーが購入・申し込みなどのアクションを起こすと報酬を得られる仕組みになっています。
広告主を探す際は、広告主とアフィリエイターの仲介サービスを行う「ASP」と呼ばれる会社を利用するのが一般的です。ASPにはさまざまな種類がありますが、代表的なサービスとしては下記が挙げられます。
・A8.net
・バリューコマース
・もしもアフィリエイト
ASPの登録料はかからないケースがほとんどなので、ブログを書くためのパソコンがあれば費用をかけずにすぐ始められます。ただし、長期的に続けないと利益を上げにくいため、コツコツと努力できる人向けの仕事です。
ネットショップの運営
ネットショップの運営とは、自身でネットショップを開設・運用して利益を得る仕事のことです。ネットショップで販売している商品が売れた分だけ、利益が得られます。
「ネットショップの開設は難しい」と思われがちですが、近年ではネットショップを簡単に開設できるさまざまなサービスが登場しており、挑戦する敷居も下がっていると言えるでしょう。
たとえば、下記のサービスを活用すれば、専門的な知識がなくてもネットショップの開設が可能です。
・BASE
・カラーミーショップ
また、商品が売れてから仕入れを行う販売方式「ドロップシッピング」であれば、仕入れ資金に余裕がなくても始められます。
カウンセラー
心理学の知識がある方や、人の話を聞く力に長けている方は、カウンセラーもおすすめの副業です。
カウンセラーには心理学の知識をはじめとして、問題解決に向けた分析力や、それを依頼者へと伝えるコミュニケーションスキルなどさまざまな能力が必要ですが、専門的な資格がなくても活動できるため、始める敷居はそこまで高くないと言えるでしょう。
最近ではビデオ通話型の「オンラインカウンセリング」も増えており、ネット環境を整えることですぐに挑戦できます。
講師
得意なことがある方や専門的な知識がある方は、講師として副業を行うことも可能です。
すでに講義に必要な知識が身に付いていれば、最低限の準備ですぐに始められます。オンライン講師であれば教室を用意せずに始められるので、初期費用を抑えやすいと言えるでしょう。
また、講師業の経験が本業に活かせる可能性があるのもメリットのひとつです。
たとえば、料理を教える講師として活動している場合、上手くいけば本業を料理の先生にすることができるでしょう。さらに、「料理講師の経験を活かして飲食店を開業する」という選択肢も出てきます。
講師業の肩書きは信頼性や権威性にも繋がるので、本業に活かしやすいです。「専門的な知識はあるのに本業に活かせていない」という方は、副業として講師を始めてみるのもよいかもしれません。
飲食店オーナー
料理が好きな方は、副業として飲食店を開業するのも選択肢のひとつです。
「本業があるので規模の大きい仕事は厳しい」と思われるかもしれませんが、自分の工夫次第では空いた時間に経営が行えます。たとえば、複数の人たちと集まって共同経営を行えば、会社に勤めるサラリーマンでも運営しやすくなるでしょう。
また、副業にそこまで時間を割けない場合は、フランチャイズを活用する方法もあります。
フランチャイズは従業員の採用や経営面などをサポートしてくれるので、使える時間が限られている方でも挑戦しやすいです。営業を従業員に任せれば、昼間に本業がある方でも飲食店の運営ができます。
動画配信者
動画配信者は、動画サイトに動画を投稿し、再生回数に応じて利益を得る仕組みです。配信中に視聴者からお金を受け取る「投げ銭」でも収益を得られます。
編集用のパソコンさえ持っていればすぐ始められる手軽さが魅力で、有名な配信者になれば大きく稼ぐこともできる人気の副業です。
ただし、動画配信者として本格的に稼ぐためには、機材やツールを揃える必要が出てくるため、その分の費用や手間がかかることは覚えておいてください。
動画サイトは数多くの種類がありますが、まずは視聴者数の多い有名なサイトを活用するとよいでしょう。代表的な動画サイトとしては、下記が挙げられます。
・YouTube
・17Live
・ツイキャスなど
ほかの配信者にはない魅力を生み出すために、時間をかけて相応の努力ができる方に向いているでしょう。
おすすめの副業を種類別に紹介!【サイトから仕事を見つける場合】
続いて、サイトから仕事を見つける場合におすすめの副業を紹介します。誰にでも始められる副業も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ポイントサイト・アンケートモニター
数ある副業の中でも取り組みやすいのが、ポイントサイトの活用やアンケートモニターです。
ポイントサイトとは、サイト内で貯めたポイントを電子マネーや商品券などに交換できるサイトのことを指します。「指定のサービスに登録する」「指定のアプリをダウンロードする」など、ポイントの貯め方は各サイトでそれぞれです。
一方、アンケートモニターは、アンケートに答えることで謝礼がもらえる副業を指します。ネットからアンケートに答えるだけなので、普段忙しい方でも空いた時間に行いやすいでしょう。
ポイントサイトやアンケートモニターのサイトは複数ありますが、下記のふたつが比較的有名です。
・モッピー(ポイントサイト)
・リサーチパネル(アンケートモニター)
なお、ポイントサイトやアンケートモニターは隙間時間で取り組めるところが魅力ですが、仕組み的に大きく稼ぐのは難しい傾向があります。そのため、副業でまとまった収入を得たい方には向いていません。フリマアプリでの販売
手軽に副業を始めたい方には、フリマアプリの活用もおすすめです。不用品やハンドメイドの作品を、下記のようなフリマアプリを通して販売すれば、売れた分だけ収入を得られます。
・メルカリ
・ラクマ など
お金の稼ぎ方としては「ネットショップの運用」と似ていますが、フリマアプリは自身でネットショップを開設しなくても販売できる手軽さが魅力です。スマホさえあれば出品できるため、準備の手間もほとんどかかりません。Web関係の仕事
Web関係のスキルがある方は、そのスキルを副業に活かすのもよいでしょう。Web関係の仕事にはさまざまありますが、例としては下記のような職種が挙げられます。
・Webライター
・Webデザイナー
・データ入力
Web関係の仕事は自由度の高さが魅力です。多くの職種はパソコン1台で行えるため、好きな場所で仕事に取り組めます。
また、仕事の受発注を仲介するサイトに登録しておけば、ネットから手軽に案件を探すことが可能です。有名どころとしては、下記のふたつが挙げられます。
・クラウドワークス
・ランサーズ
仕事内容や報酬は各案件によって異なるため、事前によく契約内容を確認しておきましょう。
エンジニア
プログラミングのスキルがある方は、エンジニアを副業とする選択肢もあります。単価が比較的高い傾向があるため、副業で大きく稼ぎたい方にもおすすめです。
下記のようにエンジニアの案件を紹介するサイトは数多くあり、登録すれば自分に合った案件を紹介してもらえます。案件紹介サイトを利用すればツテがなくても仕事を探せるので、本業がエンジニアではない方でも始めやすいでしょう。
・レバテックフリーランス
・ITプロパートナーズなど
なお、仕事内容は各案件で異なりますが、主にアプリの開発やWebサイト制作、システム開発などが多い傾向にあります。
動画編集者
動画編集が趣味の方は、そのスキルを活かして動画編集者を副業にしてみてはいかがでしょうか。動画投稿者が増えている昨今では、動画編集者の需要も増えてきています。
企業または個人の動画配信者が編集者を募っているケースが多く、よく募集が行われているのは、SNSもしくはクラウドワークスといった業務委託の受注・発注を行うサイトなどです。
また、案件によっては、動画内にテロップや効果音を入れるなど、作業内容が簡単なケースもあります。簡単な案件であれば高いスキルがなくても取り組みやすいので、動画編集を最近始めた初心者の方にもおすすめです。副業を安全に行うコツ
せっかく副業を始めるのであれば、トラブルを避けて安全に収入を得たいと考えるでしょう。
ここでは、副業を安全に行うコツをいくつか紹介するので、これから副業に取り組む方はぜひ意識してみてください。
本業の就業規則を確認する
会社によっては、就業規則で副業を禁止していたり、届出を必要としていたりなど、副業に関する制約を定めている場合があります。
就業規則に違反すると、最悪の場合は解雇される可能性もあるため注意してください。副業を始める際は事前に就業規則を確認し、その内容に沿って準備を進めましょう。
関連記事 会社員におすすめの副業10選!確定申告や注意点についても解説怪しい副業には関わらない
ほとんどの副業は安全に取り組めますが、中には悪質な案件もあるため気を付けてください。場合によっては詐欺の被害に遭う可能性もあるので、条件がよくても怪しいと感じる案件には関わらないようにしましょう。
なお、怪しいサイトや案件は、下記のポイントを意識しておくと見極めやすくなります。
依頼主のサイトに運営元の情報が詳しく記載されていない
働くために入会金や登録料が必要
「たった数分で〇〇万円」などの誇大広告
高額な教材を買わないと取り組めない
依頼主のサイトや案件の内容が上記に該当する場合は、詐欺の可能性があるため注意が必要です。詐欺の可能性を感じた際には、消費者センターや警察に相談しましょう。
副業の所得が20万円を超える場合は確定申告が必要
副業で得た合計の所得が20万円を超える場合は、確定申告が必要です。
申告を忘れてしまうと、加算税や延滞税などのペナルティを受ける可能性があるため、きちんと期間内に確定申告を行わなくてはなりません。
確定申告を行う期間は、働いた翌年の2月16日から3月15日までとなっているため、忘れないようにしましょう。
不要なトラブルを避けて安全な副業に取り組もう
「副業を始めてトラブルが起きた」という話を聞いたことがあると、副業を始めたくても不安な気持ちがあって躊躇してしまうかもしれません。
しかし、実際のところは安全に取り組める副業はたくさんあります。案件はネットなどで検索すればすぐに見つかるので、自分に合う副業を探してみてください。
また、場合によっては、副業で得た経験や知識を元に開業を目指したいと考えるようになるかもしれません。
そのためには事前の準備が必須となりますが、「canaeru(カナエル)」のような開業準備を支援するサービスを活用すればスムーズに開業しやすくなるため、その際の選択肢としてぜひ覚えておいてください。
この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント
○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。
○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
開業資金に関する相談、物件探し、事業計画書の作成やその他の店舗開業における課題の解決に取り組む。- NEW最新記事
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