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サラリーマンにおすすめの副業10選!タイプ別の副業を一覧でご紹介

サラリーマンにおすすめの副業10選!タイプ別の副業を一覧でご紹介

これから副業を始めようとしている方は、本業を続けながらできる副業について知りたいのではないでしょうか。本記事ではサラリーマンにおすすめの副業や、副業をするうえでの注意点について解説しています。気軽に取り組めるものからスキルの習得が必要なものまで幅広く紹介しているので、これから副業を始める方は参考にしてください。

【タイプ別】サラリーマンにおすすめの副業10選!

まずは、サラリーマンにおすすめの副業を10種紹介します。

副業の種類概要
ポイ活ポイントサイトやスマホ決済を利用して、日常的にポイントを貯める活動
アンケートモニター企業から依頼されたアンケートに答えて報酬を得る仕事
データ入力企業から依頼されたデータをWordやExcelなどに入力していく仕事
Webライタークライアントから依頼されたテーマに沿って、Web上に掲載される文章を書く仕事
プログラミングWebサイトの制作やアプリの開発など、プログラミングスキルを活かした仕事
動画編集YouTubeや結婚式などのイベントで使用する動画を編集する仕事
写真販売撮影した写真をサイトで販売して収入を得る仕事
せどり商品を安く仕入れて高く売るビジネス
フードデリバリー飲食店に代わり、注文された料理を配達する仕事
コールセンタースタッフ顧客からの電話応対や架電業務を行う仕事


気軽に取り組めるものからスキルが必要なものまで、副業の種類は多岐に渡ります。副業を行う目的や得たい収入、副業にかけられる時間などを鑑みて、取り組む副業を選ぶとよいでしょう。ここからは、「気軽に」「在宅で」「アルバイトとして」の3タイプにわけて、おすすめの副業を詳しく解説していきます。

気軽に取り組める副業

■ポイ活
ポイ活は、ポイントが付与されるサイトやサービスを利用してポイントを貯める活動のことです。ポイントサイトで紹介されている企業のCMを見たり、サービスに登録したりすることでポイントが貯まります。

ポイ活で得られる収入は高く見積もって月に3~5万円程度。稼げる副業とはいえませんが、スキマ時間でできるため気軽に取り組めます。ポイ活で高収入を得たい場合は、クレジットカードの発行や銀行口座開設など高還元のサービスに申し込んだり、日常的にスマホやアプリ決済によるポイント還元を狙うことで効率よく稼ぐことができます。

■アンケートモニター
アンケートモニターは、企業から依頼されたアンケートに答えることで報酬が得られる副業です。Webアンケートや会場調査などがあり、回答に要する時間がかかるものほど報酬が高く設定されています。

報酬の相場は、自宅で答えられるWebアンケートであれば1件あたり1〜200円程度。会場へ足を運ぶ必要がある会場調査では2,000〜5,000円程度とされています。しかし、高額報酬の仕事は競争率が高いため、応募しても採用されないこともあります。

■データ入力
企業から依頼を受け、数字や文字などのデータをWordやExcelなどに入力していく副業です。名刺や領収書の入力、音声データの書き起こしなど、入力内容は依頼によって異なります。

報酬の相場は1文字あたり0.1〜1円程度。セミナーの内容を文字に起こす場合は1時間あたり1〜2万円程度とされています。タイピングに自信がある方なら時給1,000円以上になる場合もあります。データ入力の副業はスマホでもできますが、効率よく作業を行うためにはパソコンを準備したほうがよいでしょう。

在宅で取り組める副業

■Webライター
Webライターは、クライアントから依頼されたテーマに沿って、Web上に掲載される文章を書く仕事です。

報酬の相場は1文字あたり1円とされていますが、一定の文章力が求められるため、未経験の場合はすぐに稼げる副業とはいえません。ただし、仕事を得られやすく在宅でできるため、副業として始めやすいといま人気のビジネスです。最近では専門的な知識を有するライターが歓迎される傾向にあり、自身の資格や経歴などが活かせるメディアの仕事を探すとよいでしょう。

■プログラミング
本業でWebサイトの制作やアプリの開発などに携わっている場合は、プログラミングスキルを活かした副業がおすすめです。未経験者には難しい副業ですが、HTML/CSSなど特定のプログラミング言語に特化して勉強すれば、3か月ほどで簡単な依頼をこなせる場合もあります。

副業の目的が収入を得ることよりも自身のスキルアップやキャリアアップを目指している方は、プログラミングの勉強をしながら仕事を得て、実践的な学びを得ていくのも一案です。

■動画編集
動画編集は、YouTubeで公開する動画や、結婚式などのイベントで使用される動画などを編集する副業です。報酬の相場は1本あたり5,000〜30,000円程度といわれています。

スペックの高いパソコンや動画編集ソフトの購入が必要になるほか、動画編集のスキルも求められるためすぐに稼げる副業とはいえません。しかし、続けていくうちに作業効率や技術が向上していくため、人気動画編集者になることも夢ではありません。

■写真販売
自分で撮った写真をストックフォトサイトなどで販売する副業もあります。PIXTAやAdobe Stockなどの写真販売サイトに写真をアップロードして販売することで、利用者が写真をダウンロードするたびに報酬を得られる仕組みとなっています。

写真1枚あたりの報酬金額は出品するサイトによって異なりますが、利用者が無料でダウンロードできるサイトの場合は1枚あたり3円程度、有料でダウンロードする場合は1枚あたり数百円程度が相場のようです。他の副業と違って、商品を溜め込んでいけるため、毎月の報酬が少しずつ増えていく可能性があります。

■せどり
せどりは、商品を安く仕入れて高く売る副業です。家電量販店やリサイクルショップなどで定価より安く売られている商品を仕入れて、フリマアプリやショッピングサイトなどで高く売る方法が一般的です。

どんな商品を売るかによって利益率は異なりますが、本業と同じぐらいの収入をせどりで稼いでいる方もいます。せどりを始める場合は本や家電、フィギュアなど、ニーズの高いものや自分の得意な分野で始めるとよいでしょう。

アルバイトとして取り組める副業

■フードデリバリー
土日などの休日を利用して副業を始めたい方、特別な知識・スキルがなくても始められる副業を探している方には、Uber Eatsや出前館といったフードデリバリーの配達員をおすすめします。

専用のバッグを準備すればすぐに仕事を始められるほか、本業の仕事終わりや休日だけといったように好きな時間に働くことができます。バイクや車といった移動手段がなくとも、シェアサイクルを利用すれば出先でも働けます。

報酬の相場は配達エリアや稼働時間によって異なりますが、時給1,000円前後になることが多いようです。また休日やお昼どきなどの需要が高い時間に稼働すれば、時給3,000円に届くこともあるといわれています。

■コールセンタースタッフ

コールセンターでのアルバイト内容は、顧客からの電話応対や架電業務です。最近では在宅でできるコールセンタースタッフの募集も多く、深夜や休日でも取り組めることからサラリーマンにもおすすめの副業です。

時給は1,000~1,500円程度で、自由にシフトを組みやすい点も魅力。しかし、研修が必須であったり、通話相手の態度や言動にストレスを感じる場合もあります。

サラリーマンが副業をする際の注意点

ここからはサラリーマンが副業をする際の注意点を3つ解説します。


  • ・会社の就業規則を確認する

  • ・副業詐欺に注意にする

  • ・本業に支障のないようにする



副業を始める前に知っておきたい項目を厳選しているので、ぜひ参考にしてください。

サラリーマンが副業をする際の注意点

会社の就業規則を確認する

副業を始める前に、会社の就業規則を確認しておきましょう。副業が許可されている場合は問題ありませんが、許可されていない場合は罰則が課される可能性があるほか、トラブルに発展するケースもあります。

最近では多くの企業が副業を解禁し始めており、申請すれば副業が許可される会社も増えています。副業OKの会社に勤めている場合は、トラブルを回避するために素直に申請することをおすすめします。

副業詐欺に注意にする

「1日10分の作業で月5万円」「○○するだけの簡単なお仕事」といったように、これから副業を始めようとしている人をターゲットにした副業詐欺が横行しています。

会社勤めをしながら副業を検討している方は、できるだけ楽に稼ぎたいと考えているかもしれません。しかし、副業であっても楽に稼げる仕事はなく、いずれも相応の労働や地道な努力が必要になります。
副業詐欺に引っかからないようにするためにも、甘い言葉にはだまされないようにしましょう。

本業に支障のないようにする

これから副業を始める人は時間管理と体調管理を徹底して、本業に支障が出ないようにしましょう。睡眠時間を削ってまで副業をしてしまうと、寝不足のまま出社することになり、本業でのパフォーマンスが落ちてしまいます。

そもそも副業にあてる時間は、プライベートの時間から捻出することになるため、本来心身を休ませるべき時間を失うことになります。副業は無理のない範囲で取り組むことが大切。まずは、本業に差し支えない範囲の仕事量から始めてみましょう。

サラリーマンが副業に取り組む前に身につけておくべき知識

副業を始める際は、税金や確定申告に関する知識を身につけておくとよいでしょう。税金の計算方法や確定申告が必要になる収入金額を把握しておくことで、税金の支払いや確定申告に対する不安や悩みを解消できます。

税金に関する知識

■所得税
副業により生じた所得(もうけ)が年間20万円を超える場合は、自身で確定申告を行う必要があります。所得とは収入から経費を差し引いた金額のことです。「収入」ではなく「所得」を基準とすることを覚えておきましょう。

また、サラリーマンが確定申告を行う場合は給与所得と副業の所得(事業所得)を合算して、所得税の差額を申告・納付する必要があります。給与所得額を知りたいときは、源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」を確認しましょう。

所得税は、所得が多いほど税率が高くなる「累進課税」が採用されています。所得税の計算を行う際は、「給与所得」と「副業の所得(事業所得)」を合算して、所得税の速算表(下表)をもとに税額の計算を行います。

課税される所得金額税率 控除額
195万円以下5%0円
195万円超 330万円以下10%97,500円
330万円超 695万円以下20%427,500円
695万円超 900万円以下900万円超 1,800万円以下23%636,000円
900万円超 1,800万円以下33%1,536,000円
1,800万円超 4,000万円以下40%2,796,000円
4000万円超45%4,796,000円


出典 国税庁「所得税の税率」

仮に、給与所得と副業の所得を合算した金額が500万円だった場合は、以下のように計算します。

500万円(課税される所得金額) × 20%(税率) − 427,500円(控除額) = 572,500円(所得税額)

■住民税
副業により生じた所得が20万円以下の場合でも、副業の所得分の住民税も支払う必要があります。住民税では副業の所得額にかかわらず申告書の提出が不可欠で、所得に応じた住民税額を支払わなければなりません。

給与所得にかかる住民税はすでに会社で特別徴収をしているため、別途支払う住民税額については副業により生じた部分のみとなります。

確定申告の知識

■青色申告
青色申告とは第三者から見てわかりやすい正規の記帳(一般的には複式簿記)を行うことにより、税制上の多くの特典が受けられる制度です。

最大65万円が控除される「青色申告特別控除」や、赤字が3年間繰り越せるようになるなどの特典があるため、特別な理由がない限りは青色申告を選択するとよいでしょう。

ただし青色申告を選択した場合は原則として、複式簿記による帳簿が求められます。貸借対照表や損益計算書の作成は簿記の知識がないと作成が難しいため、青色申告を選択する場合は会計ソフトの導入をおすすめします。

青色申告を選択するためには、開業した年の3月15日までに「青色申告承認申請書」を提出する必要があります。まだ開業届を提出していない場合は、開業届と一緒に青色申告承認申請書を提出するとよいでしょう。

■白色申告
青色申告を選択しない場合は、白色申告により確定申告を行うことになります。白色申告では青色申告のような税制上の特典を受けることはできません。

しかし単式簿記による記帳が認められているほか、提出する書類も少なくなるため、はじめて確定申告をする人でも簡単に書類が作成できます。

青色申告と白色申告の違いを知りたい方は、別の記事で詳しく解説しています。
関連記事 青色申告で最大65万円の控除を受ける方法!白色申告との違いや申請方法などを解説

サラリーマンの副業に関するQ&A

副業が会社にバレない方法はある?

副業が絶対にバレない方法はありません。一般的には年間所得を20万円以下におさえることにより副業はバレないとされていますが、副業がバレる原因の多くは会社の関係者による密告だからです。

どれだけ親しい間柄だとしても会社の関係者には、副業をしていることは隠しておくことをおすすめします。またSNSなどにも投稿しないようにしましょう。

副業でも開業届を提出する必要はある?

サラリーマンは原則として、開業届を提出する必要はありません。開業届は「新たに事業を開始したとき」に提出するものだからです。

ただし副業が軌道に乗ってきたような場合や継続して事業を続けているような場合で、青色申告による確定申告を選択する際は開業届を提出する必要があります。

また以下のようなメリットに魅力を感じる場合は、開業届を提出してもいいかもしれません。


  • ・事業所得として申告できる

  • ・副業の費用を経費として計上できる

  • ・給与所得と損益通算ができる

  • ・屋号が作成できる

  • ・事業用口座が作成できる



サラリーマンが開業する方法については、別の記事で詳しく解説しています。
関連記事 サラリーマンをしながら個人事業主として開業するメリット・デメリットとは?確定申告の詳細ついても解説

まとめ|正しい知識を身につけて副業に取り組もう

副業を始めるときは、本業に支障がない範囲で長く続けられる仕事を選ぶことが大切です。自分の得意なことや苦にならないことを基準に仕事を選び、勉強しながら仕事を始めていくことをおすすめします。

また、会社に副業を知られたくないサラリーマンは、年間の所得を20万円以下におさえるほか、会社の関係者にはできるだけ話さないようにしましょう。副業を禁止している会社ではペナルティが発生する可能性があります。

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この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント

○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。

○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
開業資金に関する相談、物件探し、事業計画書の作成やその他の店舗開業における課題の解決に取り組む。

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