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冬でもアイスクリーム!「日本人は冬でもアイスクリームを食べる人類である」は本当か?

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飲食店では季節ごとにメニューを変更する時、「夏は冷たいもの・冬はあたたかいもの」と単純に考えてしまいがちですが、これは得策ではありません。例えば、もはや定番となっている「冬でもアイスクリームを食べる」という人々が一定量いる事実。好きだから季節問わず食べていたい、暖かい部屋で食べることに幸せを感じる、という方が多いようです。冬の定番おでんもコンビニでは夏場でも売れるそう。季節にとらわれないメニュー構成を考えてみます。

まずは、季節外メニューが有効な理由を考える。

現代人が感じる季節の変化や、屋内環境の最適化、夏はどこでもエアコンが効いていて、いや、効きすぎていて「寒い」、冬は暖房が効きすぎていて「暑い」などの感覚が、昔とは変わってきており、「食べたくなるもの」も、その概念を柔軟に対応させていく必要があります。「夏は冷たいもの」「冬はあたたかいもの」と単純に考える時代は過ぎ、もっとお客さまのニーズを深堀りし、それに見合った切り口のメニューが必要です。「好きだから一年中食べたい」「季節ものばかりで飽きたから」など、季節外メニューへの需要が高いのは周知の事実。では、どんな季節外メニューが考えられるでしょうか。

まずは、季節外メニューが有効な理由を考える。

冬でもアイス

何度も言いますが「アイスクリームは暑い時に食べるもの!」という概念は完全に過去のものとなっています。スーパーやコンビニでは各メーカーから春夏秋冬、旬のフレーバーが登場して「新商品」としてアピール。アイスクリームやジェラートの専門店もそれぞれの季節感を売りにして客を飽きさせない工夫をしています。アイスクリームは季節を問わず、幅広い年齢層で親しまれるものとなったのです。冬に食べるアイスクリームは、誰が呼んだのか分かりませんが「冬アイス」と呼ばれ、人気を呼んでいます。

冬でもアイス

森永製菓の調査結果から考察する

森永製菓が実施した「冬アイスに関する意識調査」によると、冬でもアイスを食べたい人は98.4%
に上り、「冬アイス」が生活に定着していることがわかりました。冬でもアイスクリームを食べたい理由については「部屋が暖まると冷たい食べ物を食べたくなるから」「気分転換やリラックスできるから」「純粋にアイスクリームが好きだから」といった理由が挙げられています。

人気のフレーバーについては、夏はバニラが人気で、冬はバニラに加えて、チョコレートも高い人気であることがわかりました。夏と冬に食べる(食べたい)アイスクリームの特徴について重視しているポイントは、夏は「食感がシャリシャリしている」「さっぱりしている」が上位だったのに対し、冬は「食感がなめらか」「味が濃厚」であることが他の回答を大きく上回ったそうです。一年中食べられているアイスですが、季節によって求める食感や味が異なることがこの調査では明らかになりました。

canaeru(カナエル)も「冬でもアイスクリームを食べるか?」独自調査してみた

そこで、canaeru(カナエル)編集部も「冬アイス」についての調査を実施しました。さて、その結果・・・?!

Q:「寒いときにアイスを食べる理由って何?」

・暖かい部屋でアイスが最高! 27%
・リラックス!癒し!スッキリ! 18%
・季節関係ない!アイスが好き! 5%

Q:「寒い時に食べるアイスは何が好き?」

・寒くても暑くてもバニラ 53%
・寒い時は甘いものが欲しくなるからチョコ 33%
・味が濃厚な抹茶 7%
・寒くてもソーダ 7%

canaeru(カナエル)編集部独自調査でも、暖かい部屋だからこそアイスが食べたい!という理由が1位に。気分転換にアイスを食べるという答えも多くありました。冬に食べたくなるフレーバーはバニラやチョコが人気。寒い季節だからこそ、なめらかで濃厚な味が好まれるのでしょうね。ここまでの結果を見れば、冬にアイスクリームをメニューとして提供するのは、断然アリだと分かります。フレーバーは、圧倒的にバニラ。バニラほど、メニューを考えやすいフレーバーは無いでしょう。さっそく、メニュー開発に取り掛かってください(笑)

夏でもおでん

「冬でもアイス 」に続いての現象は、「夏でもおでん」。2017年の夏、特に8月に東京では記録的な雨や日照不足が続きました。その一方で、30度以上の真夏日も多く安定しない夏になりましたが、実はコンビニのおでんの売り上げが好調だったそう。その理由は一体何なのでしょうか?

夏でもおでん

コンビニのおでんから、「夏でもおでん」を考察してみる

通常9月から本格的に売れるといわれているコンビニおでんですが、店頭で売りに出されるのは毎年8月半ば頃からだそう(ちなみに2017年ではローソンが8月8日から、セブンイレブンは15日から、ファミリーマートは22日から全国の店舗で販売スタート)。真冬ではなく真夏になぜおでんを売るの?とちょっと思ってしまいますが…先にも伝えましたがおでんの売り上げが伸びるのは9月から。なんでもこの夏真っ盛りの時期、ちょっとした温度変化から肌寒さを感じておでんを求める人が増えるのだそうです。この温度変化がポイントで、冷房で冷えた体を温めようとしたり、夏の盛りでも冷たいものに飽きて温かいもの、おでんが食べたくなるという人が出てきたことで、夏でもおでんが売れるという現象が見られるのです。

では、おでんの人気具材ランキングは?

「みんなのプロジェクト」(オノフ)が実施したアンケートによると、およそ3割の人が季節に関係なく、年中おでんを食べていることがわかりました。そのアンケートでは97%が「普段からおでんを食べる」と回答したそうで、そのうちの3割が「夏でもおでんを食べる」そうで、コンビニで購入する以外、自宅でおでんを作る人も多かったそうです。好きなおでんの具材については、トップが「大根」で次いで「たまご」(うずらも含む)。このようにおでんも季節問わず食べられている料理です。夏場だからこそ趣向を凝らしたおでんをメニューに取り入れることは、売り上げアップにつながる可能性が大きいと言えそうです。

お餅は1年中食べられると思うのだが。

アイスクリーム、おでんに次ぐ「季節ものから通年メニューに仲間入りした注目株」としてお餅を挙げてみることにしました。巷でもお餅はお正月に食べるものではなくなってきているようで、最近、日本各地にお餅を一年中食べることが出来る「お餅カフェ」が増え、人気を呼んでいます。お餅と言えば、客の年齢層は高くなる?と思いがちですが、若い人には新鮮なようで新形態のカフェとして受け入れられている様子。餅カフェのメニューは、豪華な御膳料理から定食、モーニング、スイーツまで驚くほど豊富。お餅は新しいメニューとして参考になるアイデアの宝庫なのです。

お餅は1年中食べられると思うのだが。

鍋物や麺類など、汁物にはとにかくお餅を入れてみよう

お餅のレシピ本が人気です。オードブル、雑煮、軽食、酒のおつまみ、鍋、スイーツなど様々なレシピが掲載され、1年中お餅を楽しめる料理が提案されています。レシピ本やお餅カフェのメユーを見ると、一番簡単なのは鍋物や麺類など餅を「汁物に入れるだけ」のレシピ。鍋用の薄いお餅も販売されていてポンと入れるだけで、短時間での調理も可能。汁物なら和洋中問わずなんでも合ってしまうのだそうです。さらに変わったところでは「油に入れるだけ」でアヒージョに。入れるだけの手軽さは即戦力です。

余ったお餅の活用法!レシピサイトで人気のお餅ピザを提供してみるのはどうだろうか?

クックパッドなどレシピサイトで人気の「余ったお餅の活用法」を確認してみました。一番人気は、これも定番の「ピザ生地のかわりにお餅を使う「お餅ピザ」」。ピザ生地よりもモチモチしていて美味しいと高い評価を得ています。ピザの具材は数多あるので、マッチングを考えれば、複数メニューを開発できそう。
また、お餅カフェで若い層に人気の洋食系レシピも必見。ピザやパスタ、ライスに合う味付けにも餅はマッチするので、バリエーションが広がるのだそうです。「コメ」「パン」「麺類」に限られてきた主食メユーの布陣に「お餅」を加える。お客さんに斬新な印象を与え、メニューをにぎわせてくれそうです。

この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント

○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。

○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
開業資金に関する相談、物件探し、事業計画書の作成やその他の店舗開業における課題の解決に取り組む。

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