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ATM跡地での開業が熱い!?飲食業も続々進出しているATM跡地での開業の魅力を紹介

ATM跡地での開業が熱い!?飲食業も続々進出しているATM跡地での開業の魅力を紹介

近頃、閉店したATMの跡地を利用した飲食店開業が急増しています。以前から郊外を中心に所々でみかけましたが、コロナ禍を境に都心では、パン屋やからあげ専門店、最近話題のバナナジュース専門店など業態問わずさまざまな飲食店が参入しています。
今回は、いま注目されているATM跡地を利用した開業のメリットや特徴、注意点について紹介します。

キャッシュレス化でATMの閉店が急増!?

ATMの閉店が多くなっている背景には、メガバンクを筆頭に、金融機関がスマホアプリの充実、ネットバンキングの活用を推進し、店舗にかけるコストを減らす方向に動いているからです。例えば三菱UFJ銀行の場合、2018年に5年後の2023年度末までに約8100台あるATMを2割減らすと発表しています。
実はATMは1台約300万円、警備費も月に数十万円と、結構コストがかかっていて、経営の大きな負担になっているのだとか。
コンビニ内のATMも普及していることから、キャッシュレス化の波に乗ってこの先も減少傾向は進んでいくでしょう。

立地が良い

あらゆる業種に共通していますが、出店の条件としてまず考えるのが「立地」です。
ATMがあるのは駅や商業施設、公共施設のすぐそばなど、人通りが多く、アクセスが良い場所。
すでに金融機関がそうしたポイントを考慮したうえで設置されているわけですから、人が集まることは約束されたようなもの。つまり、最高な条件というわけです。

セキュリティが高い

ATMの物件は、お金を管理している機会を置いていた場所なのでセキュリティが万全です。防犯性が高くドアも頑丈。大きな地震が起きても、簡単に潰れることの無い構造になっています。これはATMの跡地ならではの利点です。
飲食に限らず、どんな業種が入るにしても嬉しいポイントです。

良いことずくめのATM跡地、開業前に把握しておくべき注意点とは?

良いことずくめのATM跡地ですが、出店を決める際に気をつけておかなければならないポイントがあります。

使えるスペースが狭い

ほとんどの物件の場合、メインの通りに面しているのはほんの数メートルという狭さ。
5坪、10坪という面積しかありませんから、調理スペースをある程度確保したいなら、イートインに使うスペースはかなり抑えないといけません。
その逆もしかり。椅子はおかないスタンディング・オンリーのスタイルにしたり、思い切ったレイアウトにしたりするなど、既存の形態にこだわらずに柔軟なアイデアを出してみましょう。

水道・ガス等の工事が必要

飲食店が「居抜き」の物件を選ぶのは、水道やガスなどがすでに通っているので、改めて工事をする必要がないから。
ATMの跡地の場合、もちろんそうしたインフラはないので、一から引くことになり、改装する際に余分なコストがかかってしまいます。
「安い家賃にひかれて決めたのに、初期費用が予算オバーになってまった」とならないように気をつけてください。

テイクアウト専門店はATM跡地がぴったり!

コンパクトな物件なら、思い切ってイートインスペースをなくしてしまうという手もあります。
販売に徹することができれば、限定数の商品を早く売り切って帰ることもでき、従業員の人数も労働時間も減って人件費の削減につながります。
また、コロナ禍の今、消毒などの感染予防対策にかける手間は経営の大きな負担です。
テイクアウトならこうしたリスクを軽減できますし、経営効率が高くなります。
向いている業種を見ていきましょう。

朝食やランチで気軽に立ち寄れる"パン屋"

サンドイッチや調理パンは、朝食やランチのニーズが高く、駅近のATM跡地ならぜひ狙いたいところ。
オーブンを設置できない狭さなら、製造や調理はほかの場所を確保して、出張販売のような形をとるのもいいかもしれません。
また、「ベーグルの店」「高級生食パンの店」「ホットドッグの店」など、あえて品数を絞って、限定数の商品で売り切るスタイルなら、コンパクトなスペースにマッチします。

忙しいビジネスマンが利用できる"おにぎり専門店"

こちらもパン屋同様、ATMの跡地なら朝の通勤客や手頃なランチを求めている客層を取り込めます。
ショーケースが置ければ、奥のスペースはそれほど広くなくてもOK。
定番からちょっと変わった具材のものまでそろえたら、日替わりの味噌汁やお茶、小さなおかずのパックなども一緒に販売すると需要は増えます。

最低限の調理スペースだけ確保できればOK!話題の"バナナジュース"や"チーズティー"も利用中

ここ数年はご存知タピオカミルクティーが若者層を中心に大ヒットしました。
最近ではバナナジュース、そしてチーズティーが話題になっています。
いかに半歩先のトレンドをつかむかが重要ですが、ドリンクなら調理スペースは最低限で済みますし、インスタ映えの商品など思い切った戦略もとりやすいでしょう。
そのほかにも定番のコーヒーや、こだわりのスムージーなど、オフィスワーカーが出社時やランチ帰りにテイクアウトできる店もニーズがあります。

テイクアウト・メニューの定番"クレープ専門店"

専用のコンロ+鉄板のクレープ焼き機の設置が必要ですが、商品を陳列する必要がないので、コンパクトなスペースでも十分経営が可能。
商業施設の近くのATM跡地が狙い目です。

女性客が集まる場所では可能性大!"アイスクリーム・ショップ"

コーンやカップに盛り付けるアイスのショーケース、ソフトクリームの機械などが置ければいいので、狭い店舗でも大丈夫。ファミリー層、女性層が集まる施設や公園の近くなどで空き物件があれば、ぜひ検討してみてください。

会社帰りのビジネスマンがターゲット"たこ焼き屋"

こちらもテイクアウトの代表格ですね。商業施設近くでファミリー層や若者層を狙うのもいいですが、日本のB級グルメ気分が味わえるということで、外国人にも人気があります。旅行者が多く訪れる場所に出店するのも一案です。

エリア選ばず出店可能!?"唐揚げ専門店"

ランチや夕飯の一品に、おやつ替わりに、手頃な価格のお惣菜が買えると便利ですよね。テイクアウトならちょっとつまめる揚げ物、中でも唐揚げは断トツの人気があります。お肉屋さんの一角から独立させて、タレや部位にこだわれば、一つ上のランクの層を狙えます。

ファミリー層が立ち寄る"ケーキ屋"

デザートのお店は、そもそもそれほど大きな店舗は必要ないので、ATM跡地の利点を生かすにはぴったり。アップルパイの専門店、チーズケーキの専門店、濃厚プリンの専門店など、特徴を出した品ぞろえで、店の前を通る人の目をひきつけましょう。

こんな飲食店ならATM跡地での開業を考えてみては?

ATMの跡地に向いているのは、販売とわずかな作業をするスペースがあれば商品やサービスが提供できるお店。
立地が良いのにもかかわらず、面積が狭い分、通常の路面店に比べたら家賃もぐっと押さえられますし、2人程度から店を回せるので人権費も削減できます。
キッチンカーも同じようなメリットがありますが、それより営業時間は長く、毎日同じ場所にずっとあるので、固定客もつきやすいでしょう。
イートインのスペースを設けるなら、ファストフードや麺類など、回転が速い業種が向いています。

ATMのように時代の変化により使用されなくなってきている物件がまだまだ潜んでいるかもしれません。これまでよりも物件探しの自由度が増しています。どのような物件が理想のお店に合っているのか見極める力も必要となってくるので、今のうちに身に付けておきましょう。

この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント

○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。

○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
開業資金に関する相談、物件探し、事業計画書の作成やその他の店舗開業における課題の解決に取り組む。

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