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自作の看板を作りたい!ルールってあるの?

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店舗開業に向けて「自作の看板を作りたい!」と考えている人もいるのではないでしょうか。しかし、どんな看板を作ったら、どこに設置したら、そもそも看板の種類や設置場所にルールはあるのかなど、意外と知らないことも多いハズです。そこで看板のイロハについてまとめてみました。

実は…看板の設置ルールは各自治体によって異なるのです。そのルールを確認してみましょう。

お店の看板を作るときのルールは?

実は看板にはルールがあり、お店を構える自治体によって異なります。各自治体で定められた条例に従って作成することになるので、看板を作る前に自治体に確認すると安心です。例えば、東京都では「東京都屋外広告物条例」(八王子市は八王子市屋外広告物条例)が定められており、看板が出せないところや、「景観形成特別地区」での看板の制限が細かく定められています。ただし、同じ東京都内でも、区によって条例の見解や解釈が異なる場合があります。
ちなみに、47都道府県で最も景観条例が厳しい京都市では、市内を21の地域に分けて、区域ごとに看板類の大きさや色を細かく規制しています。看板の大きさや色だけでなく、照明に関しても規制があり、これに反した看板は業者が自腹で撤去費用を捻出しなくてはいけません。

看板のデザインで気を付けたいことは?

お客様に効果的にアピールできる看板デザインのポイントは主に4つ。

業態をわかりやすく

街の看板を意識して歩く人はほとんどいません。なんのお店なのか一目でわかるようにする必要があります。

読みやすさを重視

誰にでも読めるフォントで、文字と文字の間隔を十分に空けること。文字をパッと見てなんのお店なのかを認識してもらえるようにすることが大切です。

お店の「ウリ」をアイコンとして配置

たとえば、お店がハワイアンパンケーキをウリにしているのであればハイビスカスなどハワイを連想させるイラストやアイコンを配置することで、お店のコンセプトを効果的にアピールできます。イラストは文字情報より目に入りやすいので、分かりやすいアイコンは集客に非常に効果的です。

店舗の雰囲気に合わせる

いくら目立つ看板を設置しても、それが店舗のイメージを損なってしまっているようでは本末転倒です。看板から伝わるイメージは店舗の第一印象を左右します。訴求したい顧客層がサービスに対して持っているイメージをよく把握した上で、店舗のコンセプトに関する情報を効率的に伝える必要があります。

看板を配置する場所で気を付けることは?

配置する場所を一工夫することで、お店の看板を何倍も効果的に見せられます。ポイントは以下の通り。

周囲の景観を意識

たとえば、木が茂っている地域に緑色の看板を設置しても、まったく目立ちません。また、周囲のお店と似たような配色で看板を作ってしまうと、せっかくの看板が埋もれてしまいます。大きさや配色・形で周囲の看板や景観と差をつけるようにしましょう。

別の角度から見る

樹木や電柱があると対面から看板へ視線が通りません。また、路上駐車のトラックにも注意。宅急便のトラックや工事車両など大型の車が看板の前に頻繁に停車するようでは、樹木や電柱と同様に看板を視界から遮ってしまいます。こういった場合には、設置場所を再考する必要があります。

この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント

○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。

○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
開業資金に関する相談、物件探し、事業計画書の作成やその他の店舗開業における課題の解決に取り組む。

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