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夏は海や祭りなど、四季のなかでも特にイベントの多く、人の動きも活発になる季節です。そんな時期だからこそ、しっかりと集客をして多くの利益を上げたいと思う方も多いでしょう。この記事では夏のイベントをフル活用して、アクセスアップをする集客テクニックについて解説をしています。開業後の夏の集客時にぜひ参考にしてみてください。
イベントにちなんで割引をする
夏のイベントにちなんで割引をするというのは、夏の集客テクニックの中でも代表的なものです。もともと、割引制度などがあればそれを目的とした客足が多くなるものですが、夏は四季の中でも非常に盛り上がりのある季節であるため、イベント数も多く、そういった割引制度を作りやすい点が特徴です。七夕や花火大会、夏祭りのようなイベントにちなんで割引やメニューの追加を行うことにより、集客数のUPを望むことができるでしょう。
特定層に向けて割引やサービスをする
特定層にむけて割引をするというのは、下記のような仕事帰りのサラリーマンやレジャー帰りの人たちに対して割引をするということを指しています。
サラリーマン
酷暑極まる夏の日に、休みもせずに通勤をしているサラリーマンに対し、ねぎらいの意味を込めて割引制度のサービスを実施するなどといった内容です。サラリーマンは平日や休日問わず比較的安定した時間帯・人数が存在するので、サラリーマン向けのサービスを行うことで、安定した集客へとつなげることが可能です。
浴衣で出かける人
夏場は祭りなどのイベントが多くあるため浴衣ででかける人が少なくありません。そこでサロンなどではエステを実施したのちに、これから浴衣で出かけようとしている人を対象に浴衣の着付けを無料で行うといったサービスが効果的となります。たとえば、祭りなどに浴衣を着る予定のある方であれば、利便性から間違いなくほかのエステよりも優先して着付けサービスをしている店舗へ来店してくれるでしょう。また浴衣で来られた方に対して、「浴衣を着た方限定割引!」などといった割引キャンペーンを実施することにより、浴衣を既に着て出かけている人をも集客することが可能です。
レジャー帰り
夏は気温が高く、海水浴などのレジャーをする人が非常に多いのが特色です。そのため18時などのレジャー帰りの人が多くなる時間帯で、酒類の値段を割り引くハッピーアワーなどといったサービスが集客テクニックとして有効といえます。この時間帯は海から上がったり、レジャー施設から帰ってくる時間帯と被ることも多く、レジャー後で疲れて食事を取りたいと思っている客層を多く惹きつけることができるでしょう。またレジャーや海へ行く人たちは大抵の場合が大人数なので、このサービスには個人が来る場合よりも、はるかに利益を上げやすいというメリットがあります。
遊びに行く人
店内で食事などを済ませた後に、イベントに行こうと考えている人は少なくありません。料理のテイクアウトサービスなどを設けることにより、そういった客層を取り込むことができるようになります。たとえば、祭りへ行く予定をしている人のためにプラスティックなど処分ができる食器に、割り箸などを付けることで、食事を済ませつつ祭りに備えて食事をテイクアウトしておくといった利点を提示することができるということです。
夏限定メニューを作る
夏にちなんだ夏限定のメニューを作ることで、アクセスアップが期待できます。作るメニューとしては、冷やし麺や旬のものを使った料理、アイスクリームなどの氷菓子などが定番です。特に冷やし麺やアイスクリームは、子供から大人までだれでも気軽に食べられるため、ライトな客層が多い場合はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。また、旬のものを使った料理に関しては、食材の特性を生かすことで、来客率に加え利益率までもアップさせることができます。
旬の食材には、価格の安さや栄養価の高さ、季節感のイメージなどさまざまな利点が存在するということです。たとえば、夏の旬ものであるトマトなどの食材は、レタスやきゅうりといったさっぱりとした色合いの食材と併せることで、夏らしい清涼感を出すことができます。ほかにも、スイカなど夏らしさを出すことができる食材はたくさんあります。
もちろん、旬の食材の利点は夏らしさを出すというだけに限らず、トマトやキュウリといった食材ではビタミン類の栄養素が大幅に増加しているほか、トマトに関しては夏と冬場で1.5倍以上の価格さが存在します。そのため、旬の食材の利点を利用することでコストを削減しつつ、栄養価の高い夏らしいメニューを作ることができるようになるということです。どのように告知をするか
告知をする方法によって告知対象の年層、団体客か個人客かなど大きく変化します。そのため、どのような告知方法を利用するかはしっかりと考えておく必要があり、この項目ではいくつかの告知方法を紹介しています。
SNSを利用した告知
SNSで割引やサービスの告知をする方法は手軽かつ多くの人にサービス内容を伝えられるという点で非常に優れた告知方法といえます。
たとえば、店頭でポスターを配布したり、チラシを街中で配布するにあたっては、人件費やポスターの制作費およびコピー費用という手間がかかってしまいますが、TwitterやLINEなどといったSNSでは一度告知内容を制作してしまえば、あとはフォロワーやフレンドに一斉送信をするだけで関係のある人全員に告知内容を伝えることができます。そのため、コピー費用や制作費などがほとんどかからないということです。また、店内ポスターや街中でのチラシ配布では実際に来店してきている人やチラシを配布している場所の付近で歩いている人にしか告知内容を伝えられないため、告知内容を伝えられる人の数にどうしても限界が出てきてしまいます。一方でSNSであれば、ネット環境を使用する人のだれにでも告知内容を伝えることができるので、幅広い人数に告知することができます。店内ポスターを用いた告知
店内ポスターを用いて告知をすることにより、店に来てもらった人に有効にサービスを利用してもらうことができます。既に来店しているのに、サービスの告知をして意味があるのかと感じる方もいるかもしれませんが、他店舗よりもお得なサービスを利用してもらうことにより、店への満足度が上がるので、結果としてもう再来店してくれる可能性が高くなります。つまり、店内でのポスター告知は来客してくれた人の満足度をより高めてくれる効果があるといえます。
チラシの配布
チラシの配布やポスティングは近場にいる多くの人に見て貰えるというメリットがあります。前項で解説した店内ポスターを用いた告知では当たり前ですが、来店してくれた人にしか告知内容を伝えることができません。しかし、チラシを店頭や街頭、ポストなどに頒布することでより多く、まだ来店していない人々にも告知内容を伝えることができるということです。そのため、まだ自店舗のことを知らなかった人たちにも興味を持ってもらうきっかけを作りができる点がメリットといえます。
ここまで夏のイベントを活用した集客メニューについて解説をしてきました。夏は普段よりも一層客足が増え、イベントも多く開催される賑わいの季節です。人が多く来てくれるチャンスを逃さないためにも、しっかりと集客テクニックを活用し、アクセスアップを成功させましょう。
この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント
○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。
○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
開業資金に関する相談、物件探し、事業計画書の作成やその他の店舗開業における課題の解決に取り組む。- NEW最新記事
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