お店のこと、はじめる前も、はじめた後も。

2018/07/27

街全体が広告塔。入間市・ジョンソンタウン流の人の集め方

西武池袋駅から電車に揺られること約40分。埼玉県入間市にある入間市駅からはさらに徒歩18分。狭山茶の産地としても知られる自然豊かなこの場所に、たくさんのメディアから注目を浴び、週末にもなれば多くの人で賑わうスポットがある。それが、古き良きアメリカを彷彿とさせる町並みのなかに、住宅地と商店街を混在させた独自のスタイルを築き上げている『ジョンソンタウン(JOHNSON TOWN)』だ。都心からも遠く、交通の便も良くない。そんな場所になぜ人は集まるのか。
ジョンソンタウンが人気スポットへと変わったその理由を管理者サイド、出店側である個人経営者の方々に取材し、この場所に人が集まり、この場所で商売が成り立つ理由を探った。

「よい住宅地」を目指したはずが、予想外の人気スポットに

 カフェに雑貨店、パン屋、さらには歯科医院やフォトスタジオ、美容室――さまざまな店が軒を連ねるこの一帯は、今や入間市を代表するスポットのひとつになっている。「こうなることをまったく予想していませんでした」と話すのは、この場所を管理する株式会社磯野商会の常務取締役・磯野章雄氏だ。この街は元々米軍ハウスを大幅にリノベーションして賃貸の住宅地にしたもので、そこに自然発生的にお店を開きたいという希望者が集まってきた。
「よい街には人がやってくる」という考えに基づいて建物は店舗でも住居でも使えるように設計。実際、当初から住居兼店舗として使う方が多かったという。住居兼店舗という形が経済的メリットになると考える入居者は多く、現在は55軒中30軒が住居兼店舗だ。自宅でお店を開けるという手軽さが開業を後押ししているのだろう。しかし、「その方々が商売を続けていくためには集客も大事だと考えています」と、街に人がいること、活気があることの大切さを磯野氏は重要視している。そう考えるのは、初めてこの街を訪れた時の悲惨な光景が脳裏に焼き付いているからだ。

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