街を歩いていると、「このお店、まだやっているの?」と思うようなお店に出合うことはありませんか? 陳列されている商品は最低限しかないし、特に繁盛している様子もないのに、ずっと昔から変わらず続いているのが不思議なお店。そんなお店の経営の秘密を探っていきましょう。
潰れそうで潰れない店って?
例えば、流行を無視した洋服を置いている昔ながらの商店街の“ブティック“や創業年の古さでは群を抜く和菓子店などがあります。金物店、文具店、自転車店もしぶとく商売を続けている店のひとつでしょう。いずれも「単価が低い」「いきなり市場が広がることがない」といった利益を出しづらい商品を扱っている上、宣伝力のある大型店の進出や安い通販商品などに押されてしまっているはずなのに、なぜか潰れないのです。その理由は何なのでしょうか?
