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今さら聞けない…Twitter(ツイッター)販促キャンペーン事例

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爆発的な拡散力を持ち、情報が瞬時に広がるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)といえば、月間利用者数が4,500万人を超えるTwitter(ツイッター)。
芸能人や政治家のほか、多くの企業がツイッターアカウントを持ち、自社製品やブランドをアピールしています。
近年では、製品の告知だけでなく日々の何気ない出来事や、時事ネタなどを絡めて発信することで、企業アカウントを運営する“ナカノヒト”にファンがつくという現象も起こっています。
飲食店などであればツイッターで安定経営している店もあるほどなのです。

ここでは、ちょっと今さら聞けない…飲食店ツイッター活用法を見てみます。

若者向けのお店にマッチしやすいツイッター

SNSには、Twitter、Facebook、Instagram、LINE、mixiなど数多くあります。
LINEは、情報発信というよりは連絡手段としての機能がメインであり、情報発信という点では、TwitterやFacebook、Instagramなどが人気です。

ツイッターは、短文を配信するのに特化したメディアで、その場で感じたことや起きた出来事をリアルタイムに発信する傾向が強いSNSです。
面白い、広めたいと思った投稿を見つけたとき、ユーザーは「いいね」や「リツイート」機能やを使って投稿を拡散します。
FacebookやLINEの場合には、投稿が「友達の友達」までしか、拡散されません。
しかし、ツイッターの場合には、ツイートを行った人のフォロワーがリツイートすることによって全くつながりのない人まで拡散されます。
つまり、リツイート数が増えるほど投稿を目にする人の数は爆発的に増え、短時間で多くの人に情報を伝えることが期待できます。

しかし、ツイッターは匿名で利用しているユーザーが多く、内容に問題がある場合は一瞬で炎上してしまう危険性もあります。
ツイッターの利用者は、総務省が発表した「平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、20代、30代の若年層が最も多いため、若い人向けのお店やトレンドを意識したお店に有効なSNSといえるでしょう。

お店でのツイッターを活用術3点

ユーザーの目に留まる「目立つ」ツイートを

「ツイート」とはツイッターの投稿のこと。
ユーザーは気になるツイートをするアカウントをフォローし、ツイートログである「タイムライン」で欲しい情報を目にします。
しかし、フォローしているアカウントが多ければ多いほど、ツイートは瞬時に流れ去ってしまい、せっかくの投稿がユーザーの目に触れないことも。
ユーザーの目に留まる「目立つ」ツイートをするためには、文章だけでなく画像や動画を一緒に投稿したり、ハッシュタグと呼ばれるタグを入れ込むことで検索されやすい工夫をするといいでしょう。

あまり気負いせず、フランクな内容でもOK

FacebookやLINEなど、内容を練って戦略的に投稿することで功を奏するSNSと違い、ツイッターはくだけた内容や親しみやすいツイートが好まれやすい傾向にあります。
お店のメニューやキャンペーンなどを発信することも大切ですが、例えば「今日も暑いですが、良い一日を過ごしてください」といった呼び掛けや、独り言でもOKなのです。
飲食店では今日の賄い料理やおすすめ食材の写真をツイートしたり、サロンではおしゃれ店員のコーディネイト写真を投稿するのもよいでしょう。
情報が拡散することを最近は“バズる”といいますが、毎回“バズる”ツイートをすることは困難です。
フランクな内容でお店の雰囲気を知ってもらうことも有効な活用法です。

ユーザーとのコミュニケーションツールとして活用

ツイッターは投稿した内容に対して誰でも返信することができます。
企業や店舗アカウントの中にはユーザーからの返信に対してマメにコミュニケーションをとるアカウントも多く、ユーザーとのラフな関係が親近感を生み、人気を得ることもあります。
もちろん必須ではありませんし、営業時間内に対応するのも限りがあります。
返信が必要そうだと感じた場合に対応するだけでも、ユーザーにとっては嬉しい配慮なのです。

ツイッターを使ったキャンペーンをするには?

運用に慣れてきたら、ツイッターを使ったキャンペーンを開催してみるのもよいでしょう。
ツイッターを使ってどのようなキャンペーンを行えるのか調べてみました。

その場でアクションを起こし、実行できるキャンペーン

来店いただいたお客様に、ツイッターでのアクションをその場で起こしていただくキャンペーンです。
例えば、「店舗のツイッターアカウントをフォローしてくれたら〇〇サービス」や「店舗のツイートをリツイートしてくれたらサンプルプレゼント」、「ツイートの画像を見せたら100円割引」といったものです。
手軽な内容であるほどお客様が参加しやすく、従業員も対応しやすいメリットがあります。

ツイッターの拡散力を活かしたキャンペーン

多くの企業でも行っているのが、「ハッシュタグを付けて写真を投稿」、「リツイート数が〇〇回を超える」といったツイッターの拡散力を活かしたキャンペーンです。
うまくいけば多くの人に情報が拡散され、お店の認知度も向上します。
しかし、投稿を条件としたプレゼントキャンペーンの場合は、抽選の手間や、当選者への連絡といった作業も発生します。
また、すべてオープンな場で行われるキャンペーンなので、どの程度盛り上がっているかも知られてしまいます。

思いつきで発信するゲリラ型キャンペーン

ツイッターのリアルタイム性を活かしたキャンペーンもあります。
例えば、「本日〇時までに来店いただいた方にドリンク1杯サービス」や「一組に限り特別メニューを提供」といったゲリラ型キャンペーンです。
“今だけ”“先着”といった限定的なキャンペーンは、ユーザーの来店意欲を刺激します。
もちろん、話題にならずに失敗する可能性もありますが、このようなゲリラ型キャンペーンでフォロワー数が急増した店舗も存在します。
ゲリラ型キャンペーンは思いつきやひらめきも大切ですが、臨機応変に対応できる店舗の体制も必須となってくるでしょう。

ツイッターはマメな運用が肝心である

週に数回の更新が望ましいFacebookやLINEなどと違い、ツイッターは1日に数度投稿しても敬遠されないメディアです。
お店に関することから何気ない呟きまで気軽に投稿し、ユーザーとのコミュニケーションを図っていきましょう。
ユーザーをフォローしたり、リツイートをすることも大きな問題はないですが、中には不信感を抱かれブロックされてしまうこともあるので最初に運用のルールや方針を決めておくと運用しやすくなります。
また、炎上してしまった場合はすみやかに対応することも大切です。
ツイッターは投稿したツイートを編集できる機能はないため、該当の内容を削除し謝罪するなど、誠意ある対応をすることで信頼性が培われていきます。
いくら該当の内容を削除しても、スクリーンショットで画像として保存されてしまう場合もあります。
また、きちんと対応を行わなかったことで、無言電話や風評被害などで、店舗の経営に大きな影響が出てしまう可能性があるので注意が必要です。
ツイッターを店舗のオーナーがアカウントの管理を行う分には問題ありませんが、アカウント担当の社員がいる場合には、アカウントを私物化しないように注意するだけでなく、ネットリテラシーを自覚させる取り組みを行うようにしましょう。

この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント

○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。

○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
開業資金に関する相談、物件探し、事業計画書の作成やその他の店舗開業における課題の解決に取り組む。

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