お店のこと、はじめる前も、はじめた後も。

2018/03/29

リピーター獲得には激辛料理!? 安定経営の秘策を知る

テレビの情報番組やバラエティでたびたび取り上げられる「激辛料理」。辛さ○○倍の激辛カレーや真っ赤な色をした激辛ラーメンなど、数多くの激辛メニューが存在します。
タレントやレポーターが挑戦し、あまりの辛さに悶絶する姿は「お気の毒」のひと言に尽きますが、自分も激辛料理に挑戦してみたいと思う人が多くいるはず。とくに、七味唐辛子やタバスコをがんがん使うタイプの辛いもの好きは、普通の人が辛いと思う程度では物足りず、さらに刺激の強い「激辛」を求める傾向にあります。
飲食店だけでなく、コンビニの商品棚にも当たり前のように「激辛」は存在します。カップラーメンやスナック菓子、レトルトカレーなど、日常に溶け込む「激辛メニュー」の数々。
辛いものはクセになると言いますが、ひとはなぜ激辛料理にハマるのでしょうか。

なぜ激辛料理は癖になってしまうのか?

アドレナリン

激辛料理を食べると、「辛い!」と思った瞬間に毛穴という毛穴から汗が吹き出し、テンションはマックスに。そして、食べ終えたと時は達成感とともに、すっきりと爽快な気分になるものです。そして、数日経つと、また「激辛料理」が食べたくなる……。
なぜ、このような状態になるのでしょうか。
人間の味覚は、甘み、塩味、酸味、苦味、うま味の5味を感じることができますが、ここに「辛み」は含まれていません。実は、辛みは味ではなく、舌が感じる「痛み」なのです。唐辛子など、辛い食べ物の中には、口の中や舌の粘膜などに強い刺激を与える「カプサイシン」という成分が含まれています。このカプサイシンによって刺激された「痛み」が、辛さの正体。そして、舌に痛みを感じた脳は、体を守るために「アドレナリン」という脳内ホルモンを分泌させます。
このアドレナリン、身の危険を回避するために、脳を興奮させ、血管を拡張して運動能力を向上し「戦闘状態」にするという驚異のパワーを秘めています。例えば、事故やケンカの真っ最中には痛みを感じないというのも、アドレナリンの作用によるもの。つまり、脳にとって辛いものは、身の危険なのです。

エンドルフィン

辛いものを食べると、アドレナリンのほかにもうひとつ「エンドルフィン」という脳内ホルモンが分泌されます。実は、辛いものがクセになってしまう秘密は、この「エンドルフィン」が関係しています。
エンドルフィンは、「脳内麻薬」とも呼ばれ、苦痛を和らげるモルヒネと同じような働きをします。辛いものを食べると、アドレナリンが分泌され、脳に大きなストレスを与えます。そのストレスを和らげるのがエンドルフィン。
エンドルフィンは幸福感爽快感を与えます。辛いものを食べると、すっきり爽快になるのもエンドルフィンによるものです。
そして、ここからは少し怖い話になりますが、エンドルフィンには結合する受容体があり、この受容体はエンドルフィンの分泌量に合わせて増えていきます。そして、受容体が増えると、今までよりもさらに多いエンドルフィンが分泌されないと、恍惚感を得られなくなってしまうのです。エンドルフィンを多く分泌させるには、より多くのアドレナリンが必要です。そのため、いつもの辛さでは満足できなくなり、より辛いものを食べてアドレナリンを分泌させようとします。
辛いもの好きがどんどん辛いものを求めてエスカレートしていくのは、このような脳内ホルモンの仕組みがあるからなのです。これらの作用を利用することは安定経営の秘策といえるでしょう。

つづきをよむ→

メールアドレスの登録だけで
続きをご覧いただけます。

会員登録すれば、
そのほかコンテンツも
“ずっと無料”でご利用できます!
・1,000件以上の店舗物件情報から物件探し
・開業・店舗経営に役立つ100以上の記事閲覧
・約100件掲載!「開業前に気をつけたいことは?」開業者へのインタビュー閲覧

PAGETOPへ