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中学時代から「飲食店」「独立」 夢のためにやったこととは?

中学時代から「飲食店」「独立」 夢のためにやったこととは?

  • 田中陽志/天串×和酒 佐香月

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飲食店で独立したい、という夢を叶えるため、学生時代、社会に出てからの"修行"、その間にお金を貯め、自分のお店のコンセプトやビジネスの計画をしっかり立てていた田中さん。
取材では明るくお話しをされていらっしゃいましたが、もちろん、自分のお店を持つまでには、多くの苦労があったと思います。
しかし、しっかりしたビジョンを構築していたことは、開業を目指す方の参考情報です。
開業の先輩、田中さんの道のりはどんなものだったのでしょうか?

中学時代から「飲食店」「独立」。夢のために"みっちり"やってきた

中学生くらいから手に職と考えていたんです。
うちは、祖母が料理の先生、母親が管理栄養士の料理家族だったこともあり、楽しそうな印象もあって、職人 = 料理人になりたいと。
そこで高校卒業後、料理の専門学校に行って、まずは料理人としてのスキルとキャリアを身につけました。
専門学校卒業後は、飲食店チェーンやホテルなど何社かで料理人として働いて、さらにスキルやキャリアを磨いたのですが、飲食の世界に入った時から「将来は独立を」と考えていたんです。
千葉の居酒屋チェーンに長く居て、店長を12年、スーパーバイザーを4年やったのですが、この期間で経営に関する多くのことを学びましたね。
この会社は、お店を自身で経営をしていくスタイルで。
お店のコンセプトや内装なんかも、各お店に裁量があって、自分たちで考えていたりしました。

修行時代は将来のための「土台作り」と徹底的に考える

独立するときのために、資金は社会人になった二十歳から貯めていました。
また、お店のコンセプトなんかも考えていて、コンセプトシートも作成していました。
かなり長い時間温めていたので(笑)実際に開業する時にはコンセプトは結構変わってきていましたが、開業の業態は勤めていた居酒屋しか考えていませんでしたね。
居酒屋って、500円程度のお料理で人とコミュニケーションできるわけじゃないですか。
そういう人とのコミュニケーションを大事にしていきたい、という思いが自分にあって。
また、会社にいたときに、仕入れの関係性も作っていました。
農家や蔵元と直接やりとりすることもあって、この地で地産地消でやっていきたいという強い思いがあったんです。

いざ開業。時間をかけて構築したコンセプトは「ブレない」

自分のお店の内装は、イメージを内装工事業者に伝えて形にしてもらいました。
和食っぽくなくて、いわゆるカッコイイ感じで斬新に。
デザイン決定するまでに2ヶ月くらいかかったんです(笑)
それくらいこだわりましたね。

場所は、目貫通りから1本外にありますが、最初はポスティング、店の前に立って挨拶から始めました。
純粋に街の方々に知っていただこうということから始めましたね。

いざ開業。時間をかけて構築したコンセプトは「ブレない」

経営が安定するまでは、オペレーションの効率化がキモ

従業員は、自分を入れて3人でやっています。
奥さんと、会社勤めの時代から一緒にやっていた後輩の3人。
やり方とか一気通貫で分かっているので、店のオペレーションがいいんだと思います。
席数40で、土日は予約で満席になったりしていますが、3人で回せていますから。
バイトを雇うとコストがかかると分かっているので、オペレーションの効率化は大事だと考えています。

開業する時はやることがいっぱい。正直「なんでもまるっと請け負ってくれる」パートナーが役立った

会社勤めをしていた時にUSENが入っていて、独立したいと考えていることをUSENに話したことがあったんです。
そうしたら、音楽放送以外にもいろいろサービスがあるって聞いて。
canaeruもずっと読んでいて、お店開業に必要なサービスがまるっと全部あって、まるっと全部頼めるならば、全部頼んでしまおうと。
勤めていた会社でもずっと丁寧にやってくれていたので“お願いできる”と思いましたね。

飲食店でBGM、音楽放送が無いって、考えられないじゃないですか。
BGMはUSENにお願いするわけだから、他のインフラなども一緒に導入してくれたら助かりますよね。
特に、お店を開業する時は、やらなければならないことがたくさんあって、BGMはUSEN、レジは〇〇、ネット回線は△△・・・なんてやっている時間ないし。

個人店なら、地域とのコミュニケーションを大事に

今後は、お祭りなどの神輿かつぎや、屋台出店など地域に貢献しながら、このエリアで多店舗展開したいと考えています。
料理人としてはいつまでも厨房に立ちながら、経営者としても店を大きくしていきたいです。
現在の目標は10店舗くらい。

開業するまでって本当に大変だけれど、自由に自分で自分の夢を作っていけるのってストレスフリーだし、楽しんでできましたね。
これが開業の醍醐味かもしれません(笑)

個人店なら、地域とのコミュニケーションを大事に

田中陽志

田中陽志

祖母が料理の先生、母親が管理栄養士の料理家族で、中学時代から料理人、そしてゆくゆくは独立を目指す。
飲食大手やホテルで料理人として修行後、経営者の知識も身に付けたい、と大手居酒屋チェーンで店長やスーパーバイザーなども経験したのちに独立。

天串×和酒 佐香月

天串×和酒 佐香月
千葉県市川市行徳駅前4-1-4 -101

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