お店のこと、はじめる前も、はじめた後も。

2017/03/02

理系女子の強みを生かした店づくりで脚光を浴びる塩専門店

儲けを出すことが目的じゃない。私がやりたいのは“塩の情報発信基地”をつくることだった

  • 田中園子(たなか そのこ)/salt&deli solco

魅力を広め、伝える“塩の情報発信基地”として、店を作ったというシニアソルトコーディネーターの資格を持つ田中オーナー。塩の専門店を開いた経緯などについてお聞きしました。

田中さんがオーナーを務める「solco」のような塩専門店は少ないですが、なぜ塩だけを売るお店をやろうと思ったのでしょうか。

大きな転機は宮城県石巻市で『伊達の旨塩』に出会ったことです。口にした瞬間、思わず「うまっ!」って大きな声で叫んでしまうほど美味しくて。そこから一気に塩にハマり、「そういえば私、塩をたくさんもっていたな」と思い出したんです。元々調味料が好きで、当時、塩だけで20種類ほど持っていたのですが、よく見ると色も形も味も違うし、改めて塩に個性があることに気付いたんですよね。

理系出身なので、塩の成分表示をエクセルにまとめ、マグネシウムなどのミネラルの量を比較し、味の違いを検証してみたんです。マグネシウムが多いと苦いと思いきや、そうでもなかったことに驚き、塩の勉強をスタート。朝から晩まで塩を調べる中で知った日本ソルトコーディネーター協会の資格を取得して、塩のビジネスをしようと思い立ったんです。じゃあ、具体的に何をやるのか。試しに書き出してみたんです。講師、料理教室、ワークショップ、ネットショップ、専門店―。すると、「専門店」の項目だけアイデアが止まらなくて、これはもう塩のお店をやれということだなと思いましたね。

田中園子(たなか そのこ)

1972年、横浜生まれ。理系学問を大学で学び、外資系製薬会社の開発職を長らく経験。後に野菜ソムリエ協会にて企画運営に従事し、ロンドンのスローフード協会にて日本食を紹介するイベントを行うなどさまざまな食のプロジェクトに関わる。2013年に塩に開眼し、シニアソルトコーディネーターを取得。2014年、戸越銀座商店街(東京・品川区)に、塩の専門店「salt&deli solco」をオープン。

salt&deli solcohttp://www.solco.co/
東京都品川区豊町1丁目3-13 モアビル1F

salt&deli solco
オーナー自ら厳選し、個性的な国内外の塩40種類以上を取り揃える。塩のティスティングも可能で、店内で販売しているおむすびなどのデリには、その場で塩をかけて食べられる。

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