• 2021/06/08
  • 00:03:04

【Sec.4-5】店舗探し失敗のパターン

セミナー内容の紹介

こんにちは!canaeru編集部のハマノです。店舗物件探しと内見についてお届けしてきた本セクション。最終回は失敗例のお話です。では早速いってみましょう。

港区でビストロの開業を考えていたAさんは知り合いのレストランオーナーに独立開業の相談をしました。快く相談に応じたオーナーは家賃は坪単価2万円以内と何度も話してくれたのでAさんはその条件で物件を探し始めたのです。ところが1年以上経っても見つけることが出来ません。実はこのオーナーが開業したのは20年以上前で店舗もAさんの希望よりもはるかに広いものでした。Aさんの希望は10から15坪、オーナーの店舗は25坪。広さが違えば坪単価も変わります。20年前と今では家賃相場も違います。先輩にアドバイスを求める時は時代や条件によって変わるものをきちんと把握しましょう。

10年以上経営していた店舗を居抜きで契約したBさん。内装業者からはエアコンが古いので取り替えた方がいいと提案されました。しかしエアコンは費用も高いし今ついているものはとりあえず動くのでBさんはそのまま使うことにしました。故障したら修理すれば良いと考えていたBさんですがメーカーにはもう部品の在庫がなく故障したら取り替えるしかないということを後で知ることになります。電気製品には寿命があります。古くなれば部品交換ができなくなることを覚えておきましょう。また内装業者さんの中にはコンペで勝つために安さを追求しすぎるところもあります。価格だけで決めずしっかりとコミュニケーションをとって信頼できる業者さんを見極めましょう。

店舗開業で失敗しないためには専門家のアドバイスが必要なのは間違いありません。canaeruでは不動産業界出身者、銀行出身者、そして実際に店舗を経営していた開業コンサルタントが無料で開業をサポートいたします。こちらまでぜひご連絡ください。

講師
canaeru編集部 浜野
canaeruサイトを運営する編集部員。数多くの取材を通して、開業の様々な分野に精通している。

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