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日本国内にあるラーメン専門店は約3万軒あるそうですが、ファミリーレストランや居酒屋などの飲食店でもラーメンを出す店も多く、これらを合わせると20万軒にも達するといわれています。
ラーメンもまた国民的メニューのひとつですが、ラーメンを食べることを楽しみに日本に来たという訪日観光客も多いそう。
中国の麺料理にルーツを持つ日本のラーメン。一説によると日本で最初にラーメンを食べたのは水戸黄門こと水戸光圀と言われていますが、それから300年以上経った今、ラーメンは日本で独自の変化を遂げました。
今回は直近3年以内のネット記事、レシピサイト、専門サイト、SNSでの反響などを独自調査し、人気トッピングの総合ランキングを作成しました。
早速、10位から見ていってみましょう。
文/canaeru編集部10位:色合いが美しい「紅しょうが」
九州の豚骨ラーメンにトッピングとして使用されていることが多い紅しょうが。
こってりと濃厚なスープにサッパリした紅しょうがは口直しにもピッタリ!という声が多く聞かれました。
そもそも紅しょうがをトッピングするようになったのは昭和34年のこと。
白濁したスープに紅しょうがの色合いはマッチするはず!と福岡のラーメン店の店主が発案。
見た目だけでなく濃厚スープにも合い、好評を博したことから豚骨ラーメンに紅しょうがという組み合わせが後に広がったそう。9位:香ばしさがたまらない「ゴマ」
そのままでも、すっても美味しいゴマ。これもまた九州の豚骨ラーメンのトッピングとしてよく使われています。
香ばしいゴマの風味は濃厚なスープによく合うことから、中にはスープが隠れるくらいたっぷりすりおろしたゴマをかけるという方も。
またビタミン類を多く含むなどの栄養価の高さから、ラーメンを食べる時は意識的にたっぷりといれるという声もありました。8位:できることならガッツリいきたい「おろしにんく」
男性からの圧倒的な支持を受けていたおろしにんにくのトッピング。
ちょっとスープに飽きてきた、ここらで味をガツッと変化を付けたいという方がおろしにんにくを入れて楽しむようです。スタミナをつけたいからにんにくを入れるという方も少なくないようですが、あながちそれは間違ってはいないようで、にんにくには疲労回復や滋養強壮などの効果が期待でいるそう。休日前や知り合いに会う予定がなければ、にんにくをたっぷりといれてしまう、という女性も。7位:磯の香りが食欲をそそる「海苔」
スープを問わずどんなラーメンにも実はマッチする、という声が多かった海苔。食べ方はいろいろあるようで、先に海苔だけ食べる、ごはんのように麺を海苔で巻いて食べるという人も。
熱いスープに海苔が溶け出すと香り立つ磯の風味がさらに食欲が刺激される、スープの味が変化するのでそれが楽しみでついつい飲み切ってしまう、という人もいました。6位:甘味たっぷり「コーン」
味噌ラーメンにトッピングされていることが多いコーン。
甘味のある味わいは味噌スープとよくマッチしています。麺を食べ終えた後、残ったコーンをレンゲですくって食べるのが好きだ、という声も。
味噌ラーメンといえば札幌味噌ラーメンをイメージする人も多いと思いますが(味噌ラーメンは日本各地に存在)、北海道といえばとうもろこしが名産であったため、味噌ラーメンにトッピングされるようになったという説もあります。5位:シャキシャキした歯ざわり「もやし」
人気ラーメン店「ラーメン二郎」で「野菜ましまし」とオーダーした時の、あの大盛のもやしをイメージする人もいるかもしれませんね。
「ラーメンも食べたいけど野菜もたくさん摂りたい!」という人にとって人気トッピングがもやしでした。
絶妙な火加減で炒められたもやしはシャキシャキとした歯触りも相まって、食べ応えを感じられるのも人気の理由のようです。
もやし自体が淡泊な味なので、どんな濃厚なスープともよく合う野菜です。4位:スタンダードなトッピング「メンマ」
昔ながらのしょうゆラーメンになるとと一緒にトッピングされていることも多く、日本人にとってメンマはラーメンのトッピングとしてスタンダードな一品。そのせいか、トッピングにあると安心するという声もありました。
一方で「ふにゃっとした歯触りが苦手だ」という人も少なくないようで、ラーメンのトッピングにはちょっと……と好き嫌いがはっきりと分かれるのもメンマの特徴かもしれません。
そもそもメンマとは加工食品の一種。タケノコを乳酸発酵させたもので、漬物代わりに好んで食べる人も多いです。
日本では「ごはんですよ!」などで知られる食品メーカーの「桃屋」が1968年にテレビCMで「メンマ」として発売し、日本でも広く知られるようになったといわれています。ラーメンを食べる前のおつまみとして注文する人も多く単品でも人気のメニューですが、炒めたり、キムチに和えたりと多様な食べ方ができる食材です。3位:半熟で食べたい「煮たまご」
ラーメンのトッピングに何かもうひとつ追加したいなと思った時に、煮たまごを選ぶという人が多いようです。
黄金に輝く黄身まで味がよく染み込んだ煮たまごは、それだけでご飯と一緒に食べたいほど。
半熟のとろっとした黄身にラーメンをからめて食べるのが好き、麺を食べた後のお楽しみに残しておくといったラーメンファンの声もあり、人それぞれの楽しみ方があるようです。
中にはライスの上に半分に割った煮たまごを載せ、ラーメンのスープをかけて食べるのが好きという意見もありました。2位:口直しにたっぷりいれたい「ねぎ」
ともすれば濃厚すぎるスープに、そのさっぱりとした味やシャキシャキした歯ざわりが口直し的にちょうどよい存在。
ねぎが人気の理由はそんなところにあるのかもしれません。
こだわりある形で出している店もあり、青ねぎだけだったり、白髪ねぎや輪切りねぎ、また辛味調味料と和えていたり、ねぎと一言でいってもさまざまに工夫された形でトッピングされています。
また店によっては無料でねぎ入れ放題という嬉しいサービスを実施しているラーメン店もあり、集客に一役買っています。1位:口の中にジューシーさが広がる「チャーシュー」
これがなければ始まらない!という声も多かった人気トッピング第1位はチャーシュー。
じっくりと煮込まれ、味付けられたチャーシューは口に入れるとろけるほど。
ラーメン好きな人であれば麺やスープと一緒に絶品チャーシューをいただく瞬間はまさに至福の時でしょう。
まさに店のこだわりが感じられるアイテムのひとつです。
中にはチャーシュー目当てにラーメン店を訪れるという人もいるほどで、チャーシュー単体をメニューとして出していたり、丼ものにして提供するという店も多いです。
ちなみに岡山県のご当地ラーメンである笠岡ラーメンには豚肉のチャーシューではなく、かしわチャーシューと呼ばれる鶏肉を載せることが特徴です。この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント
○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。
○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
開業資金に関する相談、物件探し、事業計画書の作成やその他の店舗開業における課題の解決に取り組む。- NEW最新記事
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