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韓国グルメブームが衰えない理由は?韓国料理店開業のメリットや注意点

韓国グルメブームが衰えない理由は?韓国料理店開業のメリットや注意点

10〜20代のZ世代を中心にブームが絶えない韓国グルメ。第1次韓流ブームから約20年が経った今でもその人気は衰えず、東京・新大久保、大阪・鶴橋などのコリアンタウンには毎日数多くの人が押し寄せています。

ここまで日本人を魅了し、韓国グルメブームが途切れない理由は何なのでしょうか?
この記事では、韓流ブームの歴史や韓国グルメブームが衰えない理由について解説。飲食店開業を検討する方に向けて、韓国料理店開業のメリットやポイント、注意点についてもご紹介します。

韓流ブームの歴史

韓流ブームとは、東アジアで起こった韓国カルチャーの流行を指します。まずは、これまでの韓流ブームの歴史を振り返ってみましょう。

第1次ブーム

最初の韓流ブームは2003年〜2004年頃。韓国ドラマ「冬のソナタ」が日本で大ヒットしたことがきっかけでした。ドラマに登場した韓国料理にも注目が集まるとともに、韓国への旅行者も急増しました。
また、K-POPグループの東方神起が日本での活動を始めたのもこの頃です。若者を中心に人気を集め、日本人にとって韓国が一気に身近な存在となっていきました。

第2次ブーム

第2次ブームは2010年頃〜といわれており、KARA、少女時代、BIGBANGなどのアイドルグループが次々と日本に進出したことでK-POPが大衆化しました。

グルメの分野では、今では定番のトッポギや韓国チキン、ホットクなどがまだ新鮮に感じられた時代です。第2次ブームでは、突出して大ヒットしたグルメはほとんど見受けられませんでした。

第3次ブーム

第3次ブームは2016年〜2017年頃。BTSやTWICEなどのK-POPグループの登場に加えて、チーズタッカルビやチーズハットグなどのチーズをたっぷり使った韓国グルメが大人気に。10〜20代の若い層が一気に新大久保や鶴橋などのコリアンタウンに押し寄せました。

第3次ブームの特徴は、メディア発信だった第1次・第2次ブームとは異なり、SNS発信で生み出されたものであること。とろ〜り伸びる様子がたまらないチーズ系メニューや、カラフルで可愛らしい見た目のスイーツなど、SNS映えする韓国グルメが次々にヒットしました。

第4次ブーム

現在にまで続く第4次ブームは、2020年頃からはじまりました。コロナ禍でテイクアウト需要が伸び、日本国内では唐揚げがブームに。それに伴って、コチュジャンを使った甘辛ソースを絡めたヤンニョムチキンが人気となりました。

SNSでは「おうちカフェ」がキーワードになり、SNS映えするタルゴナコーヒーやトゥンカロンなどが話題に。コロナ禍で韓国に行くことが難しくても、SNSを通じて韓国の最新のカフェ文化を取り入れ、自宅で楽しもうとする動きが見られました。

今後の注目グルメとして挙げられるのは、生クリームを使った洋風の「ロゼトッポギ」、もっちり食感のねじり揚げドーナツ「クァベギ」、進化系いなり寿司「ユプチョバブ」などです。

韓国グルメブームが途切れない理由

定期的なブームを経て定着

2003年の第1次ブームから早20年。ブームが起こる度に韓国好きが増え、韓国へ旅行するリピーターも多くなり、支持する年代層もどんどん広がってきました。昨今のコロナ禍においては、韓国旅行が難しい分、手軽に楽しめる韓国文化として韓国グルメにお金をかける方が増えたということもあるでしょう。

韓国グルメは定期的なブームを経て日本に定着し、今やすっかり馴染みのグルメに。とはいえ、韓国では常に新たなグルメブームが生まれ続けていることから、韓国グルメ自体はまだまだ成長株であるといえます。

SNS映え要素を備えている

韓国グルメは、トゥンカロンや電球ソーダなど、SNS映えを意識して開発されているものが多く存在します。

トレンドの移り変わりは早いものの、次々に登場するSNS映えグルメがZ世代を中心とする消費者の心を掴んで離さず、途切れることのない人気を生み出しているのです。

韓国料理店開業のメリット

開業のハードルが低め

韓国グルメは焼肉や激辛料理、鍋、スイーツなど、とにかくバリエーションが豊富です。サムギョプサル、スンドゥブ、ビビンバ、サムゲタン、冷麺などの定番料理はもちろん、チーズハットグやヤンニョムチキン、クァベギなどの食べ歩きにぴったりな屋台グルメもたくさんあります。

それゆえ幅広い年代に受け入れられており、どの層をターゲットにするかの選択の幅も広い傾向にあります。本格的な韓国料理専門店のみならず、カフェやテイクアウト専門店などカジュアルな業態でもOK。そうしたことから、韓国料理店は開業のハードルが低い業態なのです。

ファンやリピーターを作りやすい

前述のように約20年の定期的なブームを経て、韓国グルメの人気は安定しています。また、韓国グルメは激辛料理も多く、韓国グルメ好きや激辛料理好きは老若男女問わず一定数いるため、ファンやリピーターを作りやすいジャンルといえます。

トレンドに敏感であれば先手を取りやすい

トレンドの移り変わりが早い韓国グルメ。最新のグルメトレンドをいち早くキャッチできれば、他店との差別化も図りやすくなります。

昔から定番の韓国料理であっても、韓流ドラマに登場したりSNSなどで話題になったりすることで突如大ブームになる可能性も。先手を取れるよう、常にメディアやSNSをチェックして最新の情報を得ておくとよいでしょう。

開業時のポイントと注意点

立地選びは慎重に

幅広い年代に受け入れられ、店舗業態も幅広い韓国グルメ。開業時にはターゲットや店のコンセプトを明確にしたうえで、それらに合わせた立地選びを慎重に行いましょう。

繁華街や駅前、ロードサイドなどが定番ですが、コロナ禍を経てテイクアウトやデリバリーが定着した今は住宅地もおすすめ。狭小物件であっても、メニュー数を絞ればテイクアウト専門店として十分運営していけます。

他店との差別化要素を作る

競合店と差をつけるためには、人気の韓国グルメを何でも取り入れるのではなく、1つのグルメに特化したり何か1つ特徴のある店にしたりすることも重要です。

例えば、ロゼトッポギをはじめさまざまな種類のトッポギが食べ比べできるトッポギ専門店や、韓国スイーツとアートを組み合わせたコンセプトカフェなど。ここでしか食べられない、ここでしか体験できない要素を作っておくことで、後から参入しても他店との差別化が図りやすくなります。

SNSを徹底的に活用しよう

今や飲食店経営にSNS活用は必要不可欠です。SNSで一度注目を集めることができれば、大勢の消費者に店を知ってもらうことができます。SNS映えしやすい韓国グルメだからこそ、徹底的に活用して認知拡大や集客につなげていきましょう。

今から飲食店開業を検討する方にも、まだまだチャンスあり!

約20年の定期的なブームを経て、韓国グルメは日本にすっかり定着し、身近で馴染みのある存在となってきました。一方で、トレンドの移り変わりが早く、常に新たなグルメトレンドが生まれ続けていることから、これから飲食店開業を考える方にもまだまだチャンスがあります。

ターゲットやコンセプトを明確にし、ここでしか食べられない、体験できない特別感を用意すること。SNSを積極的に活用し、次にやってくるブームやトレンドの波をキャッチしておくこと。そうした工夫や施策を徹底することで、競合の多い韓国グルメの分野でも勝機が得られるでしょう。

ライター:上田はるか(フリーライター)

大学卒業後、輸入食品商社に勤務し、新規店舗の立ち上げや自社直営ティーサロンのメニュー開発を経験。その後、大手ギフト会社の企画開発部、広報宣伝部を経てフリーランスに。現在はWEB媒体をメインに、食ジャンルの原稿執筆を行う。

この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント

○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。

○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
開業資金に関する相談、物件探し、事業計画書の作成やその他の店舗開業における課題の解決に取り組む。

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