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街全体が活気に満ちるクリスマスは、消費が動く一大イベントです。この時期の集客につなげるためには、魅力的なクリスマスの店内装飾が欠かせません。『お客様を集めるため』の、店舗装飾や飾り付けのポイントはどこにあるのでしょうか。
クリスマスの購買意欲を装飾でより高めるには?
恋人や家族へのプレゼントに、大好きな人との思い出のひと時にと、購買意欲が格段に上がるクリスマスシーズンは、商店や飲食店にとっても売上げが上がる最大のチャンス。
クリスマスの盛り上がりに乗って、店内装飾をクリスマス仕様にしない手はありません。
クリスマス装飾は、イルミネーション、クリスマスツリー、サンタクロース、トナカイ、お星さま、プレゼント箱など、ある程度定番アイテムが決まっています。
だからこそ、お客様を引き付けるちょっとした目新しさが必要です。
では、その目新しさをプラスしながら構成していくには、どうすればいいのでしょうか?クリスマス装飾のテーマを決める
クリスマス装飾を考える上で最初に出てくる選択肢が「一般的な定番装飾」で無難にいくか、それとも「特徴を押し出す装飾」でお店の個性を表現するのかです。
集客につながる装飾を目指すなら、今一度お店の「コンセプト」や「ターゲット層」を意識することが大切です。
その上で、クリスマス装飾の「今年のテーマ」、「予算」、「数年単位で見た計画」を作成し、意図をもって取り掛かることがポイントになります。クリスマス装飾の予算を決める
目指す装飾を完成させるための必要な経費は、お店の規模やロケーション、ディスプレイ面積など諸条件で大きく変わります。
しかしながら、クリスマスは毎年必ずやってくる一大イベントです。
装飾アイテムも消耗品以外は毎年使い続けることが可能。
それを踏まえた上で、数年単位の長い目でみた予算計画を立てることができます。
初年度ならいきなり完成形を目指すのではなく、ディスプレイアイテムを絞ったり、装飾場所のポイントを絞り込み、数年かけて徐々にアイテムを増やしていくといった方法がおすすめです。クリスマスの装飾をするためのアイテム
テーマ設定を行い、ディスプレイする場所やアイテムポイントを絞ったら、実際にオーナメントの選定に入ります。
まずは、毎年使い続けることができる基本アイテムを揃えましょう。
その上で、年ごとのブームやテーマに合わせた装飾品を変えていけば、新鮮な印象を作り出すことができます。ツリー
クリスマス装飾といって最初に思い浮かぶのがクリスマスツリー。
お店の顔となる場所に配置することで、全体の印象が決まります。
店舗スペースに合わせたツリー選びを考えましょう。
ベーシックなヌードツリーには、王道の緑色のほかに、ホワイトツリーや雪化粧をしたスノーツリーなどがあります。
ツリーに飾りつけるクリスマスボールの色やオーナメントの種類によって、イメージチェンジは自在にできます。
年ごとに変化をつけたいなら、ベーシックなヌードツリーがおすすめ。
他にも、あらかじめ装飾が施されているデコレーションツリー、LEDファイバーツリーも人気です。
また「スペースが確保できない」、「お客様の動線の邪魔になる」といった小規模店舗向けには、スリムツリーという細身のツリーが販売されています。
ツリーを飾るときに見落としがちなポイントが足元。
いざ飾りつけが終わって見直したら、金物の足が丸見え…といったことも。
このような場合は、足元隠しとして観葉植物を入れる陶器の花器やウッドボックスを活用も考えた方がいいでしょう。
そして、自信作のクリスマスツリーが完成したら、ぜひフォトスペースを設置しましょう。
気軽にスマホで撮影できるようにすれば、SNSでの拡散も期待でき、さらなる集客につながる可能性もあります。Xmasリース
スペースの関係で大きいツリーは無理というお店も、アイディア次第で素敵な装飾を施すことができます。
床面積がないのなら使えるのは、ドア、窓、柱、そして壁と天井です。
ドアや壁に飾れる代表的なアイテムといえばXmasリース。
リースはまるく繋がり切れ目がないことから、「永遠」という意味があります。
幸せや健康が永遠に続きますように…との願いが込められており、厄除けの意味も持ち合わせています。
お店の厄除けと共に、お客様の幸せを祈って飾りたいアイテムです。Xmasガーランド
「ガーランド」とは、もともと勝利や成功のしるしとして、頭に飾る冠や首飾りのこと。
それが発展して、紐に三角フラッグや、飾りをあしらって壁などに飾る装飾を指すようになりました。
一口にXmasガーランドと言っても、定番のフラッグガーランドから、モミの木をモチーフにしたもの、星や長靴などのパーツをあしらったものなど、種類はさまざま。
手軽な上に、演出効果は抜群です。
ハンドメイド作家さんの1点ものからイメージ通りのアイテムを見つけ出すのも楽しいです。
また「Xmasガーランド」でネット検索すれば、無料の型紙をダウンロードすることも可能です。
自由な発想で、壁や窓もキャンバスにしてセンスを発揮しましょう。LEDライト
比較的安価で装飾効果の高いアイテムがLEDイルミ装飾です。
店舗の外装や入り口にも利用できる防水性のLEDイルミネーションは、少しあしらうだけでぐっとクリスマスのワクワク感を演出することができます。
いくつになっても、夜のイルミネーションはココロ踊るもの。
そんな乙女心を小さなライトにのせて、日常から非日常へスイッチを入れてみてはいかがでしょう。サンタブーツ
例えば、巨大なサンタブーツならインパクトのある装飾になります。
入れ物としてのサンタブーツは小さいものなら150円くらいから準備可能です。
ツリーに飾ってもよし、紐にぶら下げてガーランドにしてもよし。
もちろん、中にオリジナル菓子を詰めて販売することもできます。タペストリー
狭い店内や階段などの装飾に活用したいのがタペストリーです。
おすすめはリアルなツリーが描かれたクリスマスツリータペストリー。
壁に貼り付けた上から、お気に入りのオーナメントをピンで留めたり、LEDイルミネーションで装飾すれば、まるで本物の巨大ツリーが出現したかのようにも見えます。
アレンジは無限大です。クリスマス装飾に切り替える時期
クリスマス装飾はいつ頃から始めるべきなのでしょうか?
全体の傾向を見てみると、小売業で多いのは11月中旬頃。
クリスマスムードに火をつけたい大手ショッピングモールなどは、ハロウィン後の11月初旬からクリスマス装飾を開始します。
購買意欲を煽る必要性の薄いカフェや飲食店でも、11月後半から遅くても12月初め頃にはクリスマス仕様にイメージチェンジしたいものです。
楽しい雰囲気を作り出すには、作り手が心から楽しむことが一番のポイント。
こうして作り上げたスペシャルな空間をお客様と一緒に満喫できるのは、12月25日の閉店までです。この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント
○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。
○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
開業資金に関する相談、物件探し、事業計画書の作成やその他の店舗開業における課題の解決に取り組む。- NEW最新記事
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