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復活の兆しか?2022年3月度の外食需要を調査

復活の兆しか?2022年3月度の外食需要を調査

コロナ禍で未曾有の被害を受けた外食業界。現在では、飲食店の時短営業や人数緩和、さらには屋外でのマスク不着用を検討するなど、Withコロナの生活へ少しずつ移行している様子がうかがえます。
株式会社リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」では、2022年3月時点の「外食市場調査」を首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人に実施した。その調査結果から、現在の外食需要の状況を紹介していきます。

調査概要

調査対象:首都圏、関西圏、東海圏の各圏域中心部からの鉄道距離が、おおむね首都圏:90分圏、関西圏:80分圏、東海圏:60分圏の市区町村に住む20~69歳の男女
調査方法:インターネットによる調査


参照元:外食市場調査(2022 年 3 月度)

外食市場規模が前年同月比よりも358億円上昇

2022年3月の外食市場規模は、3圏域合計で2,146億円となり、前年同月比では358億円も増額しました。
背景としては、まん延防止等措置の全面解除が2022年3月頃に行われ、感染症対策のため推奨していたリモートワークから出社に切り替える企業も多くなりました。飲食店での人数制限や時短の解除などもあったため、外食需要がコロナ前に戻ってきたと考えられます。

業態別では和食、居酒屋、中華が伸び幅大

外食市場規模では業態別にみても、中分類にしている3主体業態(主食・飲酒・軽食)すべてが前年と比べて改善傾向にあります。主要16業態(和食・中華・レストラン・フレンチ/イタリアンなど)で前年同月よりもプラスとなっています。
業態別 外食単価延べ外食回数では16業態のうち、13業態がプラスに。とくに和食料理店(前年同月比+80億円)、居酒屋(同+77億円)、中華料理店(同+46億円)の伸び幅が大きい印象です。

需要を取り戻しつつもまだまだ予断は許されない状況

今年に入ってから外食需要の改善が見受けられるようになり、withコロナの生活にシフトしてきています。外食の活気を取り戻してきていますが、一方ではまだまだ課題が山積みなのが現状です。
円安や食材の高騰、コロナ禍における融資の返済開始など、不安要素が多く残っていますが、こういった危機を乗り越える方法はまだ未知数に広がっています。今後の事業計画を改めて見直してみたり、専門家に相談してみると期待できることは多くあると思います。
canaeruでは、不安な現状の打破につながる一手となるようなセミナーやコラムの掲載をしていますのでぜひご活用ください。

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この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント

○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。

○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
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