お店のこと、はじめる前も、はじめた後も。

2017/10/02

食をテーマに3年半で48カ国を旅した料理人。開業したのは究極のスパイス料理の店

今でも旅をしながら仕事をする。旅での経験を料理にフィードバックするために

  • 伊藤 一城/spice cafe

東京・押上駅から徒歩10分以上、住宅街の裏道、そして、通りに面していない奥にある「スパイスカフェ」さんは、究極の「目的店」です。それでも予約でいっぱいになる理由は、研ぎ澄まされたお店のコンセプトと、3年半で48カ国を旅し、そして、開業された今でも年に1ヶ月は旅に出てそこで得たナレッジをお店に活かしているから。
料理人としても、経営者としても、独特な経験値を持っていらっしゃるオーナーシェフの伊藤さんにお話しを伺いました。

メニュー作りのポイントや長く経営するにはどうすればいいの?

>> 「料理人且つ経営者」の心構えを人気のスパイス料理店から学ぶ

世界を回る中で、「食」という文脈の中に「自分」を見つけた

ーー伊藤さんは、spice cafeをオープンする前に世界中を旅していたんですよね。飲食店をやろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
3年半で48カ国をまわり、多種多様な外国人と話す機会がありましたが、彼らは自己紹介をする時に、「私は○○だ」と名乗ります。プログラマー、教師、エンジニアというように。私はサラリーマンだったので、彼らのように自分が何者だとは言えなかった。そんなやりとりを重ねるごとに、手に職をつけたい、職人になりたいという思いが募ったことが最初のきっかけです。もともと食べることは好きでしたが、旅をしていく中で、料理が好きだという気持ちもより強くなりました。ホームステイ先で日本語を教えたお返しに、現地の料理を教えてもらったり、世界中の市場でいろいろな食材を知ったりすることが本当に楽しくて。こういうことに自分は最も興味を示すんだということを実感したので、旅の後半には料理人になろう、自分の店を持とうという気持ちが固まっていました。

伊藤 一城

大学卒業後、4年間の会社員生活を経て、食をテーマに世界一周の旅へ出発。3年半で48カ国をまわる中で南インド料理に衝撃を受け、帰国後、インド料理店などで経験を積む。生まれ育った町・押上にあった実家所有の築50年以上の木造アパートを自ら改造し、2003年11月に「spice cafe」を開業。

spice cafehttp://spicecafe.jp/
東京都墨田区文花1-6-10

南インドなどの本場で学んだスパイス料理をベースに、日本で食べる日本人のための日本人が作る
スパイス料理を表現する空間として2003年11月オープン。代表的メニューのラッサム(豆のだしとトマトを合わせたものにタマリンドの酸味をきかせたスープ状のカレー)は、日本人の舌と日本米に合うようにオリジナルレシピで提供している。完全予約制の夜のコースは月替わりメニューで提供する他、異なるジャンルの料理人とのコラボレーションディナーも不定期で開催する。

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