お店のこと、はじめる前も、はじめた後も。

2017/08/02

埼玉・川島町。郊外の国道脇で行列を作る人気ラーメン店、四つ葉の秘密とは?

デザインの仕事とラーメン作りはよく似ている。ひとつの作品にどれだけの思いを込められるかが、成功するか否かを決める。

  • 岩本 和人/中華そば 四つ葉

東京都内から埼玉県川越市を経て、群馬藤岡、信州佐久へと続く国道254号線。多くの車やトラックが行き交う幹線道路から少し入った場所に、「中華そば 四つ葉」は店を構える。川越市内から北に6キロ。車やバスでの利用が前提の立地だ。田んぼに囲まれた「宝船」という昭和の佇まいの寿司割烹。その入口の横を見ると、「四つ葉」の文字を掲げたもうひとつの入口がある。これだけ目立たない場所にありながら、週末ともなれば長蛇の行列ができる。人気の秘密はどこにあるのだろうか。店主の岩本和人さんにお話を伺った。

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ラーメンの道へと導いたのはJリーグ・浦和レッズ?

ーー岩本さんがラーメン店主を目指したきっかけは何でしたか?
もともとデザインの専門学校に行って、デザインの仕事を目指していたんです。ところが、サッカー観戦に夢中になって、浦和レッズのサポーターとして全国を回り、海外にも行きました。その中で試合がある先々でいろんなラーメンを食べて、「地方によってこんなに味が違うんだ」って気がつき「これは面白い!」と。それで、23歳の時にラーメン屋で働き始めて、結婚して子どもが産まれるタイミングで独立をしました。
実家がお寿司屋さんだったので、料理をやりたいという思いはどこか頭の片隅にありましたが、何しろ、寿司が苦手だったので(笑)。寿司屋を継ぐということは考えていませんでしたが、父親が仕事をしている背中をずっと見てきたので、その姿には憧れていましたね。

ーーデザインの道はキッパリ諦めたのですか?
デザインのほうは、勉強をしていくうちに、「自分にはちょっと違うのかな?」って思ったんです。ただ、そこで学んだことはすごく生きています。ひとつの物事をとことん追求する、突き詰めるというところは、ラーメンもデザインも同じなんです。一杯のラーメンにどれだけ思いを込められるか、という部分ですごくいい勉強になりました。

岩本 和人

埼玉県比企郡川島町出身。店舗隣の寿司店は父母が営んでおり、自身が生まれ育った実家でもある。デザイン系の専門学校で学んだのちラーメンの道へ。結婚を機に独立を決意し、2015年、35歳の時に「中華そば 四つ葉」を開店。真面目にまっすぐに、ひとつのものごとを徹底的に突き詰める性格で、今でもラーメンの改良を日々続けている。熱心な浦和レッズファンでもあり、かつては年間の全試合を追いかけて観戦した時代もあったほど。店を持った今は観戦もままならないが、「試合の結果が気になってしょうがない」とか。

中華そば 四つ葉https://twitter.com/yotuba428428
埼玉県比企郡川島町伊草298-20

国道254線の脇にある中華そば専門店。隣の寿司店とは店内で接続されており、混雑時には寿司店の小上がりに通されることもある。ラーメンのサイドメニューに「本日の握り」など、本格的な寿司があるのも珍しい。寿司店を主に利用して、宴会の〆に中華そばという利用も可能。醤油味の「四つ葉そば」のほか、塩味の「蛤(はまぐり)そば」、醤油味の「煮干しそば」をレギュラーメニューとする。その他、気まぐれで創作的なラーメンも提供することがある。週末には遠方から熱心なラーメンファンも多く訪れ、長い行列を成す人気店だが、平日は地元の常連客がほとんどを占めるという、地元密着型の店である。

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