お店のこと、はじめる前も、はじめた後も。

2017/06/14

独立の期限を決めて、厳守する。30年先を見据えた“本気の開業”が成功を生み出す

家族がいるから、”食いっぱぐれる”わけにはいかない。メニュー構成は修行時代にすべて決めてありました。

  • 樋上正径(ひがみ まさみち)/地球の中華そば(ほしのちゅうかそば)

神奈川県・横浜市の歓楽街のひとつ、伊勢崎長者町。2014年、その地に突如誕生した「地球(ほし)の中華そば」は、開店するや否や、ラーメンフリークの間で一気に評判が広がり、休日ともなれば県外からも客が訪れる人気店となった。ラーメン専門雑誌では新人賞を受賞するなど、専門家からの高い評価も得ている。しかし地元を蔑(ないがし)ろにするのではなく、平日にはしっかりと近隣客を取り込み、安定した経営に結びつけている。店のオーナーは28歳で大手企業から脱サラし、ラーメン店主を目指した樋上正径氏。頭脳派店主はどのように経営方針を立て、成功に導いたのだろうか。その秘密をインタビューから探った。

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樋上さんがラーメン屋を目指したきっかけは何でしたか?

大学生の時にラーメン屋でアルバイトをしたことが最初のきっかけです。すごく楽しくて、4年間のめり込みました。それでも、その時は当たり前の流れで就活をして、通信会社で働き始めました。ですが、サラリーマンとして働いているうちに、「喜びのダイレクト感が薄いな」と感じていて……。ダイレクトに感謝の声が届く飲食の世界に、「また戻りたい」という気持ちが芽生えていったんです。結局、サラリーマン生活を4年で区切って、28歳の時に飲食店をやろうと、本気で目指し始めました。

樋上正径(ひがみ まさみち)

1979年生まれ、大阪出身。大学1年の時に「新横浜ラーメン博物館」の「博多一風堂」にアルバイトとして入る。その後、同店店長が独立して作った「麺の坊 砦」に移った。就職活動を経て大手通信インフラ系企業に就職するも28歳の時に飲食業界への転職を決意し「柳麺 ちゃぶ屋」に就職してラーメン修行を始めた。その後居酒屋での料理修行を経て、古巣である「麺の坊 砦」に。マネージャー、支店の店長を経験。2014年10月に伊勢崎長者町に「地球の中華そば」を開業した。店名の由来は妻の旧姓にあるという、愛妻家でもある。

地球の中華そば(ほしのちゅうかそば)https://twitter.com/hoshichuu
神奈川県横浜市中区長者町2-5-4

神奈川県横浜市、伊勢崎長者町の大通り沿いにあるラーメン専門店。塩、醤油、白湯(パイタン)の3種類の味を基本としたラーメンを提供しており、平日は近隣の常連客が、週末には遠方から訪れる熱心なラーメンファンが列を作る。店主の主な修行先は、澄んだスープに自家製麺を合わせたラーメンで人気を博していた「柳麺 ちゃぶ屋」と、本格派の博多豚骨ラーメンの「麺の坊 砦」。その両店をオマージュした毛色の違うラーメンを味わうことができる稀少な店で、若者、家族連れ、年配客など訪れる客層は幅広い。

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