お店のこと、はじめる前も、はじめた後も。

2017/04/21

ラーメン砂漠地帯だった地元に凱旋。開業初日から行列を作った人気店の秘密とは?

「飽きない味」に必要なのは日々の進歩。ラーメン店をやるなら、相当な覚悟を持つべし

  • 櫻井祐太(さくらい ゆうた)/麺屋 さくら井(めんや さくらい)

東京・武蔵野市西久保。閑静な住宅街の裏通りの一角に、2016年11月に誕生した「麺屋さくら井」。車もほとんど通らないような場所で、宣伝もなしにひっそり開業したこのお店は、今や毎日行列が絶えない大人気ラーメン店となっている。飲食営業に不向きとされるような立地でこれほどの人気を集めている理由はどこにあるのだろうか。店主の櫻井祐太氏にその理由をうかがった。

櫻井さんがラーメン店主を目指したきっかけは何ですか?

大学生の時にすごくラーメンが好きになって、食べ歩くようになったんです。年間500杯ぐらい食べていました。いわゆる「ラヲタ」(ラーメンオタク)です(笑)。その中で「ほん田」のラーメンがとくに美味しく、(店主の)本田さんの接客も素晴らしくて、惹かれていったんですね。そんな時に、東京駅に新しいお店を出すということを知り、最初は軽い気持ちで、アルバイトとして入ったんです。

アルバイトをしているうちにすごく楽しくなってきて、社員の人たちのラーメンに対する情熱も聞いて、「自分もラーメンの世界に進めればいいな」と思い始めました。大学を卒業して、そのまま社員として「ほん田」に就職しました。

櫻井祐太(さくらい ゆうた)

東京都武蔵野市関前出身。大学在学中にラーメンの食べ歩きを始め、年間に500杯を数えることも。その中で当時新進気鋭の店として話題になっていた「麺処ほん田」(東十条)を訪ね、味と店主の人柄に惚れて何度も通い、のちにアルバイトとして働き始める。最初の勤務地は東京駅構内の「東京ラーメンストリート」内の店舗。大学卒業後は「ほん田」で社員として勤務し、在籍5年の間に「夏海」などの支店長も務めた。2016年11月に独立し、地元に「麺屋さくら井」を出店した。

麺屋 さくら井(めんや さくらい)http://www.io-sacra.com/MenyaSakurai.html
東京都武蔵野市西久保2-15-27

JR中央線三鷹駅北口から徒歩12分、バス通りに並行して南北に通る裏通り「城山通り」沿いにひっそりと佇むラーメン専門店。基本メニューは醤油味、塩味の澄んだスープのラーメンで、数量限定で煮干しが効いたスープのラーメンも出す。週末を中心に長い行列ができる人気店だが、鮮度を重視し、スープが切れた時点で営業を終了するというスタイルを貫いている。

飲食店に不向きな立地に見えても成功する秘密がある!

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