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開業チラシ・ノベルティの作り方|集客を最大化させる広告戦略
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開業時のチラシやノベルティは、店舗の存在を周辺の生活圏へ直接知らせる集客ツールです。
近年はWEBやSNSなどでの集客が主流ですが、地域密着型の店舗では手元に残る紙の案内が依然として影響力を持ちます。しかし、いざ手配を進めるとなると、どのような情報を載せてどう配ればよいか迷う方も多いのではないでしょうか。
今回は開業時の集客を最大化させるチラシとノベルティの作り方について、ホームページやSNSとの連携方法を交えて解説します。
目次
チラシは、購入意欲が高い消費者に効果を発揮する!
チラシは「購入意欲が低い潜在的なお客さんに対し、お店の認知を向上させる」には最適なツール。
飲食店が利用されるシチュエーションに当てはめて見てみましょう。行きたいお店はどこに?
飲食店に行こうと考える潜在的なお客様の数は少なくありません。
それも、最初から「この店」と決めているケースはまれで、大半は「いいところはないかな?」と情報を収集するところからスタートします。
情報収集はインターネット検索が使われることが多いですが、情報量が多く、さらには開店したばかりの店なら口コミも少なく、見過ごされてしまいがちです。
その点、チラシならダイレクトに情報が伝わりますので、お客様に店の名前やウリを認知してもらいやすくなります。
特に個人経営の飲食店は、近隣エリアに重点的に宣伝を仕掛け、認知度を上げられるチラシを利用する方が得策です。まったく予定にはなかったけれど
写真の料理がおいしそう!普段は高級で手がとどかないメニューが今週末まで安い!……
こんな情報が目に飛び込んでくると、「たまには外食してみようか」という気持ちにも。
まったく訪店を予定していない、利用(購買)意欲の低いお客様を引き込むには、ネットで検索されるのを待っていてはいけません。
チラシを制作して店側からアプローチしましょう。必要に迫られて
お客様のなかには、必要に迫られて飲食店を利用するケースもあります。
例えばデリバリー。
時間がない、疲れているといった状況のなか、情報収集をする手間もかけたくないと思うはずです。
その点、メニューが写真で見られて価格がひと目でわかり、連絡先もまとめてあるチラシは、インターネットより断然シンプルで重宝されます。
すぐに動いてもらえるので、お客さんを逃しません。
また、忘年会・新年会などのイベント時には飲食がつきものですが、ニーズに合った情報をチラシで提供できれば、お客さんの手間がはぶけるため、がぜん利用率が高くなります。どうやって見てもらうか?がチラシのポイント
チラシのデメリットをあげるとすれば、ほかの郵便物やチラシの中に紛れ、「必ずしも見てもらえるかどうかがわからない」という点があげられます。
でも、逆に言えば、ほかとは違うチラシを作成して、お客さんに手に取って見てもらえればいいのです。
ポイントを見てみましょう。ひと手間かけて捨てさせない
まずは外見で差別化を図ります。上質な封筒に入れたり、ダイレクトメール用の透明封筒に試供品などと一緒に入れたりすれば、一見チラシとわかりません。
開封させることで確実に手に取らせ、目を留めさせることができます。
また、通常、クーポンはチラシの端を切り取って使うようになっていますが、デザインを施したものを別途作成して同封するという手もあります。
財布に入れて持ち歩いてもらえれば、使ってもらえる機会がぐっと増えることになります。
デリバリー専用なら、少し厚手で耐久性のある紙でチラシを作成すれば、保管しておいてもらいやすくなります。内容も個性で勝負
何がウリの店なのかを明確に出しましょう。
食材なら食材をドンと写した写真を大きく載せ、価格の安さなら数字を目立たせるデザインでチラシを作成します。
個人経営の店ならオーナーの人柄やこだわりが伝わるような写真や言葉を載せれば、親近感がわきます。
また、「お子様連れでもどうぞ」などの安心ワードを入れると、お客さんを誘導しやすくなります。
利用者の声も信頼感を高めるには有効ですが、1人だけでは説得力がないので、必ず複数の声を載せるようにしましょう。チラシとの「出会い」が消費者を動かす
チラシには「ポスティング」、「新聞折り込み」、「手渡し」、あるいは協力店などの「店置き」といった配布方法があります。
どの方法を選ぶのがよいのでしょうか。ターゲットで配布方法を選択
まずはターゲットを明確にしましょう。
たとえば、年齢が高め、お金に余裕がある層を狙いたいのなら、新聞折り込みが効果的です。
しかし、狙いが若者層なら、新聞をとっている人が少ないため、これでは逆効果。
ポスティングを選択し、さらに一軒家よりアパートを重点的に配るなど、住んでいる確率が高い建物やエリアを狙います。
その際、配りやすい集合住宅は他店も利用するため、チラシが多く配布されることを頭に置いておきましょう。
逆にチラシが入りにくい場所にある家なら、新鮮に感じてもらえる可能性もありますので、時間をかけても丁寧にエリアを回りたいものです。
また、同じターゲットを客層にもつ他業種の店に置いてもらったり、イベントで配布したりするのも効率的です。配布は1回で終わらせない
チラシの効果が出始めるのは、配布後1カ月といわれています。
すぐにお客さんが来ないからといって、やり方を変えるのは得策ではありません。
繰り返し配布することで潜在的なお客さんの記憶に残りやすく、信頼度が上がるのです。
外食やデリバリーをしたいと思うタイミングに当たる確率が高くなりますし、迷っている時の後押しにもなりますよね。
ポスティングの場合は、3エリアほどに絞って1エリアにつき1000枚程度を配布。
その後、反応が出たエリアに3回を目安に配布をし、効果を確認していきましょう。確実に手渡し
それでも新聞やポスティングの効果が感じられないときは、手渡しで配布してみるのも一案です。
チラシを見てもらえる確率が高いだけでなく、オーナーや従業員の人柄、個性などもその場で伝えることができるからです。
ただし、その分、配布するときの態度は気を付けたいもの。
やる気のなさが出ていたり、無理やり渡そうとしたりすれば、たちまちマイナスイメージがついてしまいます。開業時のチラシを作る前に決めるべきこと
チラシの作成にいきなり取り掛かるのではなく、まずは店舗の軸となる要素や全体のスケジュールを固めておく必要があります。具体的なデザインや内容を練る前に決めておくべきポイントを確認していきましょう。
ターゲットを明確にする
ノベルティはアイテムに記載されている広告を目にすることで価値が高まります。しかし、ターゲットを絞っていないとノベルティそのものに興味が注がれず、場合によっては受け取って貰えないかもしれません。まずは、対象となるターゲットを絞り、アピールしたい相手を明確にすることが大切です。
【ターゲット別・興味を惹きそうなキーワードの一例】
男性:かっこいい、機能的、新製品
女性:かわいい、きれい、おしゃれ
若い世代:こだわったデザイン、流行
年配:実用性の高いアイテム、懐かしい、使いやすい店舗の強み・コンセプトを整理する
チラシの作成前には、店舗の強みやコンセプトを整理する作業から始めます。いきなりデザインから入りたくなりますが、ここを飛ばすと誰の心にも響かない内容になりかねません。
まずは「誰に来てほしいか」と「自店ならではの強み」を明確にします。他店との違いは、価格の安さだけではありません。便利な立地やこだわりの商品、丁寧なサービスなども立派な差別化要素です。
コンセプトが固まれば、キャッチコピーやデザインにも自然と一貫性が生まれます。誰に何を届けるお店なのか、チラシ作りの土台として一度じっくりと書き出してみてください。
開業スケジュールに合わせて準備する
開業チラシはオープン直前ではなく、全体のスケジュールを見据えて逆算しながら準備を進めます。制作から印刷、実際の配布作業までには一定の期間がかかります。オープン日の2週間前までには配布を完了させる目安で計画を立てるとスムーズです。
早い段階から余裕を持ってポスティングなどを済ませておけば、周辺にお住まいの方へ認知される期間が長くなります。ここまで来れば、開業当日の集客効果も高まるはずです。オープン時の一過性の宣伝で終わらせず、開業後も継続して配布することを視野に入れておきましょう。
儲けるチラシ、NGなチラシ
ここまでチラシの役割と、見てもらうための考え方などを説明してきました。
では、掲載する内容は、どうやって考えたらいいの?ということになるわけですが、これは、お店のコンセプトやターゲットによって変わってきて、本当にさまざまです。
ですが、作るに当たって共通しているポイントもあります。
それは、「儲けるための内容になっているか?」です。
たまに、オーナーの「想い」が書いてあるチラシを見かけます。
繰り返し説明したように、チラシは集客するためのツールですから、オーナーの想いに共感、感動してもらって来店してもらう…というのは、道のりが遠すぎます。
また、最近、チラシに自虐ネタとも言える内容を掲載しているケースも見かけます。
これも、NGと言っていいでしょう。
差別化をしているのか、本当に同情を買おうとしているのか分からないですが、チラシを「消費者」として受け取ったその場面では、自虐内容は「引く」というしかありません。
集客ツールとしてのチラシに、アウトロー感は効き目がありません。
「儲ける」を徹底的に追及すべきでしょう。
集客ツールとしてのチラシは「チェーンの宅配ピザ店」のものが秀逸です。
個人の飲食店でも、チェーンの宅配ピザ店のチラシを参考にするのがよいでしょう。新規開店時の集客につながるチラシの作り方
開業時の集客につながるチラシを作るには、載せる情報やデザインをどう工夫するかがポイントです。来店を後押しする具体的な作り方や、ホームページなどと連携させる方法について見ていきます。
開業チラシに載せるべき情報
開業を知らせるチラシには、お客様が来店の判断材料にできる情報を載せます。初めてお店を知る方でも迷わず、安心して足を運べる内容を意識して構成を組み立てていきましょう。
最低限掲載したいのは、店舗名やオープン日、営業時間、所在地、電話番号といった基本情報です。これらに加えて、周辺地図や最寄り駅からのアクセス方法、ホームページなどのQRコードも添えておきます。情報が不足していると、興味を持っても来店を諦められてしまう恐れがあります。
さらに、集客につながる情報も盛り込んでいきます。店舗の外観や内装、おすすめメニューの写真を入れると、お店の雰囲気が直感的に伝わります。オープン記念のキャンペーンや割引クーポンなど、来店を後押しするお得な情報も添えてみてください。
デザインで意識したいポイント
開業チラシを作成する際は、情報量を増やすよりも読みやすさや視認性を重視したデザインにします。あれもこれもと伝えたくなる開業前だからこそ、受け取り手の視点に立つことが大切です。
第一印象として、何のお店かが一目で伝わる写真やキャッチコピーを大きく配置します。パッと見て興味を惹かれる構成が、最初の関門を突破する鍵です。
読みやすさの観点では、色使いやフォントを統一し、十分な余白を意識して配置を組みます。適度な空間があることで、店舗の雰囲気や清潔感がよりストレートに伝わってきます。載せる内容を詰め込みすぎず、オープン日や看板メニューなど優先順位を付けて整理しましょう。
ホームページ・SNS・QRコードも活用する
チラシは紙面だけで情報を完結させず、ホームページやSNSへ誘導して継続的な接点をつくりましょう。紙のチラシは掲載できる情報量に限界があるため、すべてを詰め込もうとすると読みにくくなります。
そこで、ホームページや予約ページへのQRコードを掲載し、詳しいメニューなどをWEB上で確認できる導線を用意します。スマートフォンから直接アクセスできるため、予約に向けた心理的なハードルを下げる効果にも繋がります。
あわせて、InstagramやLINE公式アカウントなど、最新情報を発信できる媒体へ誘導するのも一つの手です。チラシとオンライン施策を組み合わせることで、一度の告知で終わらない継続的な集客効果が見込めます。
チラシは業者に依頼する?自分で作る?
チラシの作成方法は、大きく分けて2つあります。
経営規模や予算によって決めましょう。業者に依頼する
プリントショップやネット印刷会社から見積もりをとり、価格と対応を比較します。
A4のカラー10,000枚で15,000円ほどですが、業者によってさまざま。
デザインから配布(ポスティングや新聞折り込み)まで一括でチラシ制作を引き受けてくれる便利なところもありますので、費用対効果を検討しましょう。自分で作る
細かなところまでこだわりたい、予算が少ないといったときには自分でチラシを作成してみましょう。
Microsoftのサイトなどでは、無料で使えるチラシのテンプレートを提供しています。
また、印刷業者のサイトが提供しているテンプレートもあり、こちらはデザインを自分でした後、そのままデータを使って印刷を業者に頼むことができます。開業チラシの宣伝効果をさらに高める工夫
チラシはただ作って配るだけでなく、もうひと工夫加えることで反響をさらに引き上げられます。クーポンや口コミの活用、配布後の効果測定といった、宣伝効果を最大化するための具体策を解説します。
オープン記念キャンペーン・クーポンを活用する
開業時のチラシには、オープン記念のキャンペーンやクーポンを掲載して初回来店のきっかけを作ります。見知らぬお店に足を運ぶ際、人はどうしても慎重になりやすいため、お得な特典が来店の力強い後押しになります。
特典をつける利点は、配布から1か月間といった明確な利用期限を設けることで、早期の来店を促せる点です。とはいえ、利益を圧迫するような無理な値引きをする必要はありません。次回来店時の割引券や、一品無料のサービス特典など、お店の魅力を体験してもらうための施策として活用してみてください。
口コミ・レビューを活用して安心感を伝える
安心感を与える情報として、プレオープンに参加した方の感想などをそのまま活用できます。実際に来店した人の生の声があるだけで、初めて足を運ぶ際の心理的なハードルはぐっと下がるはずです。
もし店主の過去の受賞歴やメディアでの掲載実績があれば、それも合わせて記載します。限られた紙面のなかで、客観的な評価を的確に伝える工夫を取り入れてみましょう。
配布後の効果測定と改善を行う
チラシは配って終わりにせず、反響を確認して改善を繰り返すことが集客成果に繋がります。配ったまま放置すると、せっかくの費用対効果が把握できずもったいない結果に終わります。
確認したい指標として、クーポンの利用数や電話での問い合わせ件数といった具体的な数字を追います。あわせて紙面に載せたQRコードのアクセス数も確認しておけば、実際の関心度を測る参考になります。
この結果をもとに、次回の配布エリアを見直したり、デザインを修正したりして改善を進めます。少しずつ精度を高めていく姿勢が、長期的な集客を安定させる秘訣です。
チラシと組み合わせたい販促施策
紙のチラシ単体で配るだけでなく、ほかの販促手法とうまく掛け合わせることで集客の相乗効果が期待できます。継続的な来店につながるおすすめの組み合わせ方について具体的に確認していきます。
ホームページやSNSと組み合わせて継続集客につなげる
開業時のチラシは、ホームページやSNSと連動させて継続的な集客の仕組みをつくることが大切です。オンライン施策と連携する利点は、紙面で伝えきれない情報を補完できることです。
チラシをきっかけにホームページへ誘導すれば、詳しいメニューやサービス内容を来店前に確認してもらえます。ここで初めて、お店の全体像をお客様に伝えることができます。
さらに、InstagramやLINE公式アカウントへの登録を促せば、開業後も継続的に最新情報を発信できます。日常的な接点を持ち続けることで、一過性の来店で終わらせず、リピーター獲得へと着実に繋がっていきます。
業種に合わせて販促施策を組み合わせる
開業時の販促はチラシだけに頼らず、業態に合わせてSNSやノベルティなどを組み合わせます。ここを工夫するかで、初期の集客スピードに差がつきやすくなる部分です。
効果的な施策は業種によって大きく異なります。飲食店はSNSでの発信やクーポン、美容室なら紹介カード、クリニックは内覧会でのノベルティ配布が向いています。来店してほしい相手の行動を想像し、最も目に留まりやすい方法を選びます。
複数の施策を組み合わせれば、さらなる相乗効果も期待できます。チラシで店舗を知った人がSNSで雰囲気を確かめて来店する、といったスムーズな流れを作れます。一つの手法で完結させず、多角的なアプローチを用意してみてください。
ノベルティを活用して認知度アップを図る
チラシと合わせてノベルティを用意することで、店舗の名前や存在をより強く印象付けることができます。受け取った方に喜ばれつつ認知度向上につながる、実用的なノベルティ選びの工夫を解説します。
ユーザーが受け取りたいものをノベルティに
ノベルティはサービスではなく、お店の宣伝を目的としています。つまり、第一前提としてお客様に受け取ってもらえる商品でなくてはなりません。そして、次にその商品を使ってもらうことで更なる宣伝へと繋がっていくのです。
ユーザーがその商品を受け取りたい、使いたいと思えるものをノベルティにしましょう。
ちなみに、一般的なノベルティとしてポケットティッシュがあります。ティッシュを貰って困る人はそうはいないでしょうし、また、使用する機会も多いです。そういった意味では利にかなっているノベルティであると言えるでしょう。
ただし、ティッシュはノベルティとして制作する店舗も多いので、かえって目立たなくなってしまうという要素もあります。目にする頻度が高い商品を選択
目にする頻度が高いノベルティなら自然とその広告を見る機会が増え、無意識の内にインプットされやすいです。その効果を得るために、生活の中で使用されるアイテムを選択するといいでしょう。
【生活の中で使用されやすいアイテム一例】
マグカップ・タンブラー・ポケットティッシュケース・エコバック、ボールペン、ストラップ季節に合わせたノベルティも効果的
夏ならうちわ、冬ならカイロというように、その季節になると一気にノベルティとしての効果が上昇するものもあります。その時期に合った「貰って嬉しい」と思えるものを考えてみましょう。
【季節感のあるノベルティアイテム一例】
春・夏:レジャーシート・お弁当箱・うちわ・冷却剤・ビーチボール・ビーチサンダル・タオル
秋・冬:カイロ・手袋・マスク・ポータブル加湿器・ブランケット開業チラシ・ノベルティ作成時の注意点
お店の認知度を高めるために行うノベルティですが、認知度を高めるためであれば、どんなノベルティを作成しても大丈夫というわけではありません。ノベルティを作成する際・配布する際にはそれぞれ何かしらの法律に抵触してしまう可能性があるので注意が必要です。ノベルティを作成する際・配布する際に抵触しやすい法律として、景品表示法、道路交通法、著作権法(商標権法)などがあります。どんな点に注意すればいいか見ていきましょう。
景品表示法
景品表示法とは、商品やサービスの品質、内容、価格などを偽って表示することを規制して、より良い商品やサービスを自主的かつ合理的に選択できる環境を守るための法律です。
企業などが販売促進のための手段として、来場者全員や商品購入者にグッズをプレゼントしている光景を見かけたことがある人も多いと思います。このグッズのプレゼントは景品表示法による厳しい制限を受けており、「知らなかった」では済まされないので注意が必要です。
例えば、商品購入者に対して抽選券を配って抽選を行うようなものを一般懸賞と呼びます。一般懸賞では、懸賞による取引価格が5,000円未満の場合には取引価格の20倍、5,000円以上の場合には10万円までと最高額の上限が設けられています。また、総額も懸賞に係る売り上げ予定総額の2%までと決まっているので注意が必要です。
また、懸賞を行わずに、商品購入者全員に対してグッズをプレゼントするようなものを総付景品と呼びます。総付景品では、取引価格が1,000円未満の場合は200円、1,000円以上の場合は取引価格の10分の2までと決まっています。先着順で貰えるようなグッズの場合も総付景品に該当するので注意が必要です。
商品やサービスの利用者、来店者を対象として金品等を提供する場合には、取引に付随して提供するものと判断されるため、景品規制の適用対象です。雑誌やネットなどで、広く告知していて、商品やサービスの購入、来店などを目的としていない場合やノベルティグッズの提供などの場合は、景品規制は行われないオープン懸賞に該当するため、上限の設定がありません。しかし、ノベルティグッズであっても、商品やサービスの購入、来店を目的としているものと判断される場合は、景品表示法に該当することになるので注意しましょう。道路交通法
ポケットティッシュを配っている光景を駅前などでよく見かけることがあると思いますが、この人たちは無許可でポケットティッシュを配っているわけではありません。サービス名・社名などが入っているポケットティッシュやボールペンなどのオリジナルのノベルティを該当や歩道で配る場合は、道路交通法第77条に基づいて所轄警察署の道路使用許可が必要です。
しかし、お店の敷地内や私有地の場合には、道路交通法の対象ではないため、所轄警察署の道路使用許可は必要になりませんが、お店や私有地の所有者の許可を得る必要があります。展示会や各種イベントなどの場合には、会場独自のものやイベントごとに定められているルールが設けられているため、それらを遵守しつつノベルティグッズの配布を行っていくようにしましょう。著作権法(商標権法)
ノベルティグッズを配布することで、多くのお客さんの集客につなげたいという気持ちは分かりますが、ノベルティグッズに使用するキャラクターなどには注意が必要です。「LINEキャラクターが可愛いし広い世代に知られているから使おう」「子供を対象としているのでアンパンマンやミッキーといったキャラクターを使おう」と、実在しているキャラクターを無許可で使用した場合には、著作権法(商標権法)に該当するので注意が必要です。
手書きで書いたとしても、それが明らかにそのキャラクターと判断できる場合には、同様に著作権法(商標権法)に該当します。これらに該当する場合は、罰金刑だけでなく懲役刑の対象にもなるため、安易にキャラクターを使用しないなど、ノベルティグッズを作成時には十分に注意しましょう。開業時のチラシに関するよくある質問
初めての開業準備では、チラシの具体的な作成手順や必要な費用について疑問を抱える方も少なくありません。本格的な作成前に直面しやすい代表的な疑問と、その具体的な回答を順番に解説します。
開業前にチラシを作る流れは?
開業前のチラシ作りは、事前の段取りから配布後の見直しまでが一連の流れです。まずは誰に何を伝えるか、コンセプトを明確にする作業から着手します。ここがブレると、その後の作業が進めづらくなるので注意が必要です。
軸が決まったら、デザイン制作、印刷、そして計画に沿った配布へと進みます。配布して終わりではなく、どの地域や層から反響があったかを確認し、次回の改善につなげることが集客の鍵となります。
開業チラシとフライヤーの違いは?
チラシとフライヤーの間に厳密な定義の違いはありません。どちらも印刷物による販促ツールという点では同じ役割を持っています。
ただ、一般的な使われ方には少し違いがあります。チラシは特売など情報を広く伝える用途で使われる一方、フライヤーはカフェなどで見かけるデザイン性の高い広告を指すことが多い傾向です。用途や業界によって呼び方が変わるだけですので、自店の雰囲気に合わせて作成を進めてみてください。
チラシの費用はどのように決まる?
チラシ作成にかかる費用は、デザイン費・印刷費・配布費の組み合わせで決まります。意外と見落とされがちなのが、配布にかかる費用面です。
依頼内容をはじめ、用紙のサイズや部数によって実際の金額は大きく変動します。想定外の出費を防ぐためにも、見積もり時は工程ごとの内訳を確認しておくと安心です。
すべての工程を制作会社へ依頼すると、どうしても費用は膨らみやすくなります。全体の予算や目的に応じて、テンプレートを活用して自作する部分と、プロに任せる部分を柔軟に使い分けてみましょう。
まとめ|開業チラシとノベルティを活用して集客を成功させよう
開業時の集客において、チラシは作って配るだけで終わるものではありません。誰に来てほしいかという設定から、心に響く掲載内容、最適な配布方法、販促施策までを一貫して設計することが成功のポイントです。
この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント
○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。
○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
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