経営に欠かせない「損益分岐点」。
この「分岐点」を超えなければ赤字…ということになります。
ここで計算問題です。
お店の家賃・人件費などの固定費が月140万円とします。
変動費率 = 原価率
とし、
お店の原価率を30%
としたとき、
損益分岐点となる売上高はいくらでしょうか?
■ 回答 ■
200万円
解説です。
損益分岐点の売上は、
固定費 ÷(1-変動費率)
でもとめることができます。
問題文の設定では、
損益分岐点の売上 = 140万円 ÷(1-30%)= 200万円
となります。
飲食店の場合、原材料費が主な変動費になりますが、厳密には光熱費など、他にも変動費に含まれる経費があります。
食材などの仕入れは常に「変動費」となります。
赤字経営をしないためには、経営者は、この「損益分岐点」を「常に」「即座に」計算できる力量が必要とも言えます。
