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バーバーブームからの、経営戦略のヒント

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なぜ今、男性には「バーバー」がブームなのか……。そこには、経営戦略のヒントが隠されています。

バーバーに通う理由

おしゃれな若者たちの間でバーバー人気が高まり、さらには大人世代も、バーバーに通う人が増えています。若者のみならず、なぜ大人世代も通うのか。
どうやら美容室では「女性に見られることが恥ずかしい」といった意識が大きく関係しているようです。年を重ねるに連れて、若い女の子の接客を受けたり、あまりにもおしゃれな美容室の空間に、居心地の悪さを感じるようになるのだと言います。
また、美容院に今も通っている男性達からこのような意見が聞かれるようになりました。
「空気感が合わなくなってきた」、「若い店員さんに髪を触られるのが恥ずかしい」、「女性の美容師さんに悩みが打ち明けられない」、「美容院は変えたいけど、昔ながらの床屋はちょっと……」など。
これらの意見から推察するに、男性達にバーバーのニーズがあることがわかります。ブームの後押しもあり、身だしなみを気にする大人たちの足が再び理容室に向き始めているようです。

男性の悩みに合わせた細やかなメニュー

理容室には、“シェービングの際にあてられるホットタオルを目当てに通う人がいる”とも言われるほど、シェービングはバーバーならではの醍醐味でしょう。現在はそこにプラスし、フェイシャルエステやヘッドスパ、角質除去、薄毛、臭いケアまで解消するサービスを展開しています。髪を切り、ヒゲを剃るだけの場所から、男を磨くための場所に生まれ変わったニューバーバーは、おしゃれな男性たちに見直されています。
古くからある欧米の床屋・バーバーの雰囲気を色濃く残すバーバー。代官山や渋谷、表参道等のおしゃれエリアであれば、一過性のもの、もしくはその立地だからこそ成立するコンセプト勝負の店舗と見ることもできるでしょう。しかし、この流れは全国的に広まっており、理容師の高いカット技術とともに大きな注目を集め始めています。

まとめ

今までとは視点を変えて時代に合わせることで、新しい発想ではなくても「他店と差別化をはかることができる」、ということがこのバーバーブームからわかります。売りや、強みの活かし方をしっかりと考えることが、大きなチャンスに繋がるかもしれません。

この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント

○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。

○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
開業資金に関する相談、物件探し、事業計画書の作成やその他の店舗開業における課題の解決に取り組む。

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