お店のこと、はじめる前も、はじめた後も。

2017/03/10

たった2種類しか販売しない和菓子店、その狙いとは?

海外勤務で和菓子というジャンルが持つ奥深さや面白さを知り、伸びしろを感じるようになった

  • 稲葉基大・浅野理生/wagashi asobi

2011年に工房兼ショップとしてオープンした「wagashi asobi」。販売する和菓子は「ドライフルーツの羊羹」と「ハーブのらくがん」の2種類だけ。なぜ、2種類のみなのか、そしてお店開業に至った経緯などをインタビュー。

「wagashi asobi」を始める前は老舗和菓子屋で職人として働いていたそうですが、独立を意識したのはどんなきっかけからでしょう。

稲葉 独立願望はあったのですが、好きなことだけやって生きていけたら、という想いをずっと抱いていたんです。じゃあそれは何かを考えた時、好きな和菓子だけを作っていこうと。小売り、ネット販売、受託生産、それに勤め続けるというのも選択肢にあったわけですが、やっぱり自分が作った和菓子を喜んで食べてもらえるお客様の姿を見たいんですよね。和菓子は美しいものだし、カッコいい。その素晴らしさに気が付いたのは海外勤務のときでした。例えば梅の形をした最中を売っていると、なぜ梅なのか現地のお客様に聞かれるんです。俳句に読まれることもある梅は日本人にとって春を伝える重要なアイコンなんですよね。そういったことを説明するために調べていたら和菓子の面白さにハマり、和菓子というジャンルに伸びしろを感じるようになったんです。

稲葉基大・浅野理生

稲葉基大
製菓技能士一級・製菓衛生師。NYC FOOD PROTECTION。Tokyo Midtown Aword 2012。デザインコンペティション柴田文江賞受賞。老舗和菓子屋に入社後、職人としてニューヨーク店などで修行を積み、2011年に「wagashi asobi」をオープン。

浅野理生
製菓技能士一級・製菓衛生師・栄養士。京都や東京の老舗和菓子屋で修行を積み、稲葉氏と共に「wagashi asobi」を始める。

wagashi asobihttp://wagashi-asobi.com/
東京都大田区上池台1-31-1-101

老舗和菓子屋で職人として働いていた稲葉基大と浅野理生が和菓子の新しい可能性を探り、2011年に工房兼ショップとしてオープンした「wagashi asobi」。地元の銘菓を目指し、「ドライフルーツの羊羹」と「ハーブのらくがん」の2種類だけを販売する。店名の「wagashi asobi」はふたりのユニット名でもある。「ドライフルーツの羊羹」は経済産業省が選ぶ日本が誇るべき地方産品「The Wonder 500™」、そして大田区が選ぶ「おおたの逸品」に選出。著書に「わがしごと」(コトノハ出版)がある。

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