店舗移転を迫られるも、地元での経営にこだわる！

平日・休日問わず、多くの人々で賑わう東京・新宿駅近くに、創業70年を超える3代続く鳥料理と水炊きの専門店『鳥源』があります。
建物の老朽化により、店舗移転を余儀なくされましたが、地元での経営にこだわり続けました。
鳥源の3代目・山内昇さんに移転先探しの苦労話などをお聞きしました。

建物の老朽化で店舗移転。今と同じ地域で営業したい

――店舗を移転したとお聞きしました。移転の経緯を教えてください。
鳥源は70年以上続くお店です。それが今回、建物の老朽化により、移転しなければいけないことが決まって、店舗物件を探すことになりました。
まずは不動産屋に物件の相談をして、自分でもインターネットで調べました。
インターネットで調べていると、USENが物件の情報を紹介していると知ったんです。
それで、店舗でUSEN放送を利用していたというのもあったので問合せてみたんです。
そうしたら担当の方が本当に熱心に物件探しをサポートしてくれたんですよね。

実はうちが出した希望条件の幅が狭かったんですよ。
電話番号を変えたくなかったし、これまで同様、鳥源の常連にも来ていただきたかったので、今と同じ新宿三丁目で移転したいと。
希望に当てはまる物件は少ないはずですし、かなり無理なお願いをしているなとは思ったのですが、それでも週に一度は新しい情報を送ってくれたり、空き情報が入るとすぐに電話をくれたり。
担当者が迅速な対応をしてくれたので、今の場所もなんとか見つかりました。
すごく助かりましたよ！

USENにお願いしてよかったなと思うのが、物件はもちろんですが、それ以外のレジや防犯カメラ、呼び鈴なども紹介いただけたこと。
とくにiPadを使ったPOSレジ（Uレジ）が大変便利です。
注文を受けてから調理場への伝達がスムーズになり、さらにはレジクローズが劇的に早くなりました！
また、聞けばおしぼりまでやっているという（笑）。
不動産屋にお願いしてもここまでは揃わないと思うので、USENのサポートは有難かったですね。

広く新しくなったことで女性客が増えた

――移転前と比べて何か変化はありましたか？
鳥源は仕込みから全部手作りで、時間をかけてやっています。
先代から引き継いだ味は変えてはいませんが、時代に合わせて新しいものを取り入れながら経営しています。
味には自信がありますし、旧店舗より広く新しくなり、お店に入り易くなったのか、若い女性も増えました。
老朽化で仕方なく移転することになりましたが、以前店舗があった場所に、「鳥源は移転しました」という地図も張り出しています。
常連さんに潰れたって思われなくて済みました（笑）。
良い場所に移転できたのでとてもよかったです。