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Facebookは店舗ホームページの代わりになる!4つの上手な活用術

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いまやコミュニケーションや情報入手のツールとして欠かせない存在となっているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。そのSNSを使って、店舗の情報をリアルタイムで発信し、拡散させていくことが集客への第一歩です。

Facebookの特徴とユーザーの傾向

SNSの先駆けとして、2011年頃から日本で普及し始めたFacebook。今では、日本での月間利用者数は2700万人を超え、さまざまなSNSが活用されている中でも根強い人気を誇っています。Facebookの特徴は実名制であること。そのため利用者同士の繋がりがリアルで、「この人が“いいね!”といっているなら良い店に違いない」といった情報の信頼性が期待できます。ユーザー年齢層も30~40代が最も多く、ファミリー層やビジネスマンが多く利用しているため、ファミリー、ママ向けの店舗や高級志向の店舗とマッチしやすいSNSです。
総務省が発表した「平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、10代、20代に人気のあるTwitterと比較すると、Facebookはその1つ上の層を狙うのに適しています。全年代の利用率は手軽に利用できるTwitterが31.1%であるのに対して、Facebookは31.9%と比較的高い水準にあるため、店舗の宣伝効果が高いSNSと言えるでしょう。

Facebookをホームページ代わりに活用しよう

Facebookは個人で使用する“個人アカウント”から、「Facebookページ」を誰でも無料で作成することができます。「Facebookページ」はタイプに合わせて作成することができ、店舗で使用する場合は「ローカルビジネスまたはスポット」を選択するのがベスト。ページには店舗の住所や電話番号、営業時間などの詳細な店舗情報を入力することができ、ホームページをイチから作るよりも簡単かつ安価にネット集客に取り組むことができます。

Facebookのチェックイン機能を活用しよう

チェックイン機能とは、お客様が店舗に来店したことをFacebook上で友人に知らせることができる機能です。チェックイン機能の設定を有効にすることで、お店の名前や場所などをお客様から積極的にアピールしていただく機会を増やします。拡散性が高いため、チェックインしていただいたお客様に割引やクーポンを提供するなどのキャンペーンを行う店舗もあります。

料理やサービスを紹介しよう

まずは提供しているメニューやサービスを発信します。飲食店なら“シズル感”に溢れた料理写真を、美容院やネイルサロンではトレンドを取り入れたスタイル写真を投稿することでユーザーの心を惹きつけます。さらに、食材へのこだわりや料理の腕前、施術者の技術の高さをアピールすることで、ユーザーの「行きたい!」という意欲に繋がります。

お店の雰囲気を投稿

店舗の外観や内装などの写真を投稿し、お店の雰囲気を伝えることも意義のあることです。接待に適した店なのか、それとも女子会に適した店なのかなど、どういったシーンで利用できるかをお客様に想像いただくことも来店促進には大切なポイントです。さらに、お店の中で働く“ナカノヒト”を紹介するとお店の“人柄”や“空気感”が伝わります。リピーターやお店のファンを増やすには、提供するメニューやサービスの満足度も重要ですが、気持ちのいい接客や居心地のよい雰囲気を作り出し、伝えていくことも大切です。

お店の混雑状況を伝える

SNSの長所は、リアルタイムで発信できることです。お店の空き状況を伝えることで、ユーザーは予約を取りやすくなります。常に予約でいっぱいの混雑店の中には、キャンセルで急に空いてしまった席の予約をFacebookで受け付けることも。また、お盆や年末年始などの営業日も有益な情報です。

キャンペーンや期間限定メニューなどを発信

キャンペーン情報や、季節にあわせた期間限定メニュー、新メニューなどの情報もお客様にとっては嬉しいニュースです。クーポン画像などを作成し、その画像を店員に見せることで特典を受けられるなどのサービスもお客様に好まれます。また、「今しか食べられない」期間限定メニューで来店意欲を高めるほか、日替わりランチを提供しているお店では通勤時間帯からお昼までの間に「今日の日替わりメニュー」を投稿するなどして、「今日食べに行きたい!」と思っていただくことも大切です。

Facebookを活用し、お店をより「身近に」

上記のような投稿を心掛けると、お店への「親近感」が湧いてきます。お店の存在を身近に感じることで、来店へと繋がっていくのです。また、Facebookは初心者にもおすすめのSNSです。文字数の制限があるTwitterや、写真の出来栄えに左右されるInstagramと違い、自由な表現で投稿できるメリットがFacebookにはあります。また、Facebookは写真と一緒にテキストを投稿した場合は投稿後に編集できる機能があり、予約投稿も可能であるため、SNSに慣れていない人にとっては役立つ機能が満載です。運用に慣れてきたら、動画の投稿やFacebook内広告掲載にもぜひチャレンジしてみてください。きっと新たなファン獲得に繋がるはずです。

Facebookでアカウントを作る際の注意点

今までにSNSなどを活用したことがない人が、急にSNSを活用しようとすると、なかなか使い方が分からず苦労してしまうと言えます。また、SNSはそれぞれ使い方が異なっているため、1つのSNSの使い方を覚えたからと言って他のSNSでは活用できないので注意が必要です。Facebookでアカウントを作る際にはどんな注意が必要なのかを見ていきましょう。

個人アカウントで企業名を登録してしまう

初めてFacebookの登録を行おうとしている人の中には、何をどのように進めればいいのか分からない人も多いと思います。Facebookのアカウントには、個人アカウントとビジネスアカウントの2種類があり、個人アカウントは1人1つで個人が実名で登録する一方で、ビジネスアカウントはFacebookのページを管理するためだけに登録します。「登録できてしまうのであれば、問題がないのでは?」と思った人も多いのではないでしょうか?しかし、Facebookでは、個人アカウントで企業名や商品・サービス名で登録を行うことを禁止しています。放置されている間は問題ありませんが、規約違反を理由にアカウントを削除される可能性もあるため、登録時のアカウントミスに十分注意しましょう。

Facebookページの表紙で宣伝を行ってしまう

Facebookの規約に違反している場合には、アカウントを削除されてしまう可能性があるということについては触れましたが、他にアカウントを削除されてしまうケースはあるのでしょうか?Facebookには、自身の顔写真などを掲載するプロフィール写真以外にもカバー写真というものがあります。このカバー写真は、プロフィール写真よりも大きく表示されることから、企業の広告や電話番号、ホームページアドレスなどを入れる企業がありますが、こちらも規約違反に該当します。規約違反を理由にアカウントを削除される可能性もあるため、写真を選ぶ際は十分注意しましょう。

Facebookページで宣伝と告知ばかりを行ってしまう

上記2つは規約違反に関する内容でしたが、今度は規約違反に関するものではありません。Facebookや他のSNSでも、投稿された順に表示されるため、投稿の頻度が少ない場合には情報が埋もれてしまって広告効果があまり得られない可能性があります。だからと言って、頻繁に宣伝や告知を繰り返していると、せっかく「いいね」してくれていたユーザーからも「いいね」を解除されてしまう可能性もあるので注意が必要です。投稿後は、「いいね」や「コメント」の数などを確認して、ユーザーがどのような情報発信を求めているのか様子を確認しながら宣伝や告知を行うようにしましょう。

この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント

○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。

○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
開業資金に関する相談、物件探し、事業計画書の作成やその他の店舗開業における課題の解決に取り組む。

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