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起業・独立するのに絶対に必要なマインドは○○○○。それが成功者と脱落者の決定的な差になる【女性の開業】

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輝く女性をひとりでも増やしたいと能力開花サポートを中心とした講座を開講するスピリチュアル師でもあり、ヨガ講師。さらには香りのブランド「フレグラントハート」事業も展開し、プライベートでは6人の子どものママでもある小山内愛さん。小山内さんの講座のリピート率はなんと90%以上だそうです。ご自身もパワフルに活躍する起業家の小山内さんに、独立するにあたって必要なマインドと行動についてお話を伺いました。

成功する起業家に絶対に必要な行動やマインドについて教えてください。

もっとも重要なことは「素直に話を聞く」力があるかどうか、これにつきると思います。“話を聞く”というのは“ただ聞く”、ということではありません。自分の固定概念をとっぱらったところで、いかに純粋に、好き嫌い関係なく話が聞けるか? ということです。

多くの人が自分のフィルターをかけて人の話を聞いているということでしょうか?

「私は人の話を素直に聞けますよ」という方はたくさんいらっしゃると思います。ですが、本当の意味で、多くの方が“素直に話を聞く”ことはできていません。無意識のうちに自分の好みや今までの体験と照らし合わせて、「この人の言っていることは私のやり方には合わない」「この人のやり方は成功するかもしれないけどやりたくない」など耳を塞いでそれ以上その人の聞くことを無意識にやめてしまっているんです。ですが、“起業する”という初体験をスムーズに成功させるためには、ひとりでも多くの成功した起業家の話を聞くことが一番なんです。そしていろんな人の話を聞いて聞いて聞きまくり、一番「自分に合う!尊敬する!」という人に出会ったら、とことんその人についていく、その人の話を聞く、その人から吸収できるものはすべて吸収する、という姿勢でいることが大切です。

起業家に直接会って話をするというのはなかなか難しいと思うのですが。

そうですね。いきなりは難しいと思います。ですが今は、SNSの時代。Facebookなどで繋がることは可能です。そして成功した起業家の方たちは必ずと言っていいほど講演やセミナーなどを行っています。そこに行って直接話を聞いてその人の温度感に触れる、ということが大事です。本をいくら読んでもそれはまだ情報収集の段階で直接自分の身にすることはできません。なぜなら“本を読む”というのは自分の理解できる範囲のことしか理解できないからです。どんなに素晴らしいことが書かれている本でも、“読んでいる人のレベル”でしか、理解することはできないんですね。学校で読書感想文を書いてお互いの感想を聞いたときに観点や視点、感じることがこんなにも違うのか! と驚かれた経験のある方もいらっしゃると思います。つまりそういうことなんです。結局自分フィルターで本を読むので、その内容の理解は自分のフィルターがかかった理解になります。それが直接会うことで、その人の熱量に触れることになり、その人のエネルギー・空気感・オーラなどから、本当のその人を感じることができます。「実在の人物」として。その時に感じたことが大切です。本の中では素晴らしい人・尊敬できる人、と思っていた人がぜんぜんそうではないと思った。Facebookを見ていてチャラそうな人だな大したことないな、と思っていた人が実際会ってみたらとても真摯でパワフルで素晴らしい知見を持った人だと感じた。など、“その時に感じる”ことを大切にしてください。そして、その人たちが言っていること、それは一度すべて情報として受け止めてください。

尊敬する人をひとりターゲットしたらその後はどうすればいいでしょうか?

とにかく直接会える機会を増やす。そして、FacebookやTwitter、Instagram、ブログなどで日々の動向を追う。ウォッチし続ける。そうすると空気を吸うように自然とその人と同じようなマインド、行動が起こせるようになっていきます。そして、その人を尊敬した理由を省みて、その人から吸収できることはすべて吸収する。尊敬する人がやっていることをひとつでもいいので自分ができるようにする。それをまずは目標にする。するとですね…不思議なのですが、その目標が達成された時、自然と他にまたさらにランクの上の尊敬できる人が現れるんです。そうしたら今度はその人をマークして同じようにやっていく。その成功体験を積み上げられたらこっちのものです。もうあとはずっと成功体験ループが続いていく一方になります。

その他に必要なマインドはありますでしょうか?

時間でお金がもられるサラリーマンとは決定的に違う、ということを本当の意味で自覚することです。自分が行動することに対してすべてお金がかかります。お金は出ていく一方です。入ってくることは…お客さまがお財布を開いてくれる瞬間までありえないのです。そう考えると、なにか怖く感じる方もいらっしゃるかもしれません。ただし、見方を変えると世界は変わります。お金を払うことはすべて学びの場になるんです。例えばレストランで食事をするとします。するとそこのサービスはいいのか? 悪いのか? 感じることになります。いいのであればどこがいいのか? 悪いのであればどこが悪いのか? きちんと意識して自分の事業にフィードバックします。モノを買う時はなぜ自分は“その”店で“それ”を買おうと思ったのか? 意識してみる。またそのお店に行きついた経緯についても考えてみる。同じ美容院に通い続けている人は、なぜその美容院に通い続けているのか考えてみる。いかがでしょうか? お金を払う、という行為はすべて自分の事業にとって役に立つこと、と捉えれると思います。

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成功体験の幸せループにのれた…としても、つまずいてしまうことはあると思います。そんな時はどうしたらいいのでしょうか?

誰しもつまずく時、壁が立ちはだかることがあります。しかしそれには必ず原因があり、その一見マイナスのできごとこそが最大のチャンスなのです。

つまずきが起きる時ってどんな時なのでしょうか?

それはズバリ、「ないものねだりをしている」「自分を大きく強く見せようとしている」「自分自身がない」時です。つまり、自分自身に本当の意味で自信がなく、欠落してしまっている時なんですね。「ないものねだりをしている時」というのは実際に人脈やお金がないのに、ある人を見て「あの人はもともとお金持ちだからあれができるのよね。私だってお金があれば」…とタラレバの話をし始めてしまう。それじゃあ何も始まらないし、考えたところでどうしようもないことを考えているので時間の無駄です。「自分を大きく強く見せようとしている時」とは、周囲の人に「俺はこんなに稼いでる!顧客がいる!」などと大口をたたいてしまっている時です。時にはお金なんてないのに、無駄におごっていたりする人もいるかもしれません。人間はそんなにバカではありません。そんなことをしてもすぐ見透かされ信用が失われます。「自分自身がない時」とは「○○さんが言ったから」「○○さんがこうやってるから」など、“誰か”のせいにして物事を進めている時。○○さんはあなたではありません。○○さんがそのやり方で本当に成功しているのは“○○さんだから”、です。あなたは○○さんのやり方をきちんと自分のモノにして、自分のオリジナルの“○○さんのやり方”でことを進めなければいけないのです。

頭ではわかっていてもついついそうなってしまう…そんな時はどうしたらいいでしょうか?

不思議なことなんですがつまずきが起きるとき、悪い状態になっている時、という時は“そういう状態に自分がなってしまっている”ということに気がつくことができません。ですが、必ず気づけるタイミングがあります。なので、こういう状態がつまずく時なのだ、ということを頭に入れておけばいいと思います。

つまずいてしまった時、どうすればいいでしょうか?

まず負の感情、エネルギーをすべてプラスのエネルギーに変えてください。特に起業したばかりの頃はこれが一番できる時です。「悔しい!」「辛い!」「悲しい!」「腹が立つ!」そんな感情をすべて「なにくそ!だから絶対やってやる!成功してやるんだ!」というエネルギーに変えるのです。だって、起業したばかりの頃って失うものはないですよね。ゼロスタートなのだからマイナスになるものはお金…くらいです。でもそれだって、最初からその覚悟がなければ起業しないはず。そこそこのマイナスは見越しているはずです。であれば、前へ進むしかない。「なにくそ!絶対に稼いでやる!お客様をひとりでも多く獲得してやる!」そういうエネルギーに変えればすべてが糧になりバネになります。

日本人の悪い癖…だと思うのですが頑張っている人を馬鹿にしたりねたんだりする傾向がありますよね

そうですね。でもそれはそういう時期と割り切るしかありません。シャカリキに「稼ぐ!」などと頑張っていると、「あの人変わったよね」などと、足を引っ張ろうとする人は必ずいます。人より頭ひとつ出る、というのはそういうことです。そして、それを気にしていたら頭ひとつ出ることはできません。それって本末転倒ではないでしょうか? だっていったい何のために起業したのでしょう? 誰かの言いなりになるためではありません。そう言った陰口をたたく人たちはそういうことを言って、自分たちのいいなりに、自分たちのレベルにあなたを貶めようとしているんです。そんな人たちのいうことなんて聞く必要まったくないですよね。そして不思議なものですが、実際に頭ひとつ出てしまうと、そういう人たちは何も言わなくなります。結局自分より弱い人間、悪口陰口を言ってもいい人間というレッテルを勝手に貼って言ってるだけなんです。それに完全に頭ひとつ出ると、付き合う人々、見える景色が変わります。もうそんな人たちとは関わらずにすむようになりますよ。

起業した方々にインタビューしていると起業のタイミングをどう見極めたのですか? という問いに必ずと言っていいほど「カンです」と仰るんですが、“カン”っていったい何なのでしょう?

“カン”っていうのは起業をイメージしたときから、始まった情報収集や人脈、資金などが最終的に満ち満ちて無意識に表面化した時のことです。周りには見せていない部分も多いので周囲は驚きますが、自分のなかでは“もう整っている”“準備は万端である”と無意識にわかっているんです。

カンを鋭く研ぎ澄まし、正しく働かせるにはどうしたらいいでしょうか?

どんどんアウトプットをしてください。自分の頭の中にあることをそのまま出す訓練をしてください。脳と心がずれているとカンは鈍ります。どういうことかというと、本当は全然楽しくないのに楽しそうにその場に居続ける。これはカンを鈍らせる原因です。楽しくないなら失礼がないようにその場を立ち去る、もしくは楽しくないと伝えられる相手なら伝える。食べたいものが本当はあるのに「なんでもいいよ!」と答える。これもダメです。きちんと伝える。日本人にはとても不得手なところですよね。遠慮深く慎み深く、周りの空気を読んで、みんなと一緒に…そう教育されてきた私たちは素直にアウトプットすることがとても苦手になってしまいました。でも成功者たちを見てください、「ちょっと変わり者?」 そう感じる人が多くないですか? それはそういうことです。だれしもが変わり者なんです。本当に自分が感じていることを話して本当に自分がやりたいことを行動に起こしていれば。ただそれだけのことです。

しかし正直それを最初からできる人はなかなかいないと思ういます。

そうですよね。そういう時はまず、ノートやTwitterの裏アカウントなどをつくって、どんどん本当の気持ちをアウトプットする訓練をしましょう。「今日こういう発言をした、けれど本当はこう思っていた。だからこういう感情になってしまった。でも今はこう思っている」など、出来事とその時感じた感情などを一緒に書くことがいいですね。食べた物や人と話した会話をただ書き出すのもいいです。もともとアウトプットが苦手な人もたくさんいると思うので、リハビリとして始めてみましょう。そのうち自分自身に対する嘘がなくなり、自分に正直に人とコミュニケーションがとれるようになります。すると不思議なことに、本心で話しているのに前よりコミュニケーションが円滑に良好になっていきます。そしてどんどんいい人脈が広がっていって結果、事業の役にも立ちます。カンを研ぎ澄ます訓練だったはずのことが、事業の役にもたつなんて一石二鳥ですよね(笑)

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最後に…これから起業する方へメッセージをお願いします

けっして自分に言い訳をしないでください。なにかつまずいたとき、なにか変化に気が付いたとき、誰かのせいにしたり見なかったことにしないでください。その時こそ、チャンスです。なぜそうなったのか? その時こそ、徹底的に考え抜いてください。原因はたくさん見つかるはずです。その時に自分ができる改善策を徹底的にやっていく。なにかが上手くいかなくなっている時って、心配事がありすぎてそもそもやらなければいけない目の前のことができなくなっている時です。とにかく目の前のことに没頭する。「お金がないどうしよう…」など考えてもどうしようもないことを考える前に、自分の手と足と頭できることは何か考え抜き、見つかったらすぐにどんどん行動に移す。そして自分が尊敬する人がどうして成功しているのか、もう一度考えその人のものを吸収し自分のものにする。そうすれば必ず結果がついてきます。失敗と成功を繰り返し、向上する幸せループに乗ってしまえばあとはもう成功するだけ! 何かあった時にはまたこのcanaeruさんの記事を見て、なにかの気づきにしてくださいね(笑)



「WOMe」の小山内愛さんの記事をみる>>

メンタルボディアドバイザー 小山内 愛さんインタビュー(前編) 【女性の仕事クローズアップ #4】

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