物流業から飲食業界へ。ボトルキープの数がモチベーションを高めてくれる!

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うみロジ
袖澗 穣

東京都大田区蒲田5丁目19−15 蒲田東口中央ビル 2F

エリア
東京
業種
居酒屋
ロケーション
繁華街
ターゲット
大人向け
業界経験
5~10年
開業時の年齢
40代
目標月商
100万~200万
開業資金
500~1,000万
坪数
20~30坪
家賃
-

開業を目指すきっかけ

コロナ禍の大変厳しい時期に開業したとお聞きしました。そもそもなぜ飲食業界での開業を決意したのでしょうか?
いずれはどこかでどんな業種にしろ独立したいと思っていたんです。飲食の世界に入る前は、物流業に携わっていて、一応プロと呼ばれるぐらいまでにはなりました。ですが、物流業での独立はすごく壁の高さを感じてしまって…。
この先の将来について考えていたころ、ふと、飲食の世界に目を向けてみると、食べものは好きだし、料理も好きでした。子どものころは魚釣りばっかりやってたから魚のことも意外と詳しい。それらを活かせればと、将来的には飲食の世界で独立開業を目指せるのではないかと思ったんです。
飲食業での開業のためにまず行ったことはどんなことでしょうか?
飲食の世界で独立することを考え始めたとはいえ、この世界では素人です。そこで、飲食店を経験するために、居酒屋チェーンを展開する企業で5~6年ほど働きました。ある店舗では1年間店長をして、また別の店舗では1年半ぐらい店長をさせていただきました。その2つの店舗では、一緒に独立してくれた料理長とともに、優れた成績が出せて、そこで独立開業への自信がつきましたね。
その時に開業相談したのが『USEN開業サポート』でした。

飲食業での開業のためにまず行ったことはどんなことでしょうか?

なぜ『USEN』に相談されたのでしょうか?
一言でいえば私が求めていた開業のフルサポートをしてくれるのがUSENだけだったんです。不動産も仕入れも内装も店探しも相談できる。いろんなところでサポートしてくれましたし、サポートが無料というのは本当に有難かったですね。

開業準備での課題と解決方法
(物件探し・資金集め, etc.)

開業準備~オープンまでは順調に進みましたか?
いえ、コロナにも悩まされましたね。開業に向けて動いていたのはコロナが流行る前の2019年。ですが、あのような状態になってしまって…。当初はコロナが落ち着いたら改めて開業の準備をしていこうと思ったのですが、一向に落ち着く気配がない…。
コロナを言い訳にこのまま待っていたらいつまでたってもオープンできないし、コロナだから飲食店が全部ダメになるわけではないと思って開業準備を再開しました。

開業準備~オープンまでは順調に進みましたか?

具体的にはいつ頃から再開したのでしょうか?
2021年の11月です。その当時は居酒屋チェーンで働きながら、当時から関わりのあった人に物件探しを頼んで、並行してUSENにも物件探しをお願いしました。
ただ、物件はすぐには見つかりませんでしたね。その後何ヵ所も見て回って半年ぐらいはかかりました。
結局は居抜き物件にしましたが、ここはダクトもオーブンも使えず、床は浸水していて剥がすしかないぐらいの状況でした。
ただ、幸いにして開業した地域は前に働いていた場所でもあるので、サポートしてくれる仲間が非常に多かったんです。不動産の契約も以前のお客さんが協力してくれました。その方に内装業者を紹介してもらいましたし、お店の看板は看板屋の知り合いにお願いしたんです。一緒になってオープンまで手助けしてくれました。
今はお客さんとしてお店に遊びに来てくれるので、すごく嬉しいですね。

開業後の気づき/今後の課題

いざ、オープンとなったわけですが、ここまで思い描いていた通りに進んでいますか?
一番最初の1週間は知り合いが来てくれるからそれなりの売り上げがありましたが、その知り合いがいなかったと仮定したら、新規のお客さんが1日2人、3人…というレベル。その状態が1週間続きました。その時には、3ヵ月このままだったらパンクする…資金がショートする…。またお金を借りる段取りをするのか、お店を辞める選択肢もあるなって本気で考えましたよ(笑)。
2週間目に外で呼び込みをするようになって、その時に来たお客さんがお店を評価してくれました。リピーター率が予想以上に高いっていうのが心の支えになりましたね。
今はお店の良さを広めるため、ランチ営業をしたり、営業時間を延ばしたりと、新規のお客さんを獲得できるように頑張っています。

実際オープンしてみて思ったのは、ここは2階にあるいわゆる空中店舗ですが、立地に関してはそこまで左右されないのかなということ。もちろん、好立地に越したことはないですが、大切なのはどういうお客さんをターゲットにするのかや、どういう料理を提供するのかといったコンセプトをしっかりさせることだと思います。コンセプト通りに進められれば立地はそこまで影響しないのかなと思います。
うちは一見さんを相手にするよりは、料理が美味しいとか、雰囲気が良いと言われるようなお店にしたかったんです。リピート率が高くて、客単価が高くないお店。一度で二千円しない程度で1週間に2回ぐらい来てくれるお客さんでいっぱいになるようなお店にしたかったんです。まだ1ヵ月ちょっとの営業(取材時)ですが、ボトルのキープは40本ぐらいあると思います。来てくれるお客さんがこのお店を評価してくれていることは、僕のモチベーションになっています。

いざ、オープンとなったわけですが、ここまで思い描いていた通りに進んでいますか?

相当な試行錯誤をされているようですが、今後の目標はありますか?
元々お店の形態としては、居酒屋の中にお好み焼き屋さんがあるっていうのを考えてました。集客の観点で、居酒屋とお好み焼き屋で2つのターゲットを入れることができるんじゃないかと思ったからです。ここのテナントを借りた時もそのつもりでした。でも、居抜きで付いていたダクトの容量が弱く、実際にやろうとしたらダクトを追加しなければならないし、資金の問題でなくなく辞めました。
でもまだ諦めていないです。このお店が軌道に乗ったら2店舗目で!絶対にやるつもりで、これからも頑張っていきます!
うみロジ

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