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《第15回》ワンオペでもOK!飲食店の客単価アップ術24-当日準備でOK!手間いらずのお正月メニュー
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愛嬌接客®専門家の木村氏による、飲食店向け接客コラム第15弾!
人手不足やコスト高により、ワンオペ経営の飲食店が増えてきている昨今。忙しい中でもちょっとした接客テクニックを取り入れることで、満足度の向上だけでなく客単価アップにもつなげることができます。
本コラムでは誰でもすぐに実践できるテクニックを全24回に分けて余すことなくご紹介!
第15回は、当日準備でも間に合う!手間のかからないお正月メニューの例をご紹介。縁起のいい年始にお客様が思わず注文したくなるメニューの仕掛けを、ほんの少しのアレンジで実現できます。目次
ご挨拶
あけましておめでとうございます!
少し遅れましたが、2026年の幕開けでございます。
本コラムを閲覧いただきましてありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
今年の世間一般の仕事始めは1月5日(月)からの企業様が多いと聞いていますが、みなさまのお店や、まわりの企業様はいかがでしょうか?
もし、あなたのお店でもこの日が新年最初の営業日なら、買い出しや仕込みは3日または4日になると思います。ですが、せっかくの連休なのに新しいメニューを考えたり仕込むのは大変ですよね。
私が飲食店を経営していた当時、12月の平均睡眠時間は4~5時間ほどでした。怒涛の忘年会が終了するとクリスマスディナーの提供。そしておせちの仕込みと引き渡しで、12月31日はクタクタの状態。そこから体にムチを打ち?猛ダッシュで店内と厨房の清掃をいつもより長めに行い、眠気と疲労感で意識もうろうとした中でやっと全てを終え、お店のカギを締めて帰宅する前に立ち寄ったコンビニで新年を迎える……なんてことも多々ありました。
そんな状態なので年末年始の連休もあっという間に終わり、3日や4日から新年の営業を開始しておりました。正直なところ「ゆっくり休んだ」と体感した記憶はありません。ですので、コラムを読んでいただいている皆様には連休をゆっくり過ごし、お正月を楽しんでいただきたいと思っています。今回は、時間をかけずに準備できる新年用メニューのご提案です。
年明けバージョン!手間をかけなくても売れるメニュー①
新しい年を迎え、メニューに少しでも変化をつけたい…でも、仕込みに時間をかけず新年をゆっくり過ごしたい。こんな願いをかなえる二つの方法とは?
それは、「既存の料理やレシピは変えず提供方法を変えるだけ」です。
実際に自分のお店で行っていたことをもとにまとめました。
一つ目は「新年限定」など、期間限定でカテゴリーを追加すること。新しいメニューが加わったように感じていただけます。
この時期はお客様も「新しい年が始まった」という意識が強いので、験(げん)を担ぐような気持ちでメニューを選ぶ方も多いです。
ということで、新年やお正月関連のキーワードから連なる期間限定のカテゴリーを作ってみました。メニューは既存のままでも構いませんが、ほんの一例なのでカテゴリーのタイトルや選ぶメニューは貴店にあわせてアレンジしてください。
すべてのメニューを実践しなくても、例えば以下のカテゴリーから一つを選び、あなたのお店の現在のメニューの中から数点チョイスしてホワイトボードに書いたり、ポップを付けたり、メニューに書き添えるだけでも、注文に繋がります。(なるべく手間のかからない方法でOK!)
① 縁起・験担ぎ・開運系おすすめメニュー
おせち料理のバラ売りのようなメニューをイメージしていますが、無理に寄せすぎず、普段通りのメニューでかまいません。
例1:長生きしましょっ:「海老フライ」
腰が曲がるまで“長生きできるように”と長寿を願う
例2:2026年も見通しOK!:「れんこんのきんぴら」
穴が開いているので“将来の見通しが良い”ことを願う
例3:新年はめでたい!「よろ昆布茶漬け」
“よろこぶ”の語呂合わせで縁起物と言われている② 午年(うま年)・令和八年・2026年を祝おう!おすすめメニュー
例1:うまうまスタミナ焼き
例2:祝!令和八年☆末広がり小鉢八寸盛り合わせ
例3:ニューイヤー記念!通常○○円→今日だけ!2026円!
今日だけ、〇日まで、限定〇食、など期限を設けるようにしましょう。③ お正月疲れの体を労ろう☆おすすめメニュー
例1:胃にやさしい一品「大根と白菜の煮つけ」
例2:カロリー控えめ「豆腐サラダ」
例3:胃をととのえる「七草がゆ」(1月7日)
年明けバージョン!手間をかけなくても売れるメニュー②
二つ目は、いつものメニューを少し変化させることです。ワンオペの場合はある程度、制限があるとは思いますが、特に常連さんには少しの変化でも魅力や新鮮さを感じていただけます。また、期間限定にすることで、お店側の負担を最小限の抑えながら注文数を伸ばすことが可能です。
例えば、以下の方法で実践できます。
1. 量を変える
例1:小さくしてみる
通常は一人前で提供しているメニューをハーフサイズにしてみましょう。
お客様にとって「一人前では注文を諦めていたメニューのハーフサイズ」は、とても心が躍りますし、食べていただくキッカケにもなります。この時の価格設定は、一人前の半分以上の金額でも構いません。
例2:大きくしてみる
ビッグサイズにすると驚かれそうなメニューを販売してみましょう。
数名で来店される方向けにはなりますが、器さえ用意できれば可能です。例えば“お茶碗サイズの茶わん蒸し”や“山盛りミートスパゲティ”など、は、席にお届けする際「わあ~!」と、歓声があがり喜んでいただけることも多いです。その際、余裕があれば「撮影されますか?」と一声かけてみましょう。提供する側が楽しさを演出するのも美味しく召し上がっていただくための大切な調味料です。
2. 器を変える
器を変えていつもと違う雰囲気を演出してみましょう。
例1:一皿で提供しているカレーライスを、深くて小さい器にルーだけを盛る。ライスを別添えにしたり、フランスパンとセットで販売したりする。
例2:牡蠣のオイル漬けを小鉢の器ではなく、シャンパングラスに入れる
※見た目がスタイリッシュで華やかになりますが、グラスに匂いが残る可能性があるので、ご了承ください
3. 形を変える
例1:丸い形が定番のお好み焼きを正方形で作ってみる
他のお客様から「あれは何ですか?」とオーダーにつながる質問が増える可能性大です。
例2:ちらし寿司を“てまり寿司”に変更する
“てまり寿司”とは卵の三分の二くらいの大きさに丸めたお寿司のことです。通常のお寿司とは違い、技術がいらないので誰でも簡単に作れるうえ、ぐっと可愛い見た目に変身します。
あとがき
いかがでしたか?
今回ご紹介した内容は、どれも「特別な仕込み」や「新しいレシピ」を必要としない、今日すぐに取り入れられる工夫ばかりです。
飲食店、特にワンオペ営業では「何か変えたい」「でも時間も体力も限界」そんな葛藤を抱えながら営業されている方が多いのではないでしょうか。
そして、今年のお正月がお休みだった方はどこか心がソワソワし、年末年始ぶっ通しで営業している方は疲労が蓄積された状態で新年を迎えられたのではと思います。
私自身、現場に立っていた頃は「もう少し時間の余裕があれば…」「あと一人スタッフがいれば…」「もっとお客様に楽しんでもらいたいのに…」など、何かしたいと思いながらもできないことが多く、目の前の営業をこなすのが精一杯でした。
そうして開業10年を迎えるころに蓄積されて気付いたことは 「売れる工夫は、時間やお金をかけずにできる」ということです。料理の味を変えなくても、材料を増やさなくても、人手を増やさなくても「見せ方」「伝え方」を少し変えるだけで、お客様の反応も、注文の流れも、驚くほど変わります。
本年も無理せず、でもしっかり売れる。そんな現場目線のヒントをお届けしてまいります。最後までお読みいただき本当にありがとうございました。今年もよろしくお願いします。
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