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《第16回》ワンオペでもOK!飲食店の客単価アップ術24-スキマ時間に完成!卓上POPでテーブル営業
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愛嬌接客®専門家の木村氏による、飲食店向け接客コラム第16弾!
人手不足やコスト高により、ワンオペ経営の飲食店が増えてきている昨今。忙しい中でもちょっとした接客テクニックを取り入れることで、満足度の向上だけでなく客単価アップにもつなげることができます。
本コラムでは誰でもすぐに実践できるテクニックを全24回に分けて余すことなくご紹介!
第16回は、卓上POPを活用して自動的に客単価を上げる方法を伝授!
一般的に集客が落ち込む2月だからこそ取り組みたい、POP活用テクニックを実践的にご紹介します。目次
まえがき
早くも1月の後半ですね。飲食業界は「二八(にっぱち)」といい、2月と8月は「閑散期」でお客様のご来店が減ってしまう時期でもあります。そう聞くと確かに、12月・1月、3月・4月・5月は、プライベートでもお金の消費が普段より増えますので「1月の後半から2月いっぱいは外食を控えよう」と思われる傾向になってしまうのも納得です。
ですが、飲食店を経営する上でこの期間をどう過ごすか?が大事だと私は思います。長期の休みを取り、旅行や体のメンテナンスに使うのも素敵な過ごし方だと思います。一方で、定休日以外の休日を作ることに抵抗を感じる方も多いでしょう。そういった方は、卓上POPを作ってみませんか?「卓上POP」をおすすめする理由
「今さら~?」と思われるかもしれませんが、卓上POPは「もう一人の営業さん」というポジションです。ですので、私がおすすめする卓上POPはPCを使わず「手作り」にこだわります。工作が苦手な方でも、折って貼るだけで形は完成するので安心してくださいね。それに、「頑張って作った感」が伝わるPOPは今の時代は貴重ですから、テーブルに着席されたお客様の目を引く要素にもなります。
この閑散期を客席に座って「暇だな~」と、スマホを見て時間がすぎるのはもったいないです!とてもカンタンですから作ってみてください。
また、既に卓上POPがある方は、作り替えとして作成してみてくださいね。
準備するもの
・いらないA4サイズのチラシ(できれば裏面が白色) ×数枚
※試作用
・無地のA4サイズのコピー用紙×数枚
・あれば無地のA4サイズの(折り目がつけられる程度の)固めの用紙
・黒を含めた色ペン数本
・のりorセロハンテープ
まずはお試し&下書き
いきなり清書!ではなく、まずはお試しで作ってみましょう!いらないA4サイズのチラシ(できれば裏面が白色)で作ってください。折り方は、白が表になるように折ります。できあがったら、白い面に書きたい内容を書きましょう。この時はお試しですから、書く時にPOPの形が崩れても気にする必要はありません。出来上がったら繋げてみて、文字の位置や大きさのバランスなども確認しましょう。
実際の作成順
①用紙に折り目をつける
②書きたい面に書く
③形を作り、のりしろの部分を合わせる
先に、形を作ってしまってからだと書きにくいので、用紙をつなぐのは最後にしましょう。
手づくりPOP基本の4パターンと折り方・作り方
卓上POPは、A4のコピー用紙で誰でもカンタンに作ることができます。100円均一ショップだと安価でカラフルな用紙が販売していたり、コピー用紙よりも硬めの紙が売っているお店もあります。ですので「どんな用紙で作るか?」というアレンジも考えてみてください。
①三角型
②正方形
③スタンド型
④円柱型
POPの内容
下の図は、スタンド型に折った場合のサンプルです。
イメージとして情報を配置しましたので参考にしてください。
①メニュー名
②価格
③商品のイラスト(または画像)
④食感オノマトペ ※詳細は第9回を参考にしてください
⑤産地や生産者
⑥こだわり
卓上POPは小さいので、あまり詰め込みすぎると読めません。そのため上記くらいの情報量がベストですが、書きたいことがたくさんあったり字が小さくなりそうであれば、二面使いましょう。
※注意
三面に増やすと面倒で見ていただけない可能性があります。
参考記事 【第9回】“アツアツ” “とろ〜り”など食欲をそそる「食感オノマトペ」を使ってみよう

おしゃれである必要はナシ
以前、第13回でもお伝えしましたが「おしゃれ」より「わかりやすさ」が注文に繋がります。
関連記事 【第13回】売りたい商品が売れるメニューブックを作ろう
私の体験ですが、高級な和食店で、とても達筆な巻物形態のメニューを渡されたことがありました。それ自体は大変美しい物ですが、何と書いてあるのか全く分からず、かといって忙しそうな従業員さんに聞くのも申し訳なく、値段の部分だけを一生懸命解読した記憶があります(笑)。これは一例ですが、おしゃれでも分かりにくいと注文には繋がりません。
下手な字や絵も「ウリ」になる時代
とはいえ、自分の字に自信のない方は躊躇してしまうかもしれませんが、まずは「丁寧に書く」ということを心がけてみてはいかがでしょうか?ペンをしっかり持ち、ゆっくり書くだけでもなぐり書きのような文字にはならないでしょう。「丁寧に書く=読みやすい」なので心配いりません。それに今は「癖の強い文字」も「下手な絵(イラストや挿絵なども)」味がある、面白いなどと、お客様に楽しんでもらえる要素の一つになるので不安にならなくて大丈夫です(笑)。
アレンジの方法
おすすめメニューを記載するのもいいですが、以下のようなことも書いてみてください。
お客様が手に取ってじっくり読んでくださることにも繋がり、「卓上POP」がお店やあなたのファンを生むアイテムの一つになる可能性が高まります。これを続けると、お客様自ら「テーブルのPOPを見たんですけど~」と、話しかけてくださる方が現れるでしょう。
・私の好きな○○ベスト3 ※理由も添えて
・本当は教えたくない○○(お店がある街や自分の故郷など)の㊙スポット
・最近のマイブーム
・お客様、教えてください!
(自分が疑問に思っていることや、気になったことなど)
・うちの○○自慢 (自分のお孫さんや買っているペットの画像。ただしお孫さんは使用したい画像の許可を得てから)
・よく見ていたテレビ番組
ほんの一例ですので、もっとアレンジしたり、お客様に好評なシリーズは続けてみましょう。
交換の頻度
卓上POPは、お客様に近い場所にあるので、思った以上に汚れます。紙で作ったものは拭けないので
一週間から一ヶ月程度が交換の目安時期かと思います。しばらく使いたい内容の卓上POPなら、ラミネート加工(透明のビニール加工)したものを貼り合わせるなどもおすすめします。円柱型は難しいですが、三角型・正方形・スタンド型は可能です。もし店内POPやメニューも含めて、頻繁に取り換えるのであれば、思い切ってラミネーター(ラミネートする機械)を購入するのも良いでしょう。なお、素材にこだわらなければラミネートフィルムも100円均一ショップで販売しているお店もあるので費用を抑えることができます。
注意すること
卓上POP作りが慣れてくると、いろんなアレンジ方法が浮かんでくるかとは思いますが「著作権を侵害していないか?」という目線は常に持ちましょう。例えば、Webから無断で切り抜いた画像をPOPで使用したり有名人の顔を張り付けたり。現在はAIでも手軽に画像を作成してくれます。見た目も楽しく華やかになるので、お客様がSNSで貴店名も含めてPOPを撮影した画像をアップロードくださることもあるでしょう。その時に「無断転用」と拡散される可能性もゼロではありません。何より今はお客様も「著作権」に敏感な方も増えています。「お店=信頼」を大切にしながらアイディアを形にしてくださいね。
あとがき
いかがでしたか?今回ご紹介した卓上POPは、あなたの代わりに伝え、売上づくりを手伝ってくれる心強い存在です。そして手作りのPOPに反応してくださるお客様も一定数いらっしゃいます。貴店のファン作りツールの一つにもなることを祈っております。
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