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従業員がみなオリジナルのユニフォーム着ていれば、スタッフに連帯感が生まれ、お客様の見え方も変わってくるかもしれません。ここでは、オリジナルユニフォーム作りについて解説していきます。ちなみに、白色はNG。その理由お分かりですか?
お店のコンセプトを整理
ユニフォーム作りをスタートさせる前に、まずはお店のコンセプトを整理。極端な例ですが、あなたのお店がハンバーガーカフェなのに、スタッフが甚平を着ていたらどうでしょうか。これはこれで面白いアイディアかもしれませんが、普通は考えられませんよね。
まずはどんな料理を出すのか、お客様にどういう印象を持っていただきたいのかなど、お店のコンセプトを出し、それに見合ったユニフォームをイメージしましょう。ボディを決めよう
簡単に作れるものを挙げると、Tシャツ、ポロシャツ、カッターシャツなどがあります。その他にもハッピやカフェエプロン、さらにはチャイナドレスまで。思い浮かぶものはほぼオリジナルで製作することが可能です。コストと用途をしっかり考えて、適切なボディを選択しましょう。
カラーを決めよう
カラーは汚れが目立たない色を選択するようにしましょう。飲食店は日々食べ物や油汚れと隣り合わせの業務です。真っ白のユニフォームでは汚れが目立って1日のうちに何度も着替えないといけなくなってしまうかもしれません。とはいえ、接客の場合は白の方が清潔感を感じさせます。ユニフォームを着るスタッフがどういう業務をするかも考慮する必要があるでしょう。
デザインを決めよう
ユニフォームはお店のロゴを入れるのが一般的。プリント印刷で入れるのか、刺繍で入れるのかなど、方法はたくさんあります。制作業者にサンプルを見せてもらい、イメージにぴったりの方法を相談してみましょう。
デザイン入稿データの作成・入稿
実際にボディのテンプレートデータに、ロゴや文字などのデザインを入れ、製作業者に入稿します。入稿データはイラストレーターでの制作が主流ですが、手描きでも制作業者がデータに起こしてくれるサービスもあるので、まずは相談してみましょう。
Tシャツやポロシャツは安価でおすすめ
初めてのユニフォーム制作なら、安価で使いやすいTシャツやポロシャツがおすすめ。ほとんどのユニフォーム製作業者にもボディのレパートリーがあるので、スムーズに進められます。
まずは相談しやすい製作業者を決めて細かい所は担当者との専門的な視点からアドバイスをもらうのもひとつの手です。印刷手法や、ボディの素材など、細かい部分まで専門スタッフに相談しながら作れば、こだわりのオリジナルユニフォームが簡単に制作できるでしょう。スタッフの入れ替わりが多い飲食店はレンタルも選択肢の1つ
飲食店で働いているスタッフは、正社員として雇用されているケースは少なく、アルバイト社員であることが多いと言えます。そのため、大学に入学してから飲食店で働き始め、就職などを理由に辞める場合や他のお店の給与条件の方が良いことなどを理由に辞めるなど、飲食店はスタッフの入れ替わりが多いと言えます。
採用するたびにスタッフに新しい制服を支給するとなると、洗い替えなども含めて複数枚支給することになるため、入れ替わりが多いとそのコストも膨大になってくると言えるでしょう。そのような課題を克服する方法として登場するのが、制服を支給するのではなく、レンタルに変えるという方法です。制服のレンタルとはどんな仕組みなのでしょうか?制服レンタルのシステム
制服レンタルは、クリーニング付きのものとただ制服をレンタルするだけのものに大きく分けられます。クリーニング付きの制服レンタルには、各個人に専用のユニフォームを貸与する個人貸システムと、サイズごとに枚数を設定して職場内で使い回す枚数貸システムがあります。個人貸システムは1名当たりの月額料金になるため正社員が多い業種向きです。枚数貸システムは1枚当たりの月額料金になるため入退社が多い業種向きです。それぞれ契約内容が異なっているため、自分の業種に合ったものを選ぶようにしましょう。
制服レンタルのメリット
制服レンタルを導入した場合はどのようなメリットがあるのでしょうか?制服レンタルのメリットについて詳しく見ていきましょう。
コスト軽減
入退社がいつ発生するか分からない場合には、ある程度の制服のストックを用意しておく必要があります。しかし、制服のストックと言っても、男性用・女性用といった性別による違いのほか、サイズによる違いもあるため、ストックを用意するとなると、無駄なコストが発生することになります。
レンタルの場合には、必要な時に必要な分だけ制服のレンタル契約を締結するだけなので、制服にかかるコストを抑えることにつながるでしょう。管理業務軽減
自社で制服の管理を行うとなると、入退社が頻繁に発生する時期などは、在庫管理や補修・交換といったメンテナンスが重なるため、社内での管理が追い付かなくなる可能性があります。
制服のレンタルを行った場合には、これらの管理業務を全てレンタル業者が代理で行ってくれます。飲食店は、管理業務を全て任せることによって、管理の手間を省くことができるため、飲食店の経営に集中しやすくなるでしょう。衛生面の向上
支給した制服の洗濯を従業員に任せている場合には、汚れが完全に落ちきらないケースもあるため、見た目的にも衛生面的にもあまり良くないと言えます。
しかし、制服のレンタルの中でクリーニングが含まれている契約の場合は、通常の洗濯では落としきることができない汚れも、水温や洗剤の調整を行うことできれいに落とすことが可能です。常に清潔な状態の制服を使用することになるため、飲食店の印象が良くなるだけでなく、従業員の士気の向上にもつながると言えるでしょう。制服レンタルのデメリット
制服レンタルを導入することによって、コスト軽減、管理業務軽減、衛生面の向上といったメリットが挙げられますが、どんなデメリットがあるのでしょうか?デメリットについて見ていきましょう。
違約金が発生する
制服レンタルの契約期間は1ヶ月といった短い単位ではなく、数年単位であるのが一般的です。多くのレンタル業者が、2~5年の範囲での契約となっています。基本的に、契約期間が長い場合はレンタル費用が安く、短い場合はレンタル費用が高く設定されています。
契約期間が満了していないにも関わらず、解約や制服のデザインの変更する場合には、解約違約金や未償却費の請求が生じる可能性があります。「制服レンタルがどんなものか試してみたい」といった感じで、気軽に契約できないことがデメリットと言えるでしょう。弁償しなければならない
自社で購入した制服の所有権は自身にありますが、レンタルした制服の所有権はレンタル業者にあります。あくまでも、制服を貸与されているという状態であるため、取り扱いには注意が必要です。
特に多いのが、退社時に制服を返却しないまま退社してしまうケースです。本人との連絡がつかず、回収できなかった場合は弁償することになります。弁償の内容は、レンタル業者によって一定であったり、契約期間の残月数によって弁償額が変動したりします。それぞれの業者で弁償内容が異なっているため、後でトラブルになることを防ぐためにも、契約内容を事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント
○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。
○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
開業資金に関する相談、物件探し、事業計画書の作成やその他の店舗開業における課題の解決に取り組む。- NEW最新記事
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