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「彼氏(彼女)いる?」飲食店の採用面接で聞いてはいけない2点

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面接時の留意点・注意点をまとめました。
応募者に聞くと不適切とされ、最悪の場合は罰則が科せられる質問もあります。
必ずチェックしておきましょう。

応募者の「人となり」を見極めること

面接は、履歴書に書かれているプロフィールを確認する場ではありません。
実際に会わないと分からない「人となり」を見極める場だと考えましょう。

不適切な質問にはくれぐれも注意する

面接では応募者に対し、何でも聞いてもOKと思ってはいませんか?
日本の憲法では、すべての人に職業選択の自由を保障し、企業にも採用の自由が認められています。
しかし、採用選考における面接などでは応募者の基本的人権を侵害するような質問はしてはいけません。

次の内容について質問を行うのは採用面接においては偏見と差別につながる原因になるとして、不適切とされています。

本人に責任のない事項

本籍地、住居やその環境、家族関係・家庭環境、家族の職業・家庭の資産などは本人には責任がありません。

例:「住んでいる地域はどんな環境ですか」、「ご両親の学歴は?」など

本来自由であるべきもの

思想・信条、性に限定しての質問などは本来自由であるプライバシーに関することです。

例:「支持政党を教えてください」、「彼氏(彼女)はいますか?」など

個人情報の取扱い、違反すると罰金も

職業安定法では、先に挙げた本人には責任のない事項、本来自由であるべき内容などについての情報を収集することは認められていません。
違反したときは、罰則(6カ月以下の懲役又は30万円以下の罰金)が科せられる場合もあります。
詳しくは厚生労働省が配布している採用に関するガイドブックなどを参考にしてください。

厚生労働省・公正な採用選考について

面接終わりは条件などの確認も忘れずに

面接終盤、応募者から改めて質問はないか再確認をしてください。
また採否の結果については連絡方法、目安の時期を伝えること。
給与や勤務時間など待遇についてはお互いの認識にズレがないよう、しっかりと説明を。
そして最後に自分の店で働きたいと思ってくれたことへの感謝の気持ち、そして面接への労いの言葉をかけてあげましょう。

この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント

○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。

○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
開業資金に関する相談、物件探し、事業計画書の作成やその他の店舗開業における課題の解決に取り組む。

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