お店のこと、はじめる前も、はじめた後も。

2017/09/19

店づくりは最初に物語を作ることから。このクレープは田舎の花屋の息子が焼くクレープ

自分が考えたストーリーから大きく脱線するものでは成功しない。

  • 掛川哲司/TAJIMAJI

代官山にある人気のビストロ「Ata」のオーナーシェフ・掛川哲司さんが新たに開業したクレープ店「TAJIMAJI」は、「クレープと花」というコンセプトと、その見た目の美しさでInstagramなどのSNSなどを通じて、その存在が一気に広まりました。しかし、掛川さんは、その広まり具合に疑問を感じ、お店のこれからについてもっと高次元で考えていらっしゃいます。
都内屈指の人気店を営む、シェフと経営者、両方の顔を持つ掛川さんに、飲食店のノウハウを伺いました。

まず、「クレープと、花と、物語を。」をお店のコンセプトに掲げた理由について教えてください。

クレープは子どもの頃から好きなお菓子なのですが、僕だったらもっと美味しくつくることができると思っていたことが「TAJIMAJI」を始めるきっかけですね。また、以前から花を扱ってみたいと考えていたので、店を立ち上げるにあたり、いい機会だなと。花束とクレープ、形も似ていますしね(笑)。

そもそも僕にとって店づくりは最初に物語を作ることからスタートします。「TAJIMAJI」は田舎の花屋の息子がやっているクレープ屋。その息子はかつて世界中を旅しながら庭を作り、恋もしてきた。それで地元に戻ってきてからは、恋した女性を想い、彼女をイメージしながらクレープをつくる、というストーリーがあります。自分が脚本家になったつもりで実際に文章として綴るのです。その世界観を店内のインテリアやクレープ、お花で表現しているんです。

掛川哲司

1978年生まれ。株式会社Arbeta 代表取締役。「オー・ミラドー」(神奈川県箱根町)、「ナリサワ」(東京・青山)を経て、「デイルズフォード・オーガニック」(東京・青山、閉店)でシェフを務めた後、2012年に「Ata」(東京・代官山)を独立開業。「TAJIMAJI」のほか、カレー専門店「GOOD LUCK CURRY」(東京・渋谷)のオーナーも務める。

TAJIMAJIhttp://www.tajimaji.jp/
東京都渋谷区猿楽町2–5

東京・代官山にあるビストロ「Ata」のオーナーシェフである掛川哲司氏が手掛けるクレープ店。「クレープと、花と、物語を。」をコンセプトにしており、店内では花束も販売。店名の「TAJIMAJI」は、中世ヨーロッパ時代にあったブーケ「Tussy Mussy(タジマジ)」に由来。21時からはお酒とスイーツを楽しめるバーとしても営業。2017年4月にオープン。

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