2017年2月24日からスタートしたプレミアムフライデー。その取組みの仕組みと飲食店や小売店がビジネスチャンスとなるためには何をするべきか?を考察します。
プレミアムフライデーは、アメリカで「ブラックフライデー」と呼ばれる、感謝祭の翌日、11月の第4金曜日に行われる大規模なセールを参考にしていると言われています。日本語では「黒字の金曜日」ですが、まさに「赤字のお店でもこの日は黒字になる」というイベントです。ショッピングモールを展開するイオンでは、2016年にブラックフライデーに合わせたセールを開催し、黒字を達成したと発表しました。日本版ブラックフライデーでも目に見えて消費拡大があったことから、プレミアムフライデーも一定の消費拡大の可能性があります。
プレミアムフライデーは、政府および経団連が中心となって実施する取組みのことで、月末の金曜日、午後3時の退社を推進し、食事や買い物、旅行といった余暇を楽しめるようにする制度です。働き方の改革はもちろん、消費の拡大を目的としています。
