普通は手を出さないような特殊な市場、小さな市場。
そこにあえてチャレンジして、シェアナンバーワンを獲得するという経営戦略があります。
「小さな1位をたくさんとれ」
簡単に言うと、ライバルがいない隙間産業を狙って一発儲けようという戦略。
この隙間産業とは事業自体を指すこともありますし、サービス内容、価格、時間帯、地域など、細分化したポイントに注目することよって成功した事例がたくさんあります。
ニッチ市場、隙間産業などというと、今まで世の中になかった革新的なものと思われがちですが、同じような商品を扱っていても、価格が違えば差別化が可能。
同じような経営をしているラーメン店でも、夜20時で閉まるところと24時間営業のところでは、同じようでまったく違う戦略を実施しています。
さて、マーテティング用語であるこの施策のことを何と言うのでしょうか。
■ 回答 ■
ランチェスター戦略
ランチェスター戦略とは、第一次世界大戦で用いられた軍事戦略を基準に、マーケティング理論として日本で研究されて体系化されたものです。
日本の大手企業であるソフトバンク、アサヒビール、エイチ・アイ・エス、ソニー、セブンイレブンなどはランチェスター戦略をうまく駆使して大きく成長したと言われています。
