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これからの飲食業界に必要不可欠!?注目を集める「フードテック」とは?

これからの飲食業界に必要不可欠!?注目を集める「フードテック」とは?

近ごろ、世界的に「食に対する考え方」が見直されてきていることをご存知でしょうか。そこで注目されている言葉が「フードテック」です。テクノロジーを食に取り入れることで新しい価値を生み出すことができるため、これまでになかったビジネスの実現が期待されているのです。今回はフードテックがどのようなシーンでどのような効果をもたらすのか、紹介していきます。

フードテックとは?

フードテックは「食(Food)」と「テクノロジー(Teck)」を融合させた造語です。テクノロジーを用いることによって、食を取り巻く新しい商品やサービスを生み出すことができます。例えば、AIを利用した野菜の栽培。温度調整や肥料などを1日1日の異なる天候に合わせて行ったり、生育状況を把握できたりします。これにより、効率よく生産できるようになるため農業の負担減が実現できました。今後のフードテック市場規模は700兆円に上がるとも言われています。

フードテックが目指す食の未来

新しい技術や商品の生産だけでなく、これまで問題視されてきた食品ロスや人手不足、近ごろ新たに問題となってきた食糧問題などの改善にも期待されています。ここではフードテックの導入で改善される課題を紹介します。

菜食主義や健康を意識した食品の開発

食肉の代わりに植物を利用している食品を取り扱うスーパーやお店が多く見受けられます。これは菜食主義の方や健康を気にされている方向けに開発されました。このように食のニーズの幅が広がることによって、これまで手放さざるを得なかったユーザーの獲得を実現できます。

人手不足の改善

日本では、人口の減少などにより農業や漁業、製造業の人材が不足している課題があります。フードテックの導入により、人手が必要としていた「管理」をAIにて補うことができるため、人手不足の解消や人件費の削減にもつながります。

食糧問題(食品ロスや飢餓)の解決

先進国の食に対する需要が高まっている一方で、廃棄されていく食品は毎年膨大な量になっています。日本でも年間約600万トンも廃棄されているのです。この課題に対して、フードテックは、AI分析による生産数や発注数、在庫数の管理を最適化するシステムや食品自体を長持ちさせるための保存技術が進んでいます。この技術は飢餓に苦しむ国や人へ食品を届けるためにも役立っています。

世界的に人口は増加傾向にありますが、それに反する形で食糧は減っています。フードテックを取り入れることにより、食品ロスを抑え効率的な生産の実現が可能になります。

近ごろは、ミシュランガイドでも食品ロスを減らすために「グリーンスター」という新たな指標が設けられています。
ミシュランの新指標「グリーンスター」ってなに?

コロナ禍でも活躍!フードテックを利用した店舗での取り組み

新型コロナウイルスがきっかけで社会全体のデジタル化が進み、ピンチをチャンスととらえた新たなサービスも生まれています。未来を見据えた店舗経営の新たな手法の事例も交えて紹介します。

Eコマースの活用

店内飲食の売上減少を受け、Eコマースに乗り出す飲食店も増えています。たとえば人気ラーメン店「AFURI」もそのひとつ。
2020年4月から看板メニューの「柚子塩らーめん」のミールキットの販売をスタートさせています。
今では飲食店の通販事業をサポートしてくれるECサイトのプラットフォームも多くあり、比較的スムーズに始められる状況にあるといってもよいでしょう。ただし注意が必要なのは営業許可。

ECサイトで食品を販売する場合、つくるものに応じて製造業や販売業の許認可が必要になります。飲食店の営業許可は、店内提供に対する許可ですのでご注意ください。
加えて、販売する食品には「食品表示」や賞味期限・消費期限の設定など必須条件がいくつかありますので、詳しくは許可申請を行う所管の保健所などで確認が必要です。

また最近ではプロがつくった料理を食べたいと望んでいる人たちのもとにシェフ自ら出向き、料理をつくって振舞うサービスも増えています。
これは料理人が登録しているサイトに利用者がアクセスし、値段や料理内容などからオーダーするという仕組み。今や店舗経営は店内飲食だけではない新たな販売チャネルを複数持つことが求められているのです。

テイクアウトの活用

コロナ禍に合わせて完全に非接触対応を行っているテイクアウト専門のハンバーガー店「ブルースターバーガー」。店舗ではオリジナルアプリやタブレットレジの設けており、ユーザーの購買行動に合わせた対応を行っています。アプリで注文した場合、受け取り時間が把握できるため待ち時間を削減できます。完全キャッシュレスなのでコロナ禍のニーズにあった業態です。
また、ユーザー層の分析から売上までを全て電子化して把握できるため、無駄なコストをかけることも減ります。

話題の「ブルースターバーガー」や「から揚げの天才」など、フランチャイズチェーンが実践している時代を見据えた販売戦略

フードテックは食の可能性を広げることができます。食の可能性が広がればいままで見落とされていたニーズの獲得や食に関する新たなビジネスが生まれるかもしれません。ご自身の店舗でフードテックを導入すると考えたとき店舗運営で必要なサービスや食材、管理などを見つめ直す機会になるのではないでしょうか。

この記事の監修
株式会社USEN/canaeru 開業コンサルタント

○会社事業内容
IoTプラットフォーム事業・音楽配信事業・エネルギー事業・保険事業・店舗開業支援事業・店舗運用支援事業・店舗通販事業。

○canaeru 開業コンサルタント
銀行出身者、日本政策金融公庫出身者、不動産業界出身者、元飲食店オーナーを中心に構成された店舗開業のプロフェッショナル集団。
開業資金に関する相談、物件探し、事業計画書の作成やその他の店舗開業における課題の解決に取り組む。

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